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反原発団体、佐賀県庁で抗議活動 山本太郎氏も参加 | ||
玄海原発2、3号機の再稼働に反対する佐賀県内外の市民団体のメンバーら約200人が11日、県庁前で抗議行動を展開、古川康知事に再稼働を容認しないよう求めた。「原発いらんばい」などと書いた横断幕を掲げ、脱原発をアピールした。
抗議にはタレントの山本太郎さんも駆け付け、「ストレステスト(耐性検査)のクリアが、再開のお墨付きとなることを疑うべき。分かってもらえるまでアクションし続けなければ」と訴えた。
参加者は知事への要望書を渡そうと、知事室のある本館前で太鼓などを鳴らしてアピール。「庁舎管理の面から制限せざるを得ない」として入館を阻止する職員ともみ合いになり、一時、騒然となった。その後、県民ホールで原子力安全対策課の職員に要望書を手渡した。
抗議行動は、全国の脱原発の市民団体でつくる「『わたしたちがつくるエネルギーの明日』プロジェクト」が4日から続けている緊急アクションの一環。呼び掛けた深江守さん(北九州市)は再稼働の判断が延期になった点を評価しながらも「簡易テストで事態を乗り切ろうという県民を愚弄(ぐろう)する姑息(こそく)な思惑も透けて見える。脱原発の思いを広く伝え、2、3号機の再開阻止と1号機廃炉を訴えたい」と話した。 |
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2011年07月11日更新 |