2011年5月17日 18時7分 更新:5月17日 23時30分
北沢俊美防衛相は17日の参院外交防衛委員会で、日米両政府が14年までに完成するとしている米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設について「沖縄との調整が長引いており、完成はなかなか厳しい」と述べ、日米合意の履行は困難になっていると表明した。その上で、6月下旬にも開く外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)では「この問題をどう扱うかは当然議題になる」と述べ、期限を見直さざるを得ないとの認識を示した。自民党の佐藤正久議員への答弁。