NHK佐賀県のニュース　佐賀放送局

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原発反対派が県に要請活動

九州電力玄海原子力発電所の２号機と３号機について、脱原発を訴えるグループが１１日に県庁を訪れ、運転再開の判断をしないよう知事に求める要請活動を行いました。要請活動を行ったのは「脱原発ネットワーク九州」のメンバーらで、１１日は１００人余りが県庁を訪れました。メンバーらは原発をめぐる要望書を直接、古川知事に手渡そうとしたため、県職員ともみ合いになり、知事室の周辺などが一時騒然となりました。このあと、原子力安全対策課の担当者が知事に代わって要望書を受け取りました。要請活動を行った人たちは、福島第一原子力発電所の事故のあとも原発の安全性が確保されていないと主張していて、要望でも原発の運転再開は、多くの人の命を危険にさらすとして、知事に認めないよう求めています。要望書を受け取った県の担当者は「この内容については必ず知事に伝えます」と答えるにとどまりました。「脱原発ネットワーク九州」の小坂正則さんは「玄海原発の再稼動をめぐる判断については、佐賀県はもちろん九州中が注目している。古川知事には国民の意見に耳を傾け、良識ある判断をしてほしい」と話していました。

07月11日　19時22分

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