2011年04月07日 21時13分29秒

がれきの山を発電燃料に!

テーマ:ブログ

今日から「ラジオ日経」の人気番組「マーケット・トレンド」にて、世界の動きを分析し日本の未来を読むコーナーをスタートすることになりました。


アメリカ大使館の向かいにあるスタジオから情報発信をするのも久しぶりのこと。


本日は「東日本大震災後のエネルギー政策」と題して、進行役の山本かおるさんの質問に応える形で“船出”しました。


浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

福島原発事故の影響は相変わらず深刻なまま。


全漁連が汚染水を海に放出しないように農水省に要請した4時間後に、経産省が放出にゴーサインを出してしまうという現政権の体たらくと閣内不一致には海外からも不信と非難の大波が押し寄せています。


海洋汚染に対する感度の鈍さはエネルギー戦略の欠如そのもの。


ところで被災地で大量に発生しているがれきの山。


これを早急に処理しなければ復興も進みません。


しかし、こうしたがれきを発電燃料に転換する技術があるのです。


それは産業廃棄物や家庭ごみをコンクリートであろうが鉄くずであろうが、粉砕してガス発電の材料にするクリーン・エネルギー技術。


マグニチュード9.3の巨大地震と津波被害にあったインドでも導入が進んでいます。


こうした先端技術を活用できれば、「がれきの処分、クリーンで安価な電力供給、新規雇用の確保」と三拍子揃うことになります。


日米の震災復興協力のシンボルにもなるはず。


アメリカからは無償での技術提供の申し出があります。


新たな循環型エネルギー立国を目指す上で得難い提案だと思います。


小生、先の参議院外交防衛委員会でこのことを紹介したのですが、残念ながら、菅政権は馬耳東風でした。


そんな話題を織り交ぜての15分間。


聴き逃した方は「ラジオ日経」のホームページから、いつでも無料でお聴き頂けます。


お楽しみ下さい。


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コメント

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1 ■そのようなエネルギー活用法が

あるのですね!
実現できれば復興も
ずっと早まると思います。

アメリカが無償で申し出てくれているなんて
本当にありがたく感謝するばかり。
このような方法を
どうして現政権は即採用しようとしないのでしょう?
自国のことなのに、
不思議でたまりません。

2 ■無題

ガレキの山を発電燃料にですか?
一瞬なに言ってんだ?
と、思いましたがガレキ撤去費を考えれば、それもいいかもしれませんね。
いま被災地の現状ってどうなのでしょうかね?
電気、ガス、水道などって復旧しているのですかね?
本当に被災地よりも原発の報道しかしないようになりましたね。計画節電もどうなったのか?

3 ■将来と生活を託せるのは

 自民党だけです、強くなってください。

4 ■夢の技術

浜田先生
僕は一介のサラリーマンで単純に浜田先生のファンですが、産業廃棄物や家庭ごみをコンクリートであろうが鉄くずであろうが、粉砕してガス発電の材料にするクリーン・エネルギー技術。
そんなものが本当にあるんでしょうか?
もっと詳しい話をお聞きしたいのですが、検索しても中々出てきません。
是非もっと詳しい話を聞きたいです。
よろしくお願いします。

5 ■瓦礫を燃料に

震災後の被災地は何処までも何処までも続く大量の瓦礫の山、テレビで見ていてこの瓦礫が何とか資源にならないのかと思っていました。

原発事故やCO2の問題で代替エネルギーが送球に求められている日本でこの瓦礫がエネルギーとして使えるなら素晴らしいことです。

この話が本当なら政府はこれを活用すべきです。

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