宇都宮市立小4年のタイ国籍の女子児童(9)が8日夕から行方不明となり、11日午後1時ごろ、自宅近くを歩いているのを無事保護された。栃木県警宇都宮東署が、女児が事件に巻き込まれた可能性があるとみて、公開捜査をしていた。女児にけがはなかった。
県警によると、女児は母親らとアパートで4人暮らしで、8日午後3時5分ごろ、児童約10人と集団下校し、同3時半ごろ、自宅約30メートル手前で他の児童と別れた。その後、女児が走り去るのが目撃されたが帰宅しなかった。このため、母親から同日午後9時すぎ、同署に「捜しても帰って来ない」と通報があり、同署が付近を捜していた。【岩壁峻】
毎日新聞 2011年7月11日 13時36分(最終更新 7月11日 14時46分)