2011年07月10日

大阪から兵庫へ

/モーニング/臨休のラーメン屋/寿司十貫で五百円/龍旗信なんば店にて龍旗信ラーメン/楓林ラーメン芦屋店にて楓林ラーメン/マクドナルドJR芦屋店/淡路島/ラーメン2国明石店にてラーメン/

 ホテルでモーニング
 新装開店した頃はガラガラでしたが、「正しいと信じて頑張る」姿勢が評価されたのか、最近ではネット予約もままならないほど混み合っています。

 刈谷で特別快速に乗り換えて大垣まで、大垣から普通で米原へ、米原から特別快速で大阪まで。
 関ヶ原はものすごくいい天気で、緑一面です。

 大阪駅はいつ、どうやって、と不思議なほど一気に生まれ変わっていました。

 以前の古めかしく味のあった大阪駅も良かったですが、今の現代的で効率的な駅構内も悪くありません。
 目的のラーメン屋は2ビル、つまり大阪第二ビルの地下二階、以前に行ったことのある麺屋楼蘭(ろうらん)梅田店@梅田(大阪市北区)の真向かいに開店したシビれるカラさのラーメン屋さん、中本インスパイアと聞いてもの凄く期待してきたらシャッターが閉まっています。

 あちこちのサイトを調べた限りでは十一時から二十二時までの通し営業とのことですが、調べ直してみると日祝は十一時から十五時までの営業、今はまだ十三時半。
 営業時間(定休日)が変わっただけならもう一回来ればいいけど、そうでない理由ならば、、、ととりあえず電話してみるとシャッター越しに電話が鳴っているけど人の気配がしません。
 思い出せないくらい長い時間、店先で呆然としていました。

 お腹がマックスに減っていたので、すぐ近くの目に付いたカウンター寿司やに入ってみました。

 大きな暖簾に書かれていたランチサービスの寿司十貫で五百円、東京ならば激安ですが大阪でも激安なのか普通なのか、は、分かりません。
 暖簾を跳ね上げて「ランチセット、まだありますか」と声を掛けて「あります」「お願いします」と答えて座ろうとしたら、座る前にお寿司を0.1秒で握ってテーブルに置きました(つまりは作り置き、角板の上にお寿司が乗せてあります)。
 さすがは大阪、恐れ入りました。
 生ビールを頼んだら、カウンター台に用意された小札を台の上に上げておいてくださいと頼まれ、要するにこの小札で最後に勘定をするんだすね。

 ビールを飲みながら近場の有名店をラーメンマップで探し、ミナミに行くことにしました。

 西梅田からなんばへ、なんば駅に併設されているショッピングモールのなんばCITYの南端にあるなんばこめじるしの南端、神奈川の田舎モノにはミナミのショッピングモールは複雑すぎて三十分も迷ってしまいました。
 龍旗信なんば店@大阪市浪速区、本店に行かなくちゃならないのに行かれないから支店から行くことに妥協しました。
 メニューは塩味のみですので「塩味」とか「醤油味」とかの表記はありません、ラーメンとつけ麺がありますが、まぜそばとかあえそばはありません。
 施設の構成上で仕方ないのかも知れませんが、入口から店内が見えないので食券を買っていったん店内に入って満席だと戻ってきて待ち席で待つという。

 私の場合はたまたま一席空いていたので良かったですが。
 カウンター席のみの店内で窓側が九席、奥に向かって二席とこぢんまりとしていて、それでも店員さんは厨房に二人とホールに一人でした。
 暑かったので冷たいお冷やをゴクゴク飲んで出来上がりを待ちつつ卓上を見渡すと調味料が一切見当たりません、胡椒は習慣的に振りかける人が多いので、無ければないで普通に食べられるし、手間暇掛けて作ったスープの香りを楽しんでもらいたいという思い入れなのでしょう。
 そんなに待たされることなく龍旗信ラーメン七百五十円、殆どのお客さんがラーメンでしたが、一人、二人、千二百円の夏季限定を食べている人がいました。

 スープは甘く感じるほどダシが出ていて、説明によるとムール貝を使っているそうです。
 塩も特にこだわっていて、その辺の「塩ラーメン」とは一線を画した味わい、さっぱりし過ぎていて特徴がないと感じる人もいるんじゃないでしょうか。
 中細麺は真ん丸でとても美味しい、麺の美味しさがスープの美味しさを引き立て、スープの美味しさが麺の美味しさを引き立て、素晴らしいですね。
 白髪ネギや三つ葉が沢山盛り付けられていて、とろっとろに柔らかいチャーシューはスープに沈められていました。

 揚げ葱の香りがいい感じでしたが、板海苔は味のバランスとしては要らないと思いますが見栄え的には必要なんですよね。
 ご馳走様でした、ああ、本店に行きたい。

 暑い中を御堂筋線のなんば駅まで戻り、梅田まで乗って、と。
 大阪駅から神戸線で芦屋へ、駅を降りて地面に立ったところで誰とはなしにしばらく黙祷、十六年前に大地震があって多くの人が亡くなった地。

 数分ほど南へ緩やかな坂を下って国道二号線に出て、少し東に戻ると楓林ラーメン芦屋店@兵庫県芦屋市、通し営業のお店を選んでみました。
 なぜに芦屋駅だけ五軒も六軒もラーメン屋が集中しているのでしょうか、ラーメン好きな人が住んでいるのでしょうか。
 店内は奥に長いカウンターのみで、奥に十三席、窓側に五席とゆったりとした感じ、厨房には男性店員さん二人に女性店員さん一人、この女性店員さんが「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の笑顔がとっても可愛い。

 チェーン店の店員さんは「別に時給が上がるわけじゃないし」な感じが多いのですが、やっぱりラーメンは美味しく食べたいですよね。
 ランチセットが時間延長されて十七時まで販売されていて、まずはそのランチセットを勧めてくるのですが、やんわりと断って楓林ラーメン六百円をお願いしました。
 チェーン店だからな、と思いっきりハードルを下げていましたが、とんでもない、神座インスパイア(って神座もチェーン店じゃないか)かと思うほど白菜たっぷりの白湯スープが美味しいです。


 勢いよく中華鍋を振っていたものなぁ、茹で上がった麺を綺麗にといていたものなぁ。
 細麺はスープに溶け込みそうなほど、白菜やチャーシューと一緒に美味しく食べました。
 途中から生ニラをスープに浸して食べるとこれがまたいい感じ、だからといってたっぷり食べることは出来ませんけどね。
 おろしニンニクや白胡麻も合ったのですが今日はパスしてご馳走様でした。

 これからどうするか、芦屋駅ビルにあった「横濱家系ラーメン」のお店が気になりつつもマクドナルドJR芦屋店でアイスコーヒー。
 一時間ほどのんびりしました。
 色々な理由があって後一軒しか行かれない(一杯しか食べられない)、それじゃ、いきますか。
 芦屋駅から明石駅に向かう途中で窓の向こうに釣り橋が見えます、その先に淡路島、初めて見ました。
 淡路島には美味しいラーメンやさんがあるんだよな、行ってみたい、食べてみたい。

 明石駅から山陽電車鉄道ってのに乗って一駅の西新町駅、駅改装中だったのでバラックでした。
 まっすぐに国道二号線に出て、ゆっくりと西に歩きます。

 誰がどう読んでも「国道二号線沿いのラーメン屋さん」のラーメン2国明石店@兵庫県明石市ホームページ)、以前、この辺りに住んでいた友達によると「昔はかなり店舗数があったんだけど」とのこと。
 現在は四店舗しか残っていないのですが比較的駅に近いのがここ明石店、まあ、ロードサイドのお店に駅から歩いて行くお客さんもいないでしょう。
 ガラッと店内に入るとデコボコしたカウンター席のみ、五席、九席、十三席と竜の背中に席を作った感じで、テレビが真っ正面に見える席に座りました。
 先ずは生ビール三百円、今夜は明石で一人お疲れ様会。

 ビールを運んできてくれた店員さんに「友達に是非食べてきてくれ、って勧められたんですよ」と話しかけ、どうでもいいことを喋ってしまいました。
 数分でしょうか、つい話し込んでしまい、慌てて席を立って壁に沢山並べてあったマンガの中から人間交差点を手にとって読み始めました。
 一話を読んだところで丸皿に乗せられて運ばれてきたラーメン六百五十円、他にもすじラーメンとかニンニクラーメンとか魅力的なメニューがあったのですが、今日はスタンダードから。
 獣臭たっぷりの豚骨醤油スープは神奈川では有名なラーメンショップそのもの、こちらの方がトッピングが豪華であり、このラーメンからは家系のラーメンは発想されないでしょう。

 丸い中太麺もまずまず、茹でモヤシがたっぷりにチャーシューとすじ肉が乗せられています。
 好き嫌いがハッキリする濃い味わいで現代風ではないなぁと勝手に評価していたら、「はい、これでもつまんでください」とチャーシューおつまみ三百五十円を出してくれました。
 この店に初めて来て、次に来ることはまず考えられなくて、私がどういう人かも全く分からないのに、こうやってサービスしてしまうお店。
 ラーメンのトッピングと同じでしたが、ラーメンを食べ終わってからビールのつまみにしました。
 ご馳走様でした、会計でありがとうございましたと頭を下げてお店を出ました。

 国道二号線を西明石駅まで歩くつもりでしたが、こんな広い国道をバスが走っていないわけがない、とバス停をさがしながら歩くと、すぐに見つかった。
 一時間に二本のバスが後五分後にくる、西明石駅まで二百円でした。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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