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佐賀・玄海原発の説明番組宛てに、運転再開に賛成する意見を送るよう九州電力が子会社社員らに要請していた「やらせメール問題」。九電は玄海原発のプルサーマル計画をめぐっても2005年ごろ以降、住民向け説明会に参加するよう社員や子会社社員らに呼び掛け、動員をかけていたことが11日、九電関係者の話で分かった。
地元の「民意」を左右する説明会に関係者をできるだけ多く参加させ、議論を有利に運ぼうとする九電の体質が、今回のやらせ問題につながったとみられる。
また、九電関係者によると、玄海原発の運転再開について、やらせメール問題が発覚した後の今年7月8日に佐賀県が開催した説明会でも社員らに対する参加呼び掛けが行われた可能性が高いことも判明。佐賀県は11日、九電に対し、事実関係を明らかにするよう要請した。
九電は、使用済み核燃料を再処理して使うプルサーマルを玄海原発3号機で計画、国や県が05年ごろから住民向け説明会や討論会をたびたび地元で開催した。
九電関係者によると、同社はこうした場に参加するよう、地元に住む社員や関連会社社員に呼び掛けていた。九電幹部の一人は、計画に反対する市民団体と「動員合戦のようになったこともあった」と証言。別の同社幹部は「(説明会への参加は)強制的なものではなく、問題ないと思っていた」と話した。
05年12月に佐賀県が開催した公開討論会でのアンケートでは、安全性について約65%が「理解が深まった」と回答。県はこうした結果を踏まえて06年にプルサーマルに同意した。プルサーマル運転は09年に全国で初めて開始された。
(2011年7月11日19時54分 スポーツ報知)
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