福島第1原発事故からちょうど4カ月たった11日、四国電力伊方原発(伊方町九町)の運転や3号機の再稼働に抗議しようと、県内の市民グループのメンバーら約10人が原発ゲート前で座り込んだ。
八幡浜市の女性でつくる「八幡浜原発から子どもを守る女の会」が呼び掛けた。この日は県の伊方原発環境安全管理委員会の視察があったため、午前10時ごろから、視察が始まる午後1時すぎまで抗議活動した。
原発のドームが見える高台で、メンバーは順番に拡声器を持ち、「四電は原発を安全、安全と言ってきたが、福島事故で安全でないことが証明された」「ストレステストが終わっても再稼働はさせない」などと訴え、原発で働く人たちに向けて「最前線の皆さんが被ばくする。一緒に原発を止めましょう」と呼び掛けた。