どうしんウェブ 北海道新聞

  • PR

  • PR

道央

商大ビールで高らかに乾杯 小樽

(07/09 15:00)

商大のオリジナルビールで乾杯する参加者たち

商大のオリジナルビールで乾杯する参加者たち

 【小樽】小樽商科大の創立100周年記念日の7日、小樽倉庫No・1(港町)で商大生が醸造した「商大ビール」の蔵出祭が開かれた。参加者はドイツ語で乾杯の意味の「プロースト!」と声を合わせて乾杯し、商大の100周年を祝った。(山中いずみ)

 学生が事業を企画立案する商大の講義「プロジェクトマネジメント基礎」の一環で、商大4年の住吉巨光(なおあき)さん(24)ら学生グループが「100周年の節目を商大ビールで乾杯したい」と企画した。

 小樽ビールに指導を依頼し、商大のオリジナルビールを醸造することにし、学生や市民から出資者40人を集めて、今年5月から醸造作業を行ってきた。今月3日に千リットルが完成し、学生の手で樽詰めや、瓶のラベル貼りを行った。

 蔵出祭は、学生や市民が一緒に100周年を祝い、交流を深める場の狙いもあり、学生手作りのビールを味わおうと大勢の市民が参加。2200円で飲み放題ということもあり、次々とビールのグラスを空けていた。

 会場では、商大の軽音部やYOSAKOIソーラン「翔楽舞」によるステージもあり、盛り上げた。

 商大ビールは8〜10日の緑丘祭会場でも、1杯350円で販売する。

【関連記事】

北海道新聞・道新スポーツ購読のお申し込み
このページの先頭へ