自民党の逢沢国会対策委員長は、党の国会対策委員会の会合で、福島第一原子力発電所の事故に伴う東京電力の賠償金の支払いを政府が支援する法案について、与党側との修正協議で、週内の合意を目指す考えを示しました。
この中で自民党の逢沢国会対策委員長は「菅総理大臣の下で、民主党が混乱や迷走をしても、必要な法案の審議はやらないといけない。震災からの復旧・復興や原発事故に関係する法案は、自民党が軸となり、スピード感を持って進める」と述べました。そのうえで逢沢氏は、先週審議入りした福島第一原発の事故に伴う東京電力の賠償金の支払いを政府が支援する法案について「時間をかけられる状況にはなく、与党側との修正協議で、自民党の案を丸飲みさせる状況をできれば今週中に確保したい」と述べ、与党側との修正協議で、週内の合意を目指す考えを示しました。