2011年07月09日

刈谷市のカレーつけ麺屋

/西へ/つけ麺らいこう@愛知県刈谷市にてらいこうつけ麺の全粒粉/一献/安城にこにこ餃子/

 久しぶりに小田急線下りの始発から三本目に乗って西へ、始発だと小田原駅始発に間に合わないのかと時刻表を丹念に調べると乗り換え時間が四分しかない。
 四分もある、と考えてダッシュすれば間に合いそう、途中での乗り換えも何とかなりそうなので、次回はチャレンジしますか。
 五時台の電車に乗るためには徹夜、二時間だけ寝るとか私は絶対に出来ないこと。

 久しぶりの東海道本線、前回は東海道新幹線だったからな。
 二時間で行けるところが五時間かかってしまうわけだけど、ま、それも一興ですね。

 今日の乗り換えは熱海、浜松、豊橋で、豊橋駅には「立ち食い蕎麦屋兼ラーメン屋」ではない「ラーメン屋」があるのですが乗り換えが時間に余裕が無くて一度も立ち寄ったことがありません。
 今日は少しくらい遅れても平気、しかも大きく『ブラックラーメン』とか『激辛ラーメン』とかのポップもあるので、店外に置かれた券売機に近寄ると全品売り切れランプが点いています。
 設定が直っていないのかとよく見ると「モーニングセット」は売り切れランプが消えていて、もう一度壁のポップを見直すと「十時半まではモーニングサービス発売中!!」とあってコーヒー、トースト、ゆで玉子が三百円となっています。
 ラーメン屋なんだから朝からラーメンを販売してください、お願いします。

 朝ご飯を食べずにお昼ご飯に向かったのはつけ麺らいこう@愛知県刈谷市、近くのカレーうどんかいこく@刈谷市(2010年3月31日訪問)の二号店というかセカンドブランドというか。
 お店に着いてみたら「CLOSE」の札がかかっていて愕然、愛知まで来て臨休とは、、、って、よく見たら開店時間より早く着いていました。
 しばらく待って五分ほど早く店先に並ぶと「いらっしゃいませ、中へどうぞ」と案内され、右手奥の券売機に向かいます。
 メニューはつけ麺とカレーつけ麺の二種類だけ(かと思ったら、端っこの方にまぜそばとラーメンのボタンもありました)、麺は普通の製麺以外に全粒粉も選べます。

 麺量は並で230g、麺少なめ180g(50円引き)、麺の多め340g(100円増し)とあり、スープのお代わり百円が用意されています。
 せっかくだから〆の雑炊も食べようかと友達と話していると「量が多いから、食べてみて食べられるようでしたら後から頼まれた方が」とやんわりと制されました。
 お店のオススメに従ってつけ麺の食券だけを買い、お冷やが置かれているカウンター左端に席に案内されました。
 後客がいなかったので真ん中の席で堂々と食べたいのになぁと座ってお冷やを飲んでいると、次々とお客さんが来て満席になりました。
 東京近郊の繁盛しているラーメン屋さんは開店前から並ぶのが習慣化していますが、それ以外の地域では開店時間になってからお客さんが来て即満席、それ以降に行列することが多いですね。

 なので、五分前に行けば十分なのですが、つい、勢い勇んで早めに来てしまったわけで。
 十分弱で私がらいこうつけ麺七百五十円の全粒粉、友達がかいこくカレーつけ麺七百五十円、ほぼ同時に配膳されてきました。
 グツグツと泡立っているつけ汁に目を奪われ、プルンと跳ね上がっている切り歯11番(約2.7mm)極太麺に驚きました。
 つけ汁は「おまえもか」の濃厚魚介豚骨に見えますが野菜や肉などをドロドロになるまで長時間煮込んであり、絵の具のように麺に絡みつきますが後味すっきりのベジポタ系、素晴らしいです。

 誰かこの店で修行して、東京、神奈川でラーメン屋を開業してくれないかなぁ。
 麺は名古屋市を中心に尾張地方のラーメン屋で広く使われている林製麺(ホームページ)、極っ庵(ごっつあん)@愛知県安城市晴レル屋@大府市でも使われています。
 つけ汁の香りに押され気味ですが小麦の香りもシッカリと感じられ、もぐもぐと食べられて並の麺量では食べきれない人が多いのではないかと思うほど(だから麺少なめが用意されていますね)。
 カレーのルーにジャガイモやニンジンが入っていてもトッピングとは言わないように、つけ汁に分厚い豚肉煮込みとメンマが沈めてあり、いずれも柔らかいので濃厚スープ(つけ汁)に溶け込むようです。

 つけ麺というより、ビーフシチューにラーメンの麺を浸けて食べている感じで、元がカレーうどん屋さんならでは発想なのでしょう。
 友達の食べたカレーつけ麺はこってりしたカレースープに麺を浸けている感じ、麺は全粒粉タイプよりは細かったけどそれでもかなりの極太麺です。
 麺の上にはざるそばよろしく刻み海苔が乗せてありましたが、あんまり意味がないような。
 食べ終わってこのつけ汁を残したまま帰るわけにはいかないので、ランチタイムは無料サービスのライスをお願いしました。
 わずかに残ったつけ汁であってもご飯に合わせると充分な量、一粒残らず、一滴残らず頂きました、ご馳走様でした。

 ショッピングモールでブラブラしてからX−MEN ファーストクラス、原作は読んでいないけど映画は全て映画館で見てしまいました。
 原作がマンガだけにそんなことは絶対にあり得ないことだらけのシーンの連続、ドキュメンタリーではなくエンターテイメントの真骨頂ですな。
 サイコキネシスで拳銃を動かす位ならまだ理解できるけど、潜水艦を海底から砂浜まで運ぶかな、とか。
 テレパシーで人の心を読むのはいいけど、読むだけではなく記憶を操作するのはどうなんだろう、それも大人数の中から一人だけ選んで。
 ま、そんな細かいところはどうでも良くて、思いっきり楽しめました。

 所々にスターウォーズのストーリーが見え隠れして、スターウォーズの影響力強さを感じさせますね。

 夕飯に一献、前回訪問した時にスタンプカードをもらったので、いつお店に行くか分からないから常に持ち歩いていたのに、バックをホテルに置いてきてしまいました。
 時間が早かったせいもあってか誰もお客さんがいません、私たちが来たことも気が付かないほどでした。
 まずは生ビール、今夜はキリンの一番搾りで二人お疲れ様会。
 頼んだお刺身はスズキ(伊勢産)とカンパチ(産地のメモ忘れ)、全てのお魚は産地(水揚げ地)が表記されていました。

 都内の居酒屋では見たことがない身厚に切り分けられたスズキ、淡泊で美味しかったなぁ。
 カンパチは大抵どこでも身厚に切り分けられているのでここでも身厚、スズキもそうだったけどレモンが添えられていたのが新鮮でした。
 居酒屋で刺身を食べたのが久しぶりなので、最近ではレモンを添えるのがトレンドなのかも知れません。
 ビールを飲み終わったので日本酒をお願いしたのですが、封切りなのは嬉しかったけど升の檜の香りが強かったのはちょっと。
 好みだとは思うのですが、日本酒の提供に升を使う場合は十分に水を吸わせて檜の香りを飛ばしたほうが私は好みです。

 最後にあいなめの煮付け(師崎産)、煮崩れしないように丁寧に煮付けてあってとても美味しかったです。

 続けて駅に近い安城にこにこ餃子、以前は串焼きやさんが入っていた記憶があります。
 店内レイアウトも同じ感じ、店員さんは覚えていませんが同じじゃないでしょうか。
 席に着くと店員さんが「おかえりなさ〜い」とご挨拶、そうそう思い出した、あっちっちという居酒屋だったんだ。
 またビールも何なのでハイボール、友達はウーロン茶、色々な餃子が用意されていたので色々と検討した結果、ひとくち餃子7個二百八十円と島唐辛子餃子6個三百九十円をお願いしました。

 目の前のガラス戸越しの厨房で調理されていて、まあ、予想通りに餃子は冷凍、冷凍を使っても美味しいお店は美味しいし、その場で手作りでも美味しくないお店は美味しくないし。
 と出来上がってきたひとくち餃子、かなり広めの羽根付きです。
 食べてみると皮の冷凍が完全に解凍されていなくて硬い食感あり、単純に調理技術でしょうから練習しましょうよ、自分で食べてみましょうよ。
 具は挽き肉と野菜で、屋号に餃子とあるけれど、メインは牛しゃぶやモツ鍋料理がメインなんでしょうね。

 島唐辛子餃子はひとくち餃子に島唐辛子を入れただけな感じ、ピリッと辛さはくるけど。
 レンコンチップ三百九十円を別に頼んでつまみながらクールダウン、食べ終わったので会計をお願いしたら「お茶か紅茶をお出しします」と言われ、紅茶を飲みながら会計を待ちました。
 会計すると次回10%オフのサービス券をくれ、店を出ると女性店員さんがミッキーの手袋をして「握手させてください」と。
 人によっては手袋越しでも嬉しいのかも知れません。

 そのまま三河安城駅から大阪へ、明日は大阪のラーメン屋さんを回るので宿は大阪に取りました。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
今回は東海→大阪ですか、楽しみです。

どうでもいいことですが島唐辛子餃子の説明のくだりがちょっとおかしいですよ。
Posted by 彦 at 2011年07月10日 19:21
彦さん

 大阪にはあまり滞在しなかったので、ご期待に沿えないかもしれません。

 島唐辛子餃子の下り、慌てて書いていて。。。直しておきました。
Posted by ふらわ at 2011年07月10日 20:46
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