北京―上海高速鉄道、開通10日で大規模遅延事故―中国
サーチナ 7月11日(月)9時34分配信
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6月30日に開通した北京―上海高速鉄道で10日夜、雷雨による停電の影響で19本の列車に2時間程度の遅れが出た。中国新聞網が伝えた。(イメージ写真) |
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乗客の情報によると、10日午後に北京南駅を出発したG39号列車が、現地時間午後6時50分に山東省の泰安駅に到着後動かなくなったという。この乗客は「いつ運転再開するか分からず、列車内は混乱していた。列車長は『信号がない』と原因を説明していた」と語った。
停車から約50分後の午後7時41分に運転再開したものの、遅れは次第に大きくなり、乗客の目的地である浙江省杭州駅に到着したのは定刻より1時間48分遅れの午前0時33分だった。以降の列車にも大きな遅れが生じ、一部の列車では冷房が完全に止まってしまったという。
北京鉄道局の関係者は「山東省内での激しい雷雨により停電が発生した」と原因を説明。高速鉄道を設計した専門家は「今回の事故は列車自身の品質とは無関係」と語った。
新民網は、遅延の発生した列車の乗客からは主に3つの不満が出ていたと伝えた。最も不満が大きかったのは、乗務員が情報を把握できていなかったこと、2つ目は空調システムの不備、3つ目は食料や「VIP用しかない」という毛布などの備蓄不足だった。(編集担当:柳川俊之)
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最終更新:7月11日(月)10時36分
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