2011年 7月 10日
なでしこジャパン 史上初の4強
サッカーの女子ワールドカップは準々決勝が行われ、岡山湯郷ベルの宮間あや選手が出場した日本がドイツを破り、ワールドカップ初のベスト4に入りました。決勝トーナメント進出を決めた日本の最初の相手は開催国のドイツ。3連覇を狙う相手の固い守りをなかなか崩す事ができません。試合は前後半終えて0対0のまま延長戦に入ります。そして迎えた延長後半3分、18番丸山がゴールを決め日本が先制します。これが決勝点となり、ドイツの猛攻をしのいだ日本が史上初のベスト4入りを果たしました。準決勝は日本時間の今月14日行われ、スウェーデンとオーストラリアの勝者と対戦します。

国の予算編成前に要望項目を意見交換
国の来年度予算の編成に向け岡山県などは10日国会議員と懇談会を開き、県の要望項目について意見を交わしました。この懇談会は国の概算要求基準の調整が本格化するのに合わせ行われるもので、石井知事が県選出の国会議員13人を前に50の要望項目を説明しました。東日本大震災を受け東海、東南海、南海地震の3つの地震が連動して発生した場合の被害想定を早急に策定することや太陽光発電などの新エネルギーの普及促進を重点項目に挙げていて、要望の実現に向けて協力を求めました。石井知事は11日直接省庁に出向き、説明することにしています。

倉敷国際トライアスロン大会
瀬戸大橋のたもと倉敷市児島で、第1回倉敷国際トライアスロン大会が開かれました。この大会は、3年前まで同じコースで開かれていた大会が倉敷市の主催で復活したものです。国内のトップ選手を含む男女600人余りが参加し、児島ボートレース場を泳ぐスイム1・5キロからレースがスタートしました。鷲羽山を周るバイク40キロはアップダウンを繰り返すハードなコース。そして、下津井電鉄の線路跡などを走るラン10キロ。あわせて51・5キロのレースをトップでフィニッシュしたのは男子が愛知県の三澤慶記さん、女子が地元倉敷市の石川優子さんでした。会場には約1万5000人の観客が訪れ、真夏の日差しが降り注ぐ中限界に挑戦する選手たちにエールを送っていました。