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【プロ野球】横浜・三浦 415日ぶり白星 平松を越える19年連続勝利2011年7月11日 紙面から
◆横浜3−1中日試合終了の瞬間、横浜・三浦はベンチで伸び上がってハイタッチ。守護神・山口から手渡されたウイニングボールを、かばんにしまい込んだ。5月4日以来の登板で、中日打線を6イニング5安打1失点に抑え今季初勝利。昨年5月21日に日本ハム・ダルビッシュに投げ勝って以来、実に415日ぶりの勝ち星。プロ20年目の右腕は、球団の先輩・平松政次を越える19年連続勝利をマークした。 「気持ちが高ぶってました。余計なことを考えずしっかり腕を振って勝負できました」。1回を三者三振でスタートするとリズムに乗った。最速144キロの速球を主体に、6回まで9奪三振。「早く1軍で投げさせてくれないかなとずっと思っていたので、それをかみしめながら投げました」と振り返った。 今季は3度先発したが、結果が出ずに2軍落ち。短距離ダッシュを繰り返し体とボールのキレを取り戻した。1軍の試合をテレビで見ると、背番号「18」のユニホーム姿のファンを見つけた。自分がいなくても応援してくれていた。「今までの分を取り戻すのは大変ですが一つ一つ勝っていきたい」と巻き返しを誓った。 同一カード3連敗を阻止した尾花監督は「素晴らしかった。きょうは三浦に尽きる。球威というよりもコントロールとキレ。バッターの手元でいい伸びをしていた」と絶賛。8日に先発した清水とともに「これからベテランにも頑張ってもらいたい」と、ローテの一角として期待していた。 (後藤慎一) PR情報
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