2011年7月10日22時1分
兵庫大会史上最多の71得点を記録した氷上西―姫路工のスコアボード。4回裏には33点が入ったが、1回に20点以上は表示できないため、合計得点は57点で止まった=淡路球場 |
第93回全国高校野球選手権兵庫大会の淡路球場で10日、1回戦で氷上西と対戦した姫路工が兵庫大会としては最多記録となる71―0で5回コールド勝ちした。
姫路工は初回に長打9本を含む14安打で18点得点。3回にも18点、4回は打者4巡で33点をたたき出した。兵庫大会では2005年の31得点が最多だった。
敗れた氷上西は部員不足で昨年は出場できず、今年は11人の選手がそろったが、練習試合も含めてこの日がチーム初の試合だった。
2時間52分の試合を終えた奥村俊介主将(2年)は「気持ちが折れそうになったけど、1年生投手の力投やスタンドの応援を聞いて歯を食いしばった。選手をもっと集め、来年は良い試合をしたい」と話した。
和歌山・箕島高を4度の甲子園大会制覇に導いた故・尾藤公さん。印象的な「尾藤スマイル」で選手の力を存分に引き出し名将の青春時代をたどる。