バスケ青春の詩

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自分の想いの言葉を綴っています。

愚直と器量

2011-07-11 04:14:36 | 記事一覧
平成23年7月11日 月曜日
 
「愚直と器量」


今日で震災から4ヶ月が経ちました。


日本が復興に向けて
雄々しく前進しているように見えません。


愚直とは…

『正直なばかりで、臨機応変の行動がとれないこと』を言います。


一方、
器量とは…
『人間の才能と人徳をいいます。』

その大きさが、
その人物の大きさであり、

我が身の細事にこだわらず、

大局を判断し断乎としてやり抜く行動力を持っている人です。

大胆かつ緻密に判断し行動する人を…

器、もしくは器量の
大きな人と言うのでしょう。


東日本大震災以降、
震災の復旧と復興に心血を注いでいるのは…

被災された方々と救難活動に現場で日夜を問わず、

寝食の時間もままならず、ひたすら目の前の瓦礫に向かって行った人達です。


まさに、正面の壁に愚直に向かって行った人達です。


小賢しいことを考えず、ひたすら正直に行動した人達です。


かたや、
この愚直さがもっとも必要な人達が、

小賢しいその場限りの対処療法で…

下手な知恵を口にして
、まわりが振り回されていることもわからず…

何も生産性のない、
自己満足で終わっている、

器量に欠ける個人と
その取り巻きが、

日本の品格を貶めています。


日本の品格を保てているのは現場で生活している愚直な日本人の方々のおかげです。


日本の行方を示す人は
、まず正直なほど愚直で真っ直ぐな信念を持ち…

高い視点と広い視野ををもって大きく舵取りをする行動ができる

大きな器量の人です。


さて、そのような愚直で器量を兼ね備えた人が、

今の日本にいるでしょうか?


明治という国家を創った偉人達のような人々が、いないというならば、


日本という国は20年後
にはどうなっているのでしょうか?


国家戦略なき国家は、自ら進む道を造ることもできず、

必衰の道を行くしかないのでしょうか?

このままでは、
どこかの大木のひとつ
の枝として取り込まれてしまうかもしれません。


そうなれば、
私達の子供達に、
この国を平和で豊かな
国として引き渡していくことなどできない…


それは、
二千年以上の歴史の
時を経て造り上げてきた日本という国を潰すことでしょう。


それは絶対に赦されざることです。


愚直で器量のある
リーダーのいない今の日本…


如何ともし難い現実を
どうするべきですか?

どうにかなると…
青空に向かって大の字なって寝てみますか?

 『騒ぐ者は騒げ、
  俺は青空』
と言った、
武者小路実篤のように…
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