「ノア」(10日、有明コロシアム)
GHCヘビー級選手権は、潮崎豪が王者・杉浦貴の15度目の防衛を阻止して、1年7カ月ぶり2度目の戴冠を果たした。開幕戦で右ワキ腹を痛め、患部を攻められた。だが驚異的な粘りで耐え抜き、変型リバースDDTで撃破した。
一昨年の12・6日本武道館大会で明け渡した王座を奪い返した。師匠でもある小橋建太の577日ぶり復帰戦(23日・大阪府立体育会館)では王者としてガード役を務め、4月のグローバルタッグ戦を制した秋山準、斎藤彰俊組と激突する。
「オレなりにノアを引っ張って行く」。新王者はテレビ解説席の小橋にも「万全の態勢でリングに立って下さい」と胸を張って注文。小橋も「王者と組むなんて、ジェラシーをかき立ててくれるね」と心意気を受け止めた。
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