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40歳差お笑いコンビ、異例のデビュー! (2/2ページ)

2011.7.10 05:04
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特集 : お笑い
40歳差お笑いコンビ、異例のデビュー!

LOVE40のバネッサ(左)と黒澤終身名誉監督。デビューを目前に考案したばかりの決めポーズを披露=東京・四谷【フォト】

  • 年の差40歳のお笑いコンビ、LOVE40の左からバネッサ、黒澤終身名誉監督

 69歳のボケと29歳のツッコミ。2人が並ぶとまるで親子、いや祖母と孫にすら見える。

 ともに昨年4月、現所属事務所のお笑い養成学校「太田プロエンタテインメント学院」に入学。黒澤はピン芸人を目指していたが、バネッサに“ナンパ”された。

 「コントの授業があって、黒澤さんの顔が私のおいっ子にそっくりだったので、声を掛けて相方をお願いしたんです」

 “おばさんパワー”に押された黒澤は、「1回きりで終わるだろと思っていたんですけど」と振り返る。が、ネタの打ち合わせで顔を合わせるごとに異変が。「毎回、お弁当を作ってきてくれるんですよ。情がわいてきまして…」と明かした。

 40歳の年の差もさることながら、69歳での芸人デビューも異例だ。バネッサはかつて、日本テレビ系「TVジョッキー」の「奇人変人コーナー」出演を夢見ていた。46歳の長男、40歳の次男、35歳の三男の母親でもあるが「私にも片方だけの寄り目とか3つぐらいできたんですけど、子供たちに『テレビに出たら、ボクたち一歩も外に出ない』といわれて、ずっとガマンしていたんです。年金がもらえるようになったし、やってみようと思った」と説明した。

 バネッサの暴走気味の“井戸端トーク”に、黒澤がツッこんでいく芸風。今年3月に学校を卒業後、所属事務所に認められ、11日に東京・新宿明治安田生命ホールでデビューする。

 オペレーターとして49年働き続けているバネッサは、家族にお笑い挑戦を伝えていない。一方の黒澤は56歳の父親、54歳の母親にデビューを報告したばかりで「内緒にしていたんですけど、見に来てくれることになりました。バネッサにしっかりセリフを覚えてもらいます」。2人で力を合わせ、第一歩を踏み出す。

(紙面から)



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