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help RSS 広汎性発達障害と面会交流

<<   作成日時 : 2010/02/24 18:35   >>

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近年の家事事件の特徴の一つは、面会交流に関するトラブルの激増だが、この面会交流で実務上問題が生じ、関係者が困惑するのが、当事者または子供に広汎性発達障害が見られるケースがままあることである。
広汎性発達障害の典型例は、自閉症だ。子供が自閉症になるかならないかは、親の育て方は関係ない。自閉症は、脳の機能的障害から生ずるからである。


最近では、同じ広汎性発達障害のなかに、アスペルガー症候群とか、特定不能の広汎性発達障害といわれるものがあることが知られるようになった。
そして、この広汎性発達障害は、実は、天才的な科学者や実業家に見られることもあり、決して特殊な病気ではないこと、しかし、それなりの配慮が必要なことも広く認識されるようになった。


子供が広汎性発達障害の場合、その子供は往々にして「変化に弱い」という特徴が挙げられる。
このタイプは、同じ日常生活を繰り返しているときは、非常に明るく活発だが、変化が激変すると、その変化に適応できず、パニックになることもある。


面会交流は、普段会っていない非監護親と面会することだから、日常生活とは異なる体験である。その結果、「変化に弱い」という特徴を持つタイプの子供は、突然、面会交流という非日常的な場所に放り投げられるとパニック状態になり、以後の面会交流がうまくいかなくなる可能性が高い。


子供にこの症状があるときは、面会交流には相当注意する必要がある。

非監護親は、できるだけ多く子供と接触したいだろうが、環境の激変をともなう面会交流は避けるべきある。

あくまでも、子供の福祉・子の最善の利益の原則を絶対的なものとし、子供の日常生活のなかで少しだけ接触するという面会交流、たとえば、子供が通うお稽古教室に姿を現し、その子供と少し会話をし、あとは、教室の端から子供を見る、という方法を選択せざるを得ないだろう。



ただ、広汎性発達障害の子供の場合、一つのものごとに集中・熱中する子供もいるから、それを利用すると逆に、子供との面会交流が逆に濃密になるケースもある。


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