漫画家の「私の8・15展」 中国瀋陽で、ちばさんらサイン会で漫画を描くちばてつやさん(左手前)=10日、遼寧省瀋陽市の「九・一八歴史博物館」(共同) 【瀋陽共同】満州事変の発端となった1931年9月18日の柳条湖事件に関する中国遼寧省瀋陽市の「九・一八歴史博物館」で10日、日本の漫画家が終戦前後の体験を描いた「私の八月十五日展」の開幕式が開かれた。 戦前の幼少期を瀋陽で過ごしたというちばてつやさん(72)が「日本と中国の民族が互いに理解し合う機会になることを祈っている」と漫画家を代表してあいさつした。 開幕式にはちばさんや森田拳次さんら漫画家10人が参加。ボクシング漫画「あしたのジョー」で著名なちばさんの人気は高く、開幕式後のサイン会は約300人の市民が殺到した。 【共同通信】
|