2004年11月のこと
朝はバラ肉とタマネギの炒め物、上の子と二人であんまり会話もなく食事。
朝の五時半に無理矢理起きての食事だから会話は中々はずまないよね。
豆腐を買ってあるので味噌汁を作ろうかと思ったけど時間がなかった、明日は作るようにしよう。
今日のお昼は嵯峨野のお弁当、メニュを調べようとしたらサイト更新されておらず。
会社の壁に貼ってあるメニュ表を写してきた、「豚肉と根野菜の生姜煮、具沢山薄皮春巻き、ぷりぷりエビの海鮮餃子、高菜中華焼きそば、鮭と春雨のポン酢サラダ、お好み焼き風さつま揚げ、ジャーマンポテトカレー風味、つぼ漬け」
午後の三時を回ったところでブチューに連れられて外苑前の客先へ。
日本で有数の商事会社の部長さんはかなり砕けた感じで、まあ、何があってもウチは大丈夫だから、って雰囲気満載。
外から見たら商事会社はかなり危ないけれども、乗船している乗組員やお客さんは直ぐそこまで迫っている氷山には目がいかないのだろう。
他人の心配も大切だけれど、自分の心配もしっかりしておかないとな。
打ち合わせは三十分で終わってしまってなんとも中途半端な時間、会社に戻るのもなんだし。
通りに出たときからずっと電話していたブチョーが「じゃ、いくか」とテクテク歩きだした、地下鉄の入口を越えて歩き出したので近くかな、と。
「渋谷で待ち合わせだから」と説明されたけど地下鉄二駅分はどのくらいの時間がかかるか分からない。
私的には都会の街並みをテクテクあるくのはとても好きで、一時間くらいなら苦ではない、都会に限らず田園風景でも構わないのだが。
で、国道二百四十六号線沿いに渋谷駅まで四十分もかかってしまった、途中で汗ばんできて上着を脱いで持って歩いたし。
呼び出したブチョーの友人もまだ到着していないので、一人で腹ごしなえにラーメンでも食べるか。
後楽本舗@渋谷区渋谷、道玄坂の一番下のマークシティすぐそば、昔ながらのラーメン屋って感じだ。
カウンターだけじゃなくて小さなテーブルもあるけど、かなり店内は狭くてカウンター席に隣り合って座ったら肩がぶつかりそうだ。
お冷やはセルフサービスで、なんて貼り紙はなくて、自分で空気を読んで行動する、大人の店だな。
工事現場で使われるようなプラスチックのコップ、無数のキズがあるかと思いきやすごくキレイだった。
入ってくるお客さんはメニュも見ずに「焼き肉定食、それとビール」とか発声していて、店員が元気に応えて、すごくイイ感じ。
この地に深く根ざして長く営業しているんだなぁと思う。
さて、タンメン五百五十円、スープは鶏ガラと野菜、ちょっと十年くらい前だったら塩ラーメンのスープはみんなこんな感じだったよな。
麺は細麺だけど、大きな鉄鍋でユラユラと茹でられてアツアツでとても美味しい、昔のラーメンはみんなこんな感じだった。
東京ホルモン渋谷亭@渋谷、呼んだブチューの友人が既に来ていて、軽く食べ始めていた。
テーブルに乗せられている七輪の上の網で焼くわけだけど、そのままだと煙が周り中に立ちこめてしまう。
場末の人気焼肉屋では当たり前の光景だが、都内の焼肉店ではそうはいかない。
天井からツル下げられた掃除機の先を大きなお椀の形にした吸煙機が、煙をゴーゴー吸い取っている。
そのお椀の高さが正面に座っている相手の顔の高さと同じくらいで、顔を見て話すにはちょっとかがまなくてはいけない。
適当に食べたけど大したことはなかった、っていうか値段相応だなぁ、社会人向けじゃなくて学生向けかも。
その後でまた一人合流してきて、二次会へ、直ぐ近くの店に入ったら地下に案内された。
鳥竹@渋谷、地下に案内された時にはガラガラだったけど、どんどん一杯になってきた。
遅くなってから混む店なのかなぁって時計を見たら、まだ七時だった、一般的にはこれから飲むぞ、の時間だった。
お腹は結構膨れていたので飲みから入って、ドジョウ鍋があるので頼んでみた。
こういうのをみんなでつつきながら食べられるのはオヤジの飲み会だよなぁ、若いヤツとか女性とかが入ると色々と気を遣わないといけないし。
で、せっかくだから焼き鳥食べるかとメニュを見てみたら、「大串」と書いてあり、値段も一串三百円以上ばかり、それでも食べてみたい。
鳥のナンコツと砂肝ともも肉、一本ずつで良かったのに頼むときに二本に変更されていた。
来てみたら確かに量が多いな、普通の焼き鳥の倍はあるよ、それにワサビがスゴイ色、画像処理ソフトで色づけしたみたい。
八時半に退散、かなり酔っぱらってしまったので携帯からロマンスカーを予約して、グッスリ寝て帰宅。
昨日の酒が殆ど残っていないのと関係なく、朝は目が覚める。
上の子は朝練がないので起こさずに、自分の朝ご飯だけ作って家を出る、朝ご飯と言っても夕飯の残りのオカズを電子レンジで温め直しただけなのだが。
駅まで歩く二十分間で、昨日の飲み会でブチョーに言われたことを何度も反芻して、色々な人と立場を何度も考えて、これからどうしようかとあれこれ思いを巡らせる。
これからのことも大切だけど、今日一日を大過なくやり過ごすことを先に考えねば。
午前中にソフトの提供条件を何度も何度も考え直して作り上げ、メールで送る。
先方は「急いでいる」と言う割りにはメールの返事は大抵暗くなってから、そうするとこっちの返事も翌日には難しくてその次の日、どんどん提供が遅くなってしまうと思うのですが。
週末起業家の幕開けはすぐそこまできている。
お昼はザ・中華そば@新宿歌舞伎町一丁目(ホームページ)、チェーン店と分かっていても未食店は行かねばなるまい。
以前は和歌山っ子@新宿歌舞伎町一丁目と言うお店だったのだが、同じ親会社でグループ名を変えた感じだけどホームページに書かれていない。
店内は以前と殆ど同じ、パラパラとお客さんがいる状況、店員さんは中国人だけど日本語は問題ないし、この辺の店では珍しくないことだし。
ラーメン+半チャーハン六百二十円(ラーメン単品は三百九十円)、普通よりちょっと細めのストレート麺だ。
ちょっとコクがあるスープは飲んだ後でも帰り際でも寝る間際でも大丈夫な薄い味、昼間だと物足りないかも知れない。
夜は月に一度の報告会、場所はいつものウーさんの厨房@新宿一丁目(ホームページ)、今回のメンバは自分を含めて五人。
この店はウーさんというシェフが一人で切り盛りしているので、コース料理か単品メニュしかない。
だけどお店の女の子に頼んで、単品メニュを適当に出してもらうことにする、一回一回頼む必要がないので飲み食いに専念できる。
生ビールで乾杯しながら出てきたのはお通し代わり(って、前菜ですな)の台湾しじみのニンニク醤油漬け、台湾シジミの入荷があったときだけ食べられる。
一つずつ貝を開けないといけないのが手間だけど、日本のシジミより薄味で醤油味がとてもあう。
次が、帆立とキノコと旬野菜のさっぱり炒め、帆立がタップリ使ってあるし野菜はその時々で違うし、まさに台湾家庭料理。
ザーサイ、ま、どこででも食べられるけどね。
四川風あげぱん、このあげパンは一度食べたら何度でも食べてしまううまさ、「外はカリカリ、中はしっとり」とそのまんまのパン。
料理名不明、アスパラと豚肉の炒め物っぽいけど、おしゃべりして写真を撮っていたら食べ損なった。
皮蛋(ピータン)、これもどこでも食べられるけど、他の料理の流れで食べるとこれまたうまい。
菜捕蛋(ツァイプータン)、台湾の大根漬けを玉子で包んであげたお好み焼き、シャキシャキ感がたまらない。
木須肉(ムーシューロー)か?、マイタケが存分に使われていたけどね。
今日は料理がいっぺんに出てきて、他の席の料理と一緒に作ったのかも知れないけど、私たちはそれで何の問題もない。
この辺りでビールを終わりにして台湾のお酒に、いつもは台湾梅酒を飲むんだけど今日は別のお酒を飲もうと女性店員に相談したらボトル半分ずつ持ってくるから、どっちかに決めたら、と。
持ってきたのは「ライチワイン」と「桂花陳酒」、桂花陳酒は金木犀の香りがするのでそっちのボトルを追加することにして。
周りを見渡すと満席、で、お客さんが帰ると慌てて片づけて次のお客さんが、席を立ち上がって外を見てみたら空き席を待っているお客さんがいるんだ。
そりゃ、ここの料理はうまいもんね、三十分くらいだったら並んで食べる価値あるよ。
みんなでそうだそうだと盛り上がっていたが、早い時間から来て返らないオレらが先に帰ればいいことにはだれも気が付かなかった。
コース料理(相当)が終わったけど、まだまだ食べるよ、焼き餃子は薄い皮に肉タップリでとてもおいしいよ。
続いて呉さんオリジナルスティック春巻き、春巻きの中にポテトとチーズが入っていてこれまたいける、お酒のボトルは何本目か分からなくなってきた。
鮮イカと春雨の炒め物、一応最後の料理、まだまだ食べられるけどお店の営業時間にも限りがあるしね。
で、時計を見ながら「小滝橋通りまでクルマ飛ばしてラーメン食うか」って話していたら、ラーメンを出してくれた。
メニュを見たときからラーメンがあるのは分かっていたけど、頼むタイミングが難しいなぁと思っていて。
で、シメは酸辣麺(さんらーめん)八百二十円、普通盛りなのか大盛りなのか、ちょっと分からない。
みんなでワイワイ突っつきながらあっと言う間に食べてしまったので「ちょっと酸っぱくて辛くて、うまい」ことしか覚えていない。
二十二時を過ぎたところで解散、ロマンスカーの予約を二十二時半にしておいて良かったよ。
今日は上の子を送っていくために五時過ぎに起きる、自分が会社に行かない日は自分の支度がないのでかなり余裕な朝ではある。
オカズがなんにもないのはなんなのでウィンナーを油で炒める、そのまま炒めたのであまりにも芸がないので斜めに半分に切って炒めた。
あんまり変わらないか。
戻ってきてあちこちのパソコンのデータをバックアップする。
我が家には自分のパソコン以外に女房のiMacとオヤジのVAIOがあって、当然彼女彼はバックアップの必要性、っていうか言葉すら知らないだろう。
私は一応生業がコンピュータ関係なので、元データが唯一一つの媒体にしか存在しない状況にもの凄く不安を覚える。
ハードディスクを始めコンピュータ部品は以前に比べてはるかに安全性を増したとはいえ、バックアップは必要である。
ネットワークを使ってコピーするのが一番なのだが、最近のパソコンはセキュリティが高くて、コピーする事にその敷居を下げたり監視を停めたりするのが面倒くさいし、コピーが終えた後で元に戻すのも面倒くさい。
なので、USBメモリでコピー、まあ、三十分もやれば終わるので。
自分のパソコンのデータをオヤジのVAIOにコピーした後に、まとまった単位でCD-Rにコピーしてからデータを削除する、CD-Rは正副二枚作りマスです。
途中、中の子を小学校の体育館に送っていったが、そんなこんなでお昼までかかってしまったが、バックアップが終わるとホット一安心できる。
下の子と女房を市民の日というイベントに連れて行く、河原沿いの芝生にバザーとかフリーマーケットとかをやっているのだ。
食べ物もかなりあるし、小物、雑貨が手作りで売られているので、見る分には楽しい。
で、かなりの人手で駐車場も制限されるので、近場でおろして、私はラーメン本で行っていない店を目指す。
こうやって休みの日にいけるのは相模原から小田原まで、茅ヶ崎とか横浜の店は中々行かれない。
カーナビ様々で三十分もしないウチに到着、前回は日曜定休日にぶつかって降られた店だ。
つる亭@神奈川県南足柄市、駐車場が店の前に五台分、店の後ろにも五台分、車社会のお店はこのくらいの駐車場が必要だと思うけどな。
なぜか周りに建物が少なく、数百メートルも前から赤い看板が見える。
ガラッと開けようと思ったら取っての部分のない網戸だった、開けにくかった。
お客さんには見えにくく店員さんに見やすい場所においてあるテレビがみのもんたを写していた、自然光が差し込む窓を背にする席に、夏はメチャクチャ暑いだろうに。
見える範囲では今風の若い女性店員が二人、奥の厨房では店長がザルを振っているのだろうけど、でも店員が女性ってだけでラーメンの味が違うものなのがオトコの悲しいサガ。
五、六分待たされて塩ラーメン五百円、塩味を前面にお勧めしている店って中々ないよね。
スープを一口飲むと、上品な塩味と帆立の貝柱(勝手に想像)の旨味がタップリ出ている、うまいラーメンに場所は関係ないね。
細めのストレート麺はスープをよく引き立ている、ネギは薬味ではなく箸休めなので青い部分だけ(たまたまかも)、ほうれん草は十分に下ごしらえしてある。
チャーシューの印象は残っていないけど、全体的にはとても美味しくてあっと言う間に食べてしまった。
休みの日だというのにお客さんは次々と来ていた、平日はもっと混むんだろうな。
で、次の店はクルマで五分くらいだ、住所だけ分かれば地図でもいけそうな場所。
一代@神奈川県足柄上郡大井町、二百五十五号線を走っているときにとてもとても気になっていた店、「とんこつ」と大きく書かれた幟が気になっていた。
しかしこんな国道沿いの店だといつでも来られるので後回しにしてきたわけだ。
店内はL字カウンターのみ、トンコツ味だということで券売機を探すが無い、後払いか。
トンコツラーメンはやっぱりドンブリが脂ぎることも多いので、その手でお金を触るのはどうかとおもう。
撮影の時も必ずティッシュかハンカチをテーブルにおいて、ドンブリをテーブルに置いたら直ぐに手を拭ってからカメラを構えるわけだ。
カウンター天井仕切り板にメニュが書かれた短冊が貼られているのだが、トンコツしょうゆ味と味噌味があるらしい。
トンコツしょうゆ味だったら家系か、と思ったけど、ワカメとかコーンのトッピング、豚骨に合うのかな。
さて、ラーメン六百円、スープを一口、ギュッと濃縮のトンコツを想像していたらかなり肩すかしをくらって、薄くて味わい深いトンコツだ。
こういうのをトンコツだと思ったら、他の土地でトンコツ味を食べられないよ。
やや細めのややちぢれ麺は決してまずくはないけれど、ちょっとスープと合っていないなぁ。
モヤシとネギはしっかり歯応えがあって、醤油味や塩味だったらいいんだけどね。
店に置いてあったイニシャルDを読みながら食べ、スープは半分くらい残しちゃったよ。
帰宅途中で某電気屋(名前を出してもいいのだけど、ちょっとイヤラシイ話しを書くので伏せます)で買い物。
中の子がCDを聞きたいらしく、今使わせているCDプレーヤーは音飛びガード機能がないのでクルマで聞けないらしい。
買ったことがないけど五千円くらいだったら買うかなと店に来たわけだ。
見ると五千円以下のもあったけど、かなり分厚いのと電池寿命が明記されていないのが不安でパス。
次ぎに安いのは七千二百円となっていて、液晶パネルはないけど一応イヤホンリモコン付き、電池寿命も五十時間と。
で、そのCDプレーヤーと他の細々としたモノをレジに、一万円ではお釣りは殆ど無いなぁと考えていたら「六千円になります」と。
えっ、そんなハズはないんだけど、間違ったCDプレーヤーを持ってきてしまったかもと確認するも、合っている。
とりあえずその場は言われたとおりの金額を払って、やっぱり不安なので売り場まで行くとやはり「七千二百円」との正札が下がっている。
きっとPOSレジの入力が間違っているんだな、黙っていると寝付きが悪いけど、さっきレジでちゃんと確認したからな。
戻ってきて、犬の散歩に行く、三十分くらいだけどね。
もう少し紅葉が進めば裏山までイヌを連れて遊びに行くんだけどね、もう少しだな。
ちょうど東名高速道路を挟んで反対側にバレーコートと同じくらいの広さに公園がある、遊具は滑り台とブランコだけ。
そこで誰も来ていないことを確認してリードを離してやる、離したからと言って逃げ出すようなことはしないんだけどね。
そんな赤土の公園の真ん中で一本の木が生えていたので、パチリ、白い花が咲いていたんだけど、名前は分かりません。
犬と共に帰宅すると庭に銀杏が干してあった。
すっかり皮が取れて白く漂白されて、青いビニールシートの上にね。
あとは何二日か干せば完成だな、雨が降らないことを祈るだけだな。
オヤジに言わせると今年は去年より少ないとのこと、いえいえ、毎年毎年まだ木に残っている実を諦める時期が早くなっているだけですよ。
まだまだ実が付いているものね、だけど落とす手間を考えるとやっていられない。
今朝も寝坊してしまい、起きたら五時半だった。
最近気合いが抜けている、ここらで一度、気合い入れ直さないと。
おかげで朝のおかずは何にも作れず、子供は夕飯の残りのおかずで御飯を食べていた。
こんなことじゃいかんなぁ。
午前中、ちょっとだけ会社に寄ってから、友達の会社に行く。
週末起業家の経理面と営業面を頼んである会社だ、これからも長い付き合いになるだろう。
一時間近く話しをして、お互いに言いたいことを言えてかなりいい雰囲気。
ま、まだお金が発生していないのでいい雰囲気なのかも知れないけどね。
ゲン(幼なじみ&飲み友達)も一緒だったので、昼飯を一緒に食べる。
一人で食べるのであれば携帯でチャチャッとお店を調べてしまうところを、地の店は地の人に任せる。
カレーでいいかと、おお、問題なし。
印度料理専門店、ナイルレストラン@中央区銀座、えっと、ナイル川ってエジプトだと思いましたが印度にも同名の川か地名があるのかな。
カウンターはなくテーブル席のみの二階建ての店、時間がちょうど十二時過ぎだったので一階は満席で二回に案内される。
二階のテーブル席も半分以上埋まっていて、かなり繁盛しているみせらしい。
ゲンが言うには、度々マスコミで取り上げられるとのこと、料理人がインド人とのこと、さてさてどんなカレーが出てくるのか。
大きめのステンレスの平皿に、キーマライス(サフランで黄色と香りを付けたライス)とカレー。
カレーには大きめの鳥のもも肉が一本入っていて、そのもも肉の骨を配膳してきたインド人(推測)が抜いてくれる。
で、カレーの味は・・・よく分からない。
美味しいとは思うけど、インド人もビックリ、なおいしさなのだろうか。
色々なお店でカレーを食べることがあるけれど、未だかつて不味いカレーにであったことがない。
駅そばのカレーだって、ファミレスのカレーだって、「こんなの食えるか!」って残したことはない。
逆に「こりゃうまい、毎日でも食べてみたい」と思えるカレーにもであったことがない。
カレーはラーメンよりも奥が深いかも。
ちなみにランチと呼ばれていたカレーは、千百円だった、銀座のど真ん中の立地を考えれば仕方のないことか。
で、全然お腹がふくれないので、日比谷線で恵比寿に戻ったところでラーメンを食べに。
今度は携帯でチャチャッと調べて、探し出した住所と交番の隣にあった住所表記を見比べて、まっすぐに店までたどり着いた。
阿夫利(あふり、一般的には「AFURI」と呼ばれる)@渋谷区恵比寿、あのズンドバー@神奈川県厚木市の関連店である。
ズンドバーは厚木と言っても隣の伊勢原市に近く、伊勢原市には大山がある。
大山はまたの名を「雨降り山」と言い、その頂上近くに「阿夫利神社」がある、で、この屋号(説明、長すぎますよね)。
店構えはとてもラーメン屋とは思えないが、あれこれウンチクを書いてしまってはそこはかとない雰囲気台無し。
営業時間も十一時から朝四時(三時だったかも)までだと、どうなのかなと勝手に思ってしまう。
通し営業だったらわざわざ込んでいる昼飯時に来なければ良かったよ。
数人並んで食券を買って席に着く、もう十三時を過ぎているので一斉に帰っていく人が多くてパラパラと席が空いている。
座った席はちょうど湯切りの目の前で、調理風景がよく見えて楽しい、こういうのがラーメン屋の醍醐味だよね。
他の料理屋であからさまな厨房って、天ぷらやくらいかもね。
カウンター席のみで二十席はあると思うけど、深ザルが三つしかないから一度に三人分しか作れないんだな。
スープが入っている寸胴をお湯が入ったさらに大きな寸胴に入れて暖めていたり。
ラーメンに乗せるチャーシューは、一枚ずつあぶっていたり。
今日食べたのはゆず塩麺八百五十円、塩味しっかりのスープはとても美味しい、けどユズはちょっぴりハッキリし過ぎ、
細麺はかなりうまいけどね、茹で加減も絶妙だし、こりゃうまいよね。
会社に戻り、新しいパソコンへのデータ移行を開始する。
本当は丸々一日まとまった時間が欲しいのだが、ちょうど今は忙しいので移しながら使いながらになるな。
移行すべきデータを調べたら2.3GBもあった、一体どのくらいの時間でコピーできるのだろうか。
OfficeやVisualStudioなどをインストールしつつのデータコピー、四時くらいから始めて終わったのは七時近かった。
後は自宅に戻って、持ってきていないソフトをインストールするだけだな。
今朝はみそ汁を作った、日高昆布でだしをとって大根とシイタケを刻んで、最後に豆腐を入れる。
写真を撮ったけど味噌汁じゃあなぁ、別にいいでしょ。
会社に着いたら思い切って新しいパソコンに切り替える、データの移行漏れやソフトのインストール漏れは使ってみないと分からないところがあるからな。
で、今日までは机の上にパソコンを三台並べてああだこうだやっていたんだけど、今日でお終い。
さてさて新しいパソコンはCPUもハードディスクも速くて快適、キータッチが違うには慣れるしかないだろうな。
最後に忘れていたデータ移行は日本語変換辞書の単語登録、これを忘れるとまた一から固有名詞を登録しないといけないからな。
で、午後は四谷でセミナーがあるので、それに間に合うように会社を出る。
十三時開演なので十一時過ぎに会社を出て丸の内線を二駅だけ乗って、四谷三丁目で地上に出る。
初めての土地で地上に出ると方向が分からなくなるけど、太陽が出ている方が南だよ、だから太陽を右手に歩いていけばいいんだよ。
お店はすぐに見つかって、すでに食べている人が二人もいるにのはびっくり、てっきり一番かと思ったし。
まるいち@新宿区四谷、道が緩やかに下っているので入り口には階段がある、入るとL字カウンターで十席もないか。
こんなに狭い店で夫婦二人の食い扶持を稼ぐのはなかなか大変だろう、ってよけいなお世話だな。
支那そばやなので醤油味のみ、餃子とかもあるけどここは一つ、ワンタンメン七百五十円。
スープは確かに醤油味なんだけど、深みがあるって言うかもうひと味入っているというか、ここでしか食べられないうまさだな。
細めの縮れ麺は平ざるでしっかり茹でられていて最後まで熱々だった、とてもおいしい。
食べ終わる頃にはもう二人くらい来ていて、なんだかんだで結構繁盛しているわけだ。
店を出て、新宿通りをブラブラ四谷駅まで歩き、開演まで時間があるので線路沿いの遊歩道へ足を向ける。
前回の講演でもここで時間をつぶした覚えがあるな、コーヒーをあんまり飲まない私は、三十分の時間があればあたりを散策する。
いくつかベンチがあって、OLさんがお持ち帰りのお弁当を食べていた、わざわざここで食べなくていいと思うけど、ここで食べるのもおいしいんだろう。
十三時から十五時半までの講演、なかなかおもしろかった。
職種とはちょっと違うけど、こういう外に出ることを続けないとあっという間に縮こまった技術者になってしまうからな。
開演前の散策であたりをつけておいた店に行ってみる、通し営業だとこういう中途半端な時間にゆっくり食べられるからいいね。
芳久(よしきゅう)@新宿区四谷、前回この辺をしらみつぶしに探したときにはなかったから、最近できた店だと思う。
店は二階なので階段を上っていく、いきなり二階だけの店ってほかに思い浮かばないなぁ。
店内はU字のカウンターが十席程度と、四人がけテーブルが三つくらい、ラーメン屋としては理想的な席数。
この時間だと店員さんを含めてだれも見あたらない、声をかけて呼び出し、オーダーする。
色々な種類があるから悩みどころだけど、冬季限定のしおらぁめん六百五十円にしてみた。
スープを一口、うまい。
塩味と鰹節出汁がちょうどいい感じで合わさっている、どちらも勝たずに、どちらも負けずに。
ネギとワカメは平凡だったのでもう一工夫ほしいけど、煮豚のようなチャーシューはなかなかおいしかった。
まだ時間は早いけど会社に戻っても仕方ないのでそのまま帰宅させてもらう、で、今週初めての麻雀ゲーム。
本厚木シルクハットでのマージャンゲーム「セガネットワーク対戦麻雀MJ2」、今日の戦績は1位、1位、2位、3位、4位、2位、4位、4位、またポイントを落としてしまった。
地元駅まで来て、市内未食店を探してみるかと、勘だけで探してみる、あったここだ。
大善@神奈川県秦野市、店先からはラーメンがあることが分からない。
どっちかというと定食屋でラーメンもついでに作っています、という感じか。
店内は学生が、ライスを大盛りにして焼き肉定食なりほかの定食なりをモシャモシャと食べていた。
そんな中で自分だけ本線を外れてラーメン四百円、うう、湯気が出ていないよ。
麺もスープも「ああ、昔のラーメンってこんな感じだったよな」と思える味、私が懐かしくても今の学生には分からないだろうしな。
今朝はバラ肉とタマネギぶつ切り炒め、まあまあおいしくできました。
上の子を駅まで送ってきて戻ってくるとまだ六時半、今日の小学生二人は学校でバザーだから私は何の用もない土曜日。
もう一寝入りしてもいいんだけど、貧乏性な私は一度起きると寝られない、パソコンをカチカチやりだす。
そうこうしているうちに日が昇ってきたので、愛犬の散歩に出かける。
三十分位かな、近くの公園に行って帰ってくるだけで犬は大喜びだ、幸せが小さくてうらやましいよ。
戻ってきて家の椿の垣根で見つけた赤い実を撮影する、小さい実なので三脚を出してきてちゃんと撮影したらあっという間に三十分が過ぎてしまった。
で、女房もバザーの売り子として参加するので、送りがてら自分も出かける。
事前に探しておいた店、今日は鎌倉の店に行ってみる。
海沿いの国道百三十四号線をひたすら東に向かう、平塚、茅ヶ崎(ってここの市も一軒も食べていない)、藤沢(この市は結構食べてる)、そして鎌倉。
いやはや海ではサーフィンをしている人が結構いるなぁ、ウェットスーツを着ているから寒くなんだろうか、それでも寒いのか。
時間にして一時間で到着、店の前に止められるけどそうすると店先の撮影の邪魔なので付近を探すと空き地あり、勝手に停めるか。
薊(あざみ)@神奈川県鎌倉市、ラーメン本にあったように店内には芸能人のサイン色紙と写真が所狭しと飾ってある。
記憶に残っているのは藤田まことさんと高倉建さん、何かのロケや番組で食べに来たわけではなくて、時々食べにくるような雰囲気。
ラーメン食べようとお店に入ったら健さんがいた、似ている人がいるなぁって思うか、カメラを探してしまうか。
四人がけのテーブルしかない店内、一人で行ってもテーブルを占有してしまうのは心苦しい。
サンマーメン六百円、五分くらいで登場、撮影しているときに店長が寄ってきたからちょっと身構えたら「それってデジカメですよね」と。
はい、「どうやってみるの」、パソコンで見ます、(心の中では)熱いうちに食べさてくれ。
その後、オヤジさんは隣に座った夫婦に話しかけて、逆に身の上話もし出した。
中学卒業後、松坂屋の入社試験に落ちて駄菓子屋を十年やった、ちょっと休んでラーメン屋を始めてもう二十五年経ってしまった、などなど。
オヤジ、話好きだな、というか普通はオヤジさんが奥の厨房で鍋を振るい、フロアは女将さんの担当だろうに。
奥では奥さんらしき人ともう一人の女性が調理をしていた、奥手な奥さんだなぁ。
で、ラーメンの感想だが、スープは醤油味なんだけどギュッとうま味が詰まっている、なんと言えばいいのか分からないけど、スープを飲む手が止まらない感じだ。
麺は細めのやや縮れ麺でおそらく二十五年前から変えていないのだろう、野菜あんかけもたっぷり乗せられていてとてもおいしい。
ごく自然に最後の一滴まで飲んでしまった、ああ、こういう店が家の近くにあれば子供たちと小さいうちから通うんだけどね。
さて、次は本日のメインイベント、この店に行きたくて今日鎌倉に来たと行っても言い過ぎではない。
カーナビで到着したのは鎌倉駅の目の前、路駐できなくはないけどコインパーキングに停めて、いざ。
店と店の間を抜けて到着すると、なにやら店内が暗い、ひょっとしてスープ切れとか、臨時休業とか。
はて、店先に張り紙が出ていて「店主が交通事故にあったのでしばらく休む」と、なんってこった。
まあ、七百軒近くのラーメン屋を回っていればそういうこともあるだろうけど、よりよってこんな時に。
麺やチャーシューをお持ち帰りで販売していた、自家製麺だし、つけ込んであるチャーシューだし、両方とも駄目になってしまうからかな。
ということは交通事故は最近なんだな、早速、神奈川のラーメンサイトに書き込まないとな。
で、まずは車にとって返してコインパーキングから出して、ラーメン本で同じ市内の店を探してセットする、五分位で着くらしい。
はぶか@神奈川県鎌倉市、店の隣に駐車場があって一台しか停まっていないのに店内は満席だった。
鎌倉はお寺巡りする人がいるから徒歩で来る人もいるのだろう、近場の人もいるだろうし。
まずは熱い日本茶、ラーメン屋で日本茶が出てくるのは久しぶりだな、熱いラーメン食べながら熱いお茶を飲めということだな。
この店もカウンターはなく、四人がけテーブルが三つに円卓、中華料理屋だからかなとメニュを見返しても町の定食屋なんだけどね。
席が空いていなくて円卓に座り、所在なげに待っていると、夫婦子連れが入ってきて円卓の反対側に座った、お昼時は混むんだな。
さてラーメン六百円、見た目はシンプル、やっぱり長くやっている店はシンプルだよね。
ラーメン本によるとでっかい寸胴があるらしいが、客席からは見えない、残念だ。
コクのある醤油味のスープをすすり、昔から変わっていないと思われる細めの縮れ麺をすすり、なかなか侮れ無いなぁと。
相席の小さな男の子はまだろくに喋れないので一歳くらいか、新幹線のおもちゃを持ってオレンジジュースを飲んでいる。
なんか仕草ひとつひとつが可愛いなぁ、俺にも男の子がいたらそのくらいの年の頃からあちこちのラーメン屋に連れ回すんだけどね。
ギャーとか大声を出すとお父さんの方がこっちを向いて「すみません」と目礼するが、こっちはニコニコ笑って返すものだからちょっと困っているみたいだ。
男の子も私の顔を見てニコニコする、子供がニコニコすれば私もニコニコ、コミュニケーションに言葉はいらないな。
ああ、私も男の子が欲しかったけど三人とも男だったら女の子が欲しいって思うんだろうな。
自分が会計の時には子供はもう飽きてしまってイスに立って後ろを向いていた、ちゅうど目があったのでニコニコしたらニコニコ仕返された。
帰りは江ノ島を左手に見ながら走ることになる、行きとサーフィン人口はほとんど変わらない。
中にはサーフィンを抱えて道を渡ろうとしている人が結構いた。
して、藤沢に入ったあたりでどこの道も渋滞、仕方のないことではあるが。
川を渡るには橋を渡る必要があり、橋は百三十四号線と一号線の二つだけだからどうしても混んでしまう。
なんとか渋滞を抜け、小田原厚木道路をまたいだところで車を止める、右手に花畑があるのだ。
畑と言っても菊なんかが自然(とは言っても人間が植えたんだろうけど)に咲いている、ほかの花も適当に。
初冬にはコスモスしか花がないのであれこれ撮影しようとしたら、チョウチョが蜜を吸いにきていたのでパチリ。
うまくとれたかどうかはパソコンで見てみないと分からないけどね。
夜は上の子がピアノ教室に通っているので迎えに行く、今の時代、女子高校生を夜道に歩かせるわけにはいかない。
で、家を早めに出て山奥一歩手前のラーメン屋に行く、どさん子一番@秦野市(調べたら「どさん子一番」が菩提と菖蒲に同名で二軒存在する)。
駐車場がめちゃくちゃ広くて、店内はカウンターしかなく、数人が食べたり飲んだりしていた。
どれでも良かったのでしゅうゆラーメン五百円、野菜炒めがたっぷり、コーンがどっさり、どんなラーメンなんだ。
今朝も昨日と同じ朝ご飯のおかず、バラ肉とタマネギぶつ切り炒め、もうすこし考えないとなぁ。
今の時期はタマネギとかジャガイモとかの根野菜(で合ってる?)以外は高いからなぁ。
中の子を体育館に送ってきて、その帰りにいつもと違う道を走ってみる。
時間に余裕がないときは遠回りはしていられないけど、今日も昨日と同じようにせっぱ詰まった用事はない。
で、住宅街の小さな庭先でちょっと車を停めて壁に絡まるツタと白いコスモスを撮影する。
自分の中では、こういう毎日の撮影の積み重ねが納得のいく写真が撮れるようになる近道だと思っている。
本当はこういう撮影ではしっかりとした一眼レフのデジカメと三脚が必要なんだけど、今の身分でカメラ二台は贅沢だろう。
かといって一眼レフ型だけにしてしまうと、持ち運びはできないと言っていいからなぁ。
やっぱここは一つ、オヤジに買ってもらってサンディーカメラマンの時に借りるのがいいな。
午前中からずっとパソコン、オフィシャルサイトの更新をば。
月に一度の更新と決めているのだが、いつもなら全部の作業が半日で終わるところが、今月は三日くらいかかった。
ひとえに蒸気機関車の写真を整理して掲載しなくてはいけないのと、新横浜ラーメン博物館の写真を一気にまとめたからだ。
で、お昼にどこかに出かける気力が無くなり、納豆御飯で済ませることにした、昨日買ったネギを一本分入れたよ。
写真は三十万画素の携帯電話でパチリ、せめて百万画素のカメラになると随分と違うんだろうけど、それも中々買えない。
午後の暗くなるまで編集に手間取り(って、写っているよけいな人を消したりしているから時間がかかる)、なんとかアップし終えた。
自分のサイトの一番の利用者は自分だからな、自分で見て悦に浸る、これがいいんだよ。
悦に浸っていると新しいデザインが思い浮かんだり、あれこれアラが見えてきたり、そうするとまた修正することになる。
修正が簡単にできるって言うのがWebのいいところだよね、好きなだけ変更できるしな。
まあ、PHPやVBS、FLASHなんかも使ってびっくりするようなホームページを作るのもやればできるけど、化粧は最小限にしたい。
マウスカーソルを変えたり、星が流れるような背景にしたり、そういうJAVAScriptを動かすのも悪くないけど。
やっぱ、中身で勝負だよね、読んでみたい、読み返してみたい、そういうサイト作りがしたいな。
夕方に買い物に出かけ、今日はコロちゃんコロッケにした。
串カツ八本、コロちゃんコロッケ八個、カボチャコロッケ四つ、約千三百円、ちょうどいいおかずになるだろう。
買ってきた食材をパックのまま食卓並べる人がいるけど、私は大反対。
ちゃんとお皿に盛りつけようよ、料理はほんの一手間でグンとおいしくなるし、子供への教育上も良くないよ。
昨日買っておいたニンジンとキュウリとタマネギでピクルスを作っておいた、第三回目。
キュウリは三本百円だった、ネギも三本一束で百五十円だった、この位の値段だったらそんなにびっくりしないで買えるよね。
今回は前回のワインビネガーじゃなくて米酢を使ってみたけどどうだろうか、ちょっと味見をした感じではまあまあいけそうだけどね。
いつもはTシャツとパンツだけで寝るのだが、風邪気味だったので真冬仕様のパジャマ来て寝たら、朝起きられなかった。
目を覚ますと六時だった、目覚ましはどうなったんだ、掛け忘れたはずはないと携帯電話を確認すると電池切れになっていた。
何度も大音量で鳴って、ついに電池が無くなったというわけだ、その間、誰も起きないとは。
あわてて起きて、子供にだけは飯を食わせて家を出る。
私は仕方ないので新宿の街で何か食べることにする、久しぶりに吉野家にするか。
豚丼三百二十円、生姜とゴボウが強く出るようになって豚の臭みがほとんどない、合った方が個人的には好みなんだけどな。
昼は代々木の新店に行く、しゅうちゃん@代々木が店内改装して屋号も変えて再出発なわけだけど、今年に二月にオープンしてまだ一年も経っていないのにね。
ばんえい@渋谷区代々木、できたてということで店外に三人ほど並んでいたのでほかの店で食べてきてから二軒目として食べ直すかと考えたけど。
今日は夕飯に二杯食べる予定だからお昼は軽めに、と並んでみた。
携帯のメールを打ち込んでいたから気がつかなかったけど、十五分も待っていたんだな。
カウンターの空いた席に案内されて、とりあえず今日は大盛り(1.5玉)にしておいた。
外から見ていた限りでは茹で時間がかかっていたみたいだけど、私の分はあっという間に出てきた、なんかいやな予感。
つけ麺六百七十円、スープはピリ辛がスタンダードで、ほかに醤油や味噌、和風とある。
特別に辛い感じもしないけど何の変哲もないスープだった。
で、麺が生ゆでなんですけど、心が残っているのはなぜでしょうか、たまたまなのかいつもなのか。
大盛り、特盛りは同じ値段、カウンターにタマネギのみじん切りがおいてあったのはやすべえ@代々木の真似なのか。
そういえばお皿もそっくりだな、でも真似するなら味を真似して欲しいぞ。
仕方ないので明日も来て、普通のラーメン食べてみましょう。
夕方になる前に部長に断って会社を出る、例のソフトウェアのカスタマイズ案件である。
結局会社でやるのは困難と言うことで個人でやることになった、個人と言うことは営業も経理も開発もすべて自分でやるということだ。
とはいえ税金処理だけは煩雑なのでゲンの会社を通すこととして今日は同行してもらい、あと数回あるだろう打ち合わせは自分一人で十分かな。
打ち合わせは一時間くらいかかったけど、なんて言うかお金がいいから対応するけど、って感じ。
色々と気に障る面も多いけど、商売って気分がいいことばかりじゃないからな。
で、本題の新横浜ラーメン博物館、実は博物館の周りにも数軒のラーメン屋があるのでそこにも行きたい気持ちはあるのだが、実際は行かれない、ずっと行かないかもしれない。
今日は三ヶ月間フリーパスを千円で購入した、一回の入場料が三百円なので、四回目以降が割引になるということだな。
しかしこのパス、磁気処理をして三ヶ月過ぎたら使えなくなるのかと思ったら、期限はスタンプを押されるだけで、入り口で館員さんがそのスタンプをみてチェックする方式だ。
一昔前の駅の改札と同じだなぁ、それとも見えなかったけど実際は磁気処理しているのかも。
まず一軒目は支那そばや@新横浜ラーメン博物館、全然並んでいないのでやっと店先の写真が撮れたよ。
時間が時間だから店内ガラガラ、九州有田とんこつらあ麺千円はすぐに出てきた。
支那そばやが作るとんこつ味ってどんなのかなぁとイメージしていたけど、そのイメージ以上だった。
澄んだ上品な豚骨味を通り越して、知らなかったら塩味だと思うくらいのうまさ、ここまでうまくするなよな。
細めのストレート麺はこの豚骨味専用だろうな、最初から最後までアツアツだった。
しかし一杯千円は高いよな、ラーメンだと思うから高いわけで、和食だと思えばエビ天などよりは安いわけで。
次に行ったのは春木屋@新横浜ラーメン博物館、この店は荻窪にもあるのでわざわざここで食べなくてもいいわけだけど、荻窪は近くで遠くにありにけり、中々行かれない。
ここも店内ガラガラでそんなに待たされなかった、他の店が調理風景が見えにくかったり全く見えないのに比べて平ざるでジャッジャッと湯切りする手つきが見られて嬉しい。
しかも本店に比べて出店している店の値付けが高い(まあ場所代を考えれば当たり前)のが当たり前なのに、春木屋だけは本店と同じ値段だ。
頼んだのは中華そば七百五十円、煮干しの香りが強烈、ラードで膜が作られたスープは最後までアツアツ。
細めでやや縮れた自家製麺は、うんちくによると気候やスープの出来で打ち方を変えているとのこと、そんなことが出来るんだ。
しかしうまいねえ、この味を昭和二十四年(1949年)から提供し続けているのだから、ただただ驚くしかない。
店内のポスターには「老舗とは守ることではない、挑戦しつづけることである」とある、挑戦し続けたモノだけが言える言葉だな。
こんなうまい店を小さい頃から食べていたら他の店のラーメンなんて食べられないだろうし、食べ歩きなんてする気にならないだろう。
自分のテリトリー無いでは大した店が無くて、ひょんなことで食べたラーメンがすごくうまく、「世の中にはもっともっとうまいラーメンがあるのだろう」と食べ歩くようになるだろう。
私がそうであるように。
今朝はちゃんと起きられたので、バラ豚肉とタマネギ炒めとブロッコリーを茹でた、子供のお弁当にも大きく貢献した。
もうあと十分早く起きればもう少ししっかり作れるんだけど、そこまで出来なくて適当になってしまう。
お昼はちょっと遠出しようかと思っていたら、新宿三丁目に事務所のある知り合いからメールが来て「本日、新規オープンですよ!」と。
そうと聞いたら黙っていられない、予定変更して部下を誘って食べに行くことにする。
場所は「新宿三丁目のB2出口(UFJ銀行の前に出る)を出て、すぐに桂花のある方向へ進み、寿司屋の角を左にはいるとすぐ」とのこと。
ようするに末広亭の真後ろってことだ、行ってみたら花も出ていてすぐに分かった。
やったる新宿三丁目店@新宿三丁目、私の知っている限りではどこにも告知されていなかったので何で満席で外にまで並んでいるのか分からなかった。
店先をぐるりと見るとHotPepperのクーポンが拡大コピーされて張ってあった、なるほどフリーペーパー情報はチェックしてなかったよ。
新宿三丁目店ってあったのでどんなチェーン店か調べてみたら、高田馬場に本店(というかそこも高田馬場店になっているけど)があって新宿で二店舗目だ、そんなに初めからチェーン展開しなくても。
店内は十席ほどのカウンターと二人がけのテーブルが一つ、決して広くはないけど待合い席もある。
惜しむらくは券売機がないこと、チェーン店ならなおさら券売機を用意して欲しいなぁ。
食べ終わってお金を払うのは個人的には店員さんとのコミュニケーションがあって嬉しいけど、混雑しているときなどはオペレーションの悪さを感じてしまう。
場所柄、夜はちょっとした飲み屋にすることを想定しているのかもね、飲み屋だったらお品書きを見ながら次々とつまみをオーダー出来た方がいいからね。
座った席がちょうど調理場の目の前で、じっくり調理風景が眺められてよかった。
ドンブリは特に温めない、たれを入れたら先に背油を網でこしてかける、次にスープ、そして深ザルで茹でた麺を入れる。
チャーシューやネギなどはあらかじめ切ってある、切ってある店がほとんどだけどね。
さて、らぁ麺五百五十円、いただきます。
スープは中々おいしいです、期待がいい方向に外れた感じ、推測だけど新鮮なトンコツを使っているようで苦みやアクが感じられない。
ちょっと細めのちょっと縮れ麺はどこにでもある麺で普通、でもスープを生かしながらの味はまずまず。
チャーシューやもやしは特別にコメントはありません、しかし全体的にとても上品なのでこの新宿三丁目でやっていけるのだろうか。
近場には桂花新宿末広亭前@新宿三丁目、桜吹雪が風に舞う新宿店@新宿三丁目、大海@新宿三丁目、風風らーめん修行房@新宿三丁目、と軒並み競合店が多い地なのに。
まずはお手並み拝見、だな。
夜は部下を誘って飲みに行くことに、空きっ腹に飲むと後が大変なのでかるくそばでも食べていくかと、一茶@新宿思いで横丁(ホームページ)に寄る。
思いで横丁には立ち食いそばやが二軒あって(って両方ともイスに座って食べるのだが)、飲む前は一茶、飲んだ後はかめや、と個人的に決めている。
無理矢理理由を見つければ、一茶は薄い関西風のだしで味が繊細だから腹が空いたときに食べたいし、かめやはざるにアツアツなかき揚げをサクッと食べたいし。
ま、両方ともおいしいんだけどね。
たいていのそば屋ではかき揚げそばを食べるのだが、今日はきつねそばにした、大きなお揚げがとてもおいしかった。
で、香名屋(かなや)@新宿歌舞伎町一丁目へ、昼間のラーメンは何度来ているけど夜の飲み屋モードは初めてだな。
この店は本店がそば屋で、新宿御苑支店はそば屋、歌舞伎支店はラーメン屋、しかもたんまりと焼酎がラインナップされ「焼酎バー」として雑誌に紹介されたこともある。
最終的にはたどり着けるのだが、いつも入り口で迷ってしまう、迷っているうちにああこんな店もあるんだなぁと気が付くことも多いので、それが楽しみといえば楽しみ、いや、負け惜しみか。
重い木の扉を引いて打ちっぱなしのコンクリートで囲まれた階段を下っていくとマスターから「いらっしゃいませ」と。
ありゃりゃ、昼間の人と同じ人が一人でやっているのか、夜も空いていそうだな。
カウンター以外に始めて座った、丸いテーブル席にしたけどイスが低くて背もたれにスーツを掛けると床に付いてしまう。
壁にハンガーがあるといいんだけどね、最近のラーメン屋でもハンガーがある店が結構多いね。
で、ビールで乾杯せずに初めから焼酎を飲む。
何度も日記にも書いているけど、焼酎と日本酒(ワインとかも)の銘柄は全く覚えられない、同じように味も言葉ではうまく表現できない。
お酒などの嗜好品は百万人がうまいと思ってもまずいのもあるし、ホント、好みだからな。
お通しはごま豆腐だった、お手製とは思えないけど焼酎に合う味で細かな気遣いが嬉しい。
つまみはあんまり種類がないけど、黒豚の塩焼きと薩摩揚げとエイひれ、黒豚はラーメンにチャーシューの代わりに載せられているのと同じ。
ラーメンを食べるときにいつも思っていたのだが、この黒豚を単品で食べたいと思っていた夢が叶ってとてもうれしい。
で、焼酎をあらかた飲んだあとはやっぱりラーメンを頼んでしまった黒豚ラーメン七百円、三人でわいわいしながら食べました。
店長さんとも気さくに話せて嬉しかった、お昼にラーメンを食べているときは中々話をするタイミングがないからね。
でも今度お店に行ったら声をかけてみようかな、新しい焼酎、入りましたか、とか。
店をはねて、かねがね行かねばならなかったお店に行く。
北京@新宿歌舞伎町二丁目、以前にも紹介したけど新宿のラーメン屋さんのサイトの情報充実に寄与している私としては、自分で紹介した店の情報はきっちりとしておきたい。
で、なにをきっちりするのかと言えば、メニュを紹介すること、紹介とは具体的にメモしてくるかデジカメで撮影してくるか、だ。
はがき大のお品書きがテーブルに立ててあるくらいだったらパチリとしてもあんまり気にならないだろうけど、A4大で縦長の菜譜を何枚もめくりながら撮影するのはかなり周りの目を引くよね。
で、やっと撮影し終わっ頃に鶏肉細切りそば七百円おまちどおさま。
基本は中華料理屋だからラーメンは本格的な具が載せられたのが多く、二番目に安いのにした。
ここの麺は拉麺と言って両手で麺を伸ばしながら打ちながら作る、店先がガラス戸になっていて実演しているとつい見てしまう。
延ばして作るのでかなり柔らかいのだが決してフニャフニャと言うことではない、ちゃんと歯ごたえもコシもある。
ちょっとしょっぱいかと思うくらいのスープはネギやチンゲンサイの野菜もたっぷり入っていて、飲むスープと食べるスープになっている。
乗せられている細切りの鶏肉はチャーシュー代わりなのだが、冷たいままだった、これはこれでおいしかった。
夜は体を休めるために目の前のカプセルホテルグリーンプラザへ、二週間に一度くらいは目覚ましをかけない朝を迎えないと体が持たないよ。
目覚ましなしでゆっくり起きられると楽しみにしていても、五時半には目が覚めてしまい、目をつぶってももう寝られない。
むくむくとベットを抜け出してラウンジに併設されたビジネスコーナーにパソコンを持って行ってみる。
無線LANが出来るというふれこみ、私のパソコンも今回のリース替えで無線LAN装備、どれどれやってみるか。
パソコンの電源を入れて、画面が出て使えるようになったら無線LANも使えるようになっていた。
何にもしないで自動認識自動接続、コンピュータはこうであるべきだよな。
ネットは中々の早さ、メールも取れるしホームページのアップも出来るよ、便利な世の中になったモノだ。
ロマンスカーや新幹線も試験的に無線LANをサービスしだしてきて、そう遠くない内に当たり前になってしまうだろう。
「(携帯)電話なんて持ち歩いたら、いつでもどこでも監視されているようでイヤだ」って言っていた人が、知らないうちにどこかにいなくなってしまったように。
かねてからの予定通り、七時過ぎにホテルを出てお店に向かう。
天山(てんざん)歌舞伎町店@新宿歌舞伎町二丁目(ホームページ)、今新宿には二十四時間営業の日高屋以外にも朝にラーメンを食べられる店が何軒かあるのだが、ここもその一つ。
営業時間が夜の九時から昼の十一時までと、一見、夜型人間向きの営業時間だが朝の九時過ぎに来る人はいないと思うけど。
前回来たときは夜の商売が終わって「夕飯」をしている方々で占拠されていてあきらめた経緯がある、今日は二人組だけだった。
カウンターに座ってオーダー、そんなに待つことなく支那そば六百円、トンコツ味以外にも醤油味をやっている。
すっきりさっぱりではなくちょっとコクのある醤油味スープは、まともすぎて飲んだ後に食べたら物足りないだろう。
やや細めのやや縮れ麺、トッピングの刻みタマネギと柔らかいチャーシューがおいしい。
でもここの店はトンコツだな、塩、醤油、味噌とあるから、味噌を食べてみたいな。
今日のお昼は嵯峨野のお弁当、メニュは、「ジューシーチキンカツ、牛肉とブロッコリーのブラウンシチュー、チーズオムレツ、鯖の竜田揚げ南蛮酢、もやしと胡瓜の胡麻ドレサラダ、蓮根金平、さくら漬け、ザク切りレタス」。
ブラウンシチューってのがおいしかったなぁ。
仕事を七時半頃に上がり、どっかで飯を食っていくかなと。
新宿駅ホームに着いたところで江ノ島行きだったら相模大野で降りて、小田原行きだったら海老名か本厚木で降りて、とサイを振ったら相模大野行き急行だった。
相模大野で降りると心を決めていたら、相模大野からは各駅で小田原行きになるとのこと、もう、降りると決めたんだってば。
北口を出てバスロータリーを西側に降りて、店を探す、住所表記を元に探そうと思ったら電信柱にもビルにも住所が表記されていないじゃないの。
仕方ないのでそれと思う場所をしらみつぶしに探す、足を止めて神経を集中させる、ほのかに肉のにおいがする方向に歩くと、こんな寒空の下で並んでいる人がいた。
まあ、私も数秒後にその列に加わることになるのだが、ラーメン二郎相模大野駅前店@神奈川県相模原市、まさに正統派の二郎だな。
二郎はラーメンの類似性はともかく店の作りもすごく似てくる。
まず、年季が入ったらあっという間に駄目になってしまうと思われる黄色いビニールの看板、木彫りならばマスコミも「風格がありますね」とかコメントしやすいだろうに。
開け放たれた入り口も同じ、ドアを開ける、引き戸を引く、そういうのは似合わないわけだ。
基本的に券売機、紙に印刷ではなくプラスチック板でオーダーが分かる仕組みで、色とメニュの対応はどこの店も違う。
水はセルフ、セルフサービスでなんてことは書いていないけど。
カウンターテーブルはこれまた安物の合板、白や朱色が多い、油ぎったドンブリを滑らせないようになどと言う気遣いは皆無。
さて、前の人たちが食べ終わって空いた席に案内されたら、柱が出っ張っていて座れない席にこんな札があった、どういう意味なんだろうか。
座ってからは携帯メールもせずにじっと作っている作業を見ていた。
何度も色々な二郎で見てきたけど、効率とか能率とか急いでとか、そういう言葉は大嫌いなわけだな。
嫌いという以前にそういう方面の言葉は存在しないのかも知れない。
スローフードという言葉がはやりつつあるけど、二郎は二十年も前からスローフードだよ、早く食べられないんだもの。
おお大将、麺の湯で加減を指で麺をちぎって食べて確認している、いいねぇ、キッチンタイマーは野菜の茹で加減には使っていたけどね。
さて並び始めてから席に着くまで十分、席に着いてからは十分、ラーメン六百円。
「ニンニクは」「お願いします」、明日の会社のことは全く頭にない、ニンニクを入れなければ二郎を食べたことにならない。
珍しくレンゲがあるからスープを先に飲むことが出来る、おお、醤油味だ、うまいじゃないか。
いつもはかき混ぜて麺や野菜を食べてからのスープだから、スープ本来の味は中々味わえていないので嬉しかった。
この野菜高騰の折、それはいったいどこの国の話だみたいに、もやしとキャベツをたっぷり入れてくれる、野菜増しにすれば良かったよ。
麺は正統派の極太麺だけど、店ごとに違う味だ、なにがどう違うと言われても言葉では説明できないが。
隣の隣のお客さんが「ビニール袋、ありませんか」と聞いていて、なんでかと思ったらおなか一杯になって食べられないので煮豚を持って帰りたいと。
うーん、おまえ、二郎、初めてなのかよ。
二郎に限らず、初めて入る店では量や味が分からないからスタンダードを頼めばいいのに。
周りを見渡してみると麺を半分以上残す人が多い、このあたりの人たちはあんまり二郎を知らないのかな。
私はと言えばベルトの穴を一つゆるめて、最後の一滴のスープまで飲み干しました、ごちそうさまでしたと店長の見て挨拶しました。
柚子コショウ入りのつけ麺があるらしい、近いうちに再訪しておきたいな。
相模大野の駅に戻ったら、降りたときには気が付かなかったクリスマスツリーがそびえていた。
日本人は文化の違う習慣でも構わず取り入れて楽しんでしまう楽観的な民族だな、って日本人ってくくりは単一民族のような言い方で良くないかも知れないけど。
家を出がけに花を撮影してみる。
なんとか菊という花なのだが、薄暗い朝に撮影したらなんかいい写真が撮れるかなぁと思ったけどどうということはなかった。
とりあえず、どうということない写真と言うことで。
夜は横浜に寄ってから帰ることに決めているので、お昼は軽く済ませることに昨日の夜から決めていた。
原島商店でお弁当を買ってくる、お弁当だけだとなんか物足りないのでサンドイッチも。
お好み日替弁当(焼肉)三百七十八円、ミックスサンド百五十八円、なんだかんだでラーメン一杯分じゃないの。
さて、会社を出て新宿駅の周りを反時計回りに歩き、漫画本の路上リサイクルショップを巡る。
路上生活者達(推測)が拾い集めてきた漫画や週刊誌を一冊百円で売っているので、それを買うためだ。
今日木曜日はモーニングの発売日、モーニングはその日のうちに中々出回らないほどの人気で、おそらく入荷してすぐに売れてしまうのだと思う。
何とか見つかって良かった、鞄のサイドポケットにスーパージャンプとモーニングを詰めて、いざ、湘南新宿ライナーに乗る。
目指すは開港の街、横浜、湘南新宿ライナーがなければ、新宿から横浜に行くのに一時間くらいかかってしまう。
いまや三十分あれば到着、小田急線だと町田までも行かれない時間だ。
横浜駅を西口に出て線路沿いに品川方面に戻り、道なりに曲がって橋を渡り、バスロータリーを右手に見て進んでいくと、成人向け映画館の反対側に。
浜虎@横浜市神奈川区、最近見つけたラーメンを食べ歩いているブログで絶賛していた店だ。
なんか凄く静かだなと思ったらお客さんが数人しかいない、たまたまなのかいつもなのかは分からない。
入ってすぐの券売機が見えたのでデジカメの電源は入れたまま、財布を用意して、自動ドアをくぐる。
券売機を撮影して(正確なメニュ名と値段を記録するため)、特に席の案内は無いので天井を見上げてラーメンを撮影する時にカメラの陰が出来ない席を選ぶ。
座ってからはポツリポツリとお客さんが入ってきて、空いているのはたまたまなんだと思う。
お冷やの代わりにステンレスのコップにジャスミンティが出され、まあ、簡単に言えばジャスミンティ飲み放題だ。
店内は鉄パイプが組まれていて工事中の雰囲気、店員さんもつなぎで工事中を思わせるから若者受けはいいだろうなぁ。
さて、黒豆納豆そば七百五十円、まずはレンゲでスープを一口飲んでから納豆をスープと合わせる。
スープは澄んだ醤油味でズシッとしたパンチはなく、どちらかというと澄んだ上品な味。
オレらのような肉体労働者向けじゃなくて、空調の効いたオフィッスで働いている女性にぴったりか。
納豆も大豆の味はするけれども臭みや粘りはなくて納豆嫌いでも食べられる、けど納豆好きには納得できない味だ。
中太のやや縮れ麺はそのスープの味を邪魔しないような味、バランスはとても良いね。
なんか気が付くと食べ終わっているラーメン、ああ美味しかったの味だった。
で、今度は横浜駅を左手に見てしばらく線路に平行に歩く、なんだかんだで20分位歩いただろうか、駅を真ん中にちょうど反対側の東急ハンズの先まで歩く。
このあたりだったら一度地図を見れば行かれる、さっきの店も会社で地図を一度見ただけでたどり着けたし。
大きな繁華街には人の流れがあるのだ、人の流れは食べ物のにおいを運んでくる、流れにまっすぐに逆らって歩くことで、食べ物のありかにたどり着く。
ついにこれました家系総本山、吉村家@横浜市西区(ホームページ)。
店の隣には「お客様は私の味の師なり」と大きく染め抜かれている、まさしく真実。
まあ、この日記を書いている段階でラーメンは食べ終わってしまっているわけだから、そのラーメンの味を思い出しながら書くのは苦痛だったり、今回のように最高に楽しかったり、するわけだが。
ああ、あの味のためにこの暖簾があったんだと、思い当たる節がある。
入り口は開け放たれ、すぐのところに券売機が二台並んでいてどちらで買ってもいいわけで、それじゃあ並んでいる順番が分からなくなりそうなモノだけど、座って待つのは外の長椅子だから食券(プラスチック板)を買う順番は関係ない。
雨や日差しのために大きく日よけが出ていてありがたい、外で並ぶことが当たり前の店ならではだ。
並んでいるときに店員さんが「はい、食券を見せてください」と、イスに座っている約十人全員がさっと出すが店員さんもさっと覚えて引っ込んでいった。
お客さんのオーダーを覚える、当たり前のことを当たり前にするのがプロだ。
店内は大きなお椀型のカウンターのみ、20人以上は座れるだろうか、店員さんは10人くらいいたけどちゃんと数えていない。
席に案内されるとカウンターの一段高い台に食券おき、好みを聞かれる。
口々に「固め」「油多め」とか発声する、店員さんはおはようと声をかけられておはようと返事をするかのように好みを覚える。
さて、ラーメン五百九十円+キャベツ三十円、ドンブリは食券をおいた一段高い台に置かれた、両手で手前に下ろすわけだけどすでに両手は油まみれ。
急いで右手をテーブルにおいてある濡れタオルで拭うがすぐには取れず、仕方ないので未就学児のようにワイシャツの脇でふき取り、あわててデジカメで撮影する。
さて、レンゲでスープを一口飲む、ガツン、と時間を止められるような衝撃、なんて味、うまいうまい、うまいじゃないか。
旨いものを食べると無口で食べ続けてしまうと言うが、手が止まってしまった、こんなに旨い衝撃は何度めかだ。
麺は固めに頼んでいたので好みてきにちょうど良い、このスープには柔らかい麺は似合わない、個人的な好みだけど。
さてチャーシューはと食べたら、これが凄い旨い、肉の味がそのまま残っている。
ラーメンのチャーシューって、歴史的には安くて味が落ちる肉を、タレに漬け込んで美味しいく食べられるようにしたわけだ。
今の時代は安くて美味しい肉がたくさんあるわけだから、タレに頼らずに肉本来の味で勝負してもいいわけだ。
こんなに美味しいチャーシューも中々お目にかかれない、今度、会社の肉好き部下を連れてきたいな。
で、食べるのに夢中で調理風景を見ていなかった、特に麺茹でを。
今まで行っていた家系の店は、麺の茹で上がりを麺をつまんで食べることで確認していた。
しかし、先月行った家系一番弟子の店、杉田家@横浜市磯子区では麺をつまむことなく目で見るだけで判断していた。
家系総本山の麺茹で担当は店員さんの中で一番小柄な男性だったけど、タレを注ぎ、スープを合わせて、麺の湯で加減は見るだけで判断していた。
本来、家系では麺は食べずに茹で上がりを判断するのか。
見ただけで分かると言うことは、おそらく、見なくても分かっているのだろう、見ることは最後の確認くらいの意味しかないと思う。
それとメンマとかキャベツとかあるんですけど、家系ってラーメンのトッピングってほうれん草だけじゃなかったっけ。
今日は社員旅行、今時珍しい会社ではある。
社員旅行といっても全員だと千人を越えてしまうので、部単位の旅行で、そうぜい四十人くらいでちょうど観光バス一台分。
いつもよりちょっと早い時間の待ち合わせだけど、就業開始より一時間早く行っている私にとっては普通に行けばよい。
ただ、行く方向が自宅より思いっきり西の方向(正確には南西)なので、いったん会社に行くと同じ道をそのまま帰ってくることになり、ちょっとやりきれない。
東名の集中工事にぶつかり、思いっきり渋滞してお昼の到着が二時間くらい遅れてしまった。
お昼のバーベキュー、っていうか焼き肉+焼き野菜会場は伊豆ぐらんぱるってところだ。
さすがにこの時期の平日はガラガラで、でもガラガラなだけで何組かのお客さんは来ている。
ジンギスカンを焼く半ドーム型の鉄板で、冷凍のままの牛肉を焼き、もやしとキャベツとカボチャを焼き、生ビールを飲み、地ビールも飲んだ。
夜は典型的は観光旅館にて。
台座のある中くらいの宴会場でクイズをやったりゲームをやったり、しながらワイワイ過ごす。
こういう昔ながらの座敷での宴会って、今はどのくらいの会社でやっているのだろうか。
うちの会社は私が入社してからずっとこんなことをやっている、各部で色々と嗜好を凝らしておもしろおかしく。
二時間ほどで大宴会が終わって、いったん部屋に戻ってのんびりする。
部屋は四人部屋で、基本的には二次会をやっている部屋に行くべきなのだが、もう、お酒はいいや。
で、同室の部下と近くを散策に。
ホテルを出たところに一軒、前の通りを歩いていったところにもう一軒、その先に一軒、五分も歩かないうちに三軒の店が見つかった。
さて、どこにするかと一番遠い店にしてみた、味のよっちゃん@静岡県伊東市、カウンターが無くてテーブルと小上がりがある。
真ん中のテーブルに座って、メニュを見てあれこれと。
メニュではラーメンが六百円だが、壁に貼ってある短冊は五百円、どっちだろうか。
そんなに待つことなくとんこつラーメン(しょうゆ味)六百八十円、味が塩、醤油、味噌とあって、醤油にしてみた。
スープはとんこつなのにあっさり味、薄いとはちょっと違うけど醤油味はあんまり感じられない。
中太の平打ち麺は柔らかめ、量は気持ち多めだと思う。
チャーシューが大振りで三枚も乗っていて、そこそこ美味しいです。
で、なぜか、もやし炒めが乗せられていて、なんか不思議な感じ。
とんこつスープで野菜炒めが乗せられているのは初めてだと思う、あんまり合わないとも思う。
部下も同じような感想らしく、スープは半分くらい残した。
食べ終わって席を立とうとしたら、奥から大将が出てきて「これ、もっていってよ」とミカンをくれた。
ありがたくもらって店を出たけど、もう一軒行く元気は無かった。
朝は目覚ましが無くても六時過ぎに目が覚め、浴衣のままテーブルの上に置いてあるパソコンぱちぱち、ああ、極楽。
あの新潟地震の上越新幹線の事故サイトがあったので読みふけってしまった、まったく奴らのパワー、エネルギーには頭が下がる。
特に絵本版、目頭が熱くなっちゃうよ。
七時を過ぎたところでバイキング形式の昼食を食べに行く、土曜日の朝だというのに結構な数のお客さんが来ている。
入り口を入ってすぐにウィンナーやスクランブルエッグが置いてある洋食コーナー、なんとなく乗せてしまう。
乗せながら奥に進むと和食コーナー、私はもう年寄りだからハムエッグやサラダより漬け物やシラスの方が好きなんだよぉ。
朝からおなか一杯に食べると一日幸せになれるのでおなか一杯に食べたかったのだが、お昼の予定があったので歯を食いしばって我慢した。
我慢しなくても良かったかも知れないけれど、気持ちの問題だな。
旅館を出て伊東駅まで商店街を抜けていくのだが、途中にお湯が出ている弁財天があちこちに。
なんか御利益があるんだと思うけど、あんまりお湯を飲んだり手に掛けたりしている人がいない。
気が付かないのかなぁ、気が付かないと言えば商店街の人も気が付いてない。
何が気が付かないかというと、旅館を出て駅に向かうお客さんを素通りさせてしまっているのだ。
大抵の旅館客は九時とか八時にチェックアウトするわけで、その時間に店を開けておかないと駄目じゃないですか。
半分以上の店は十時開店で、それじゃ、お客さんはみんな通り過ぎてしまっているよ。
ほとんどの社員は踊り子号で東京駅に向かうところを私と部長二人の三人は、在来線で小田原を目指す。
伊東駅から伊東線で熱海まで、途中に宇佐見という駅があってこの前の台風で大変なことになった町だ。
熱海から小田原まで東海道線、さっきは単線だったけど今度は立派な複線、まあ当たり前だ。
「私は二軒ほど行かなければならない店があるんですけど」「じゃあ、一軒だけ付き合うよ、ちょうどいい時間だし」
三人で連れ立って小田原駅東口を出て長崎屋を目指す、長崎屋の地下に小田原城下らーめん宿場町があるのだ。
前回もそうだったのど少しは改善されているかと思いきや全く変わっていない、駅から向かう道すがら、一枚の案内板も無いのだ。
小田原の人はラーメンに冷たいのかも知れない。
宮崎の食材を食べたいと言うことで意見が一致し、日向屋(ひむかや)@小田原城下らーめん宿場町に入ってみた。
店内は六割の入りか、四人テーブル席に座ってああだこうだと話しながら待ったのだが、店員のオペレーションが悪くて二十分近くもかかった。
麦みそらーめん七百八十円、このお椀のようなドンブリは本当に食べにくいからやめて欲しいなぁ、スープがすごく飲みにくい。
店側からすれば、スープが冷えにくいのと量が少なくていいのだろうけど、商売はお客さんの方に向いてして欲しいよ。
スープを一口、澄んだ味噌味で美味しいけどどの辺が宮崎かは全く分からない。
で、麺を食べようかと思ったら具が多すぎて麺が見つからない。
細モヤシ、辛みネギに青ネギ、コーン、メンマ、海苔、ひき肉、限定麺だからってそんなに具を入れなくてもいいのに。
モヤシとネギはたっぷりあって、やっと発掘した細めのストレート麺、普通の味でした。
スープを飲みつつ具をやっつけていくのだが、ひき肉がそのまんま豚丼に使えそうな出来で美味しかった。
店を出て二人と別れ、一人でもう一軒の店に向かう。
携帯で超らーめんナビにアクセスして店の住所を再確認、サイトのサービスとして地図も出るんだけどその地図は全然使えない。
そもそも携帯で地図見るのは無理があるでしょう、住所さえ分かればたどり着けるからいいんだけどね。
よしよしあった味壺(みつぼ)@神奈川県小田原市、お店を探すのって私はとても楽しみにしている。
この店の周りは閑散としていて繁華街ではない、つまりここの道を歩いている人はこの店に来るのだけが目的だということ。
この通りをずっと北上していくとブッタガヤ@小田原市がある、何か敵対心があるのだろうか、ないだろうな。
暖簾を分けて店内にはいるとまっすぐ奥にカウンターが七席、左手に四人テーブルが一つ、カウンターのイスは高めで私は足が地面に届かない。
この高さだとテーブルも高めでラーメンを撮影するときにかなり高く持ち上げないとアングルに入りきらず、今から緊張する。
オーダーしたら太麺と細麺が選べますがと、迷わず太麺を、こってりとかあっさりとかも選べると張り紙があるけどまずはお店に任せてみる。
大将の調理風景が目の前に見えるのでじっくりと見てしまった、これぞラーメン屋の醍醐味。
タレは二種類をあわせている、スープは一度に注がないで何度もに分けて注いでいる。
麺は深ザルで茹でているけどキッチンタイマーは使わずに目で見て湯で加減を判断、お湯から出したザルに菜箸を差し込んで麺を持ち上げてきっちりと湯切りする。
白髪ネギは形を整えて乗せ、隣にウズラの卵をいれ、お麩をそうっとスープに沈めて、メンマの代わりに油通ししたゴボウを乗せる。
茎ワカメをたっぷりと合わせて海苔を刺し、最後に柚子の皮を一かけ乗せるのだが切り置きではなくてその場で切っていた。
さてさて中華麺(塩味)六百五十円、ああ、やっぱり座ったままで思いっきり高く手を掲げた体勢での撮影ではドンブリが少し切れちゃったよ。
スープを一口、いやはやうまいなぁ、こんなにうまいスープ作っているんだったらウケねらいで具に凝らなくてもいいのに。
ウズラはなんか出来合っぽかった、スープの味を下げるからやめましょうね。
湯通しされたゴボウの食感はとてもよい、箸休めという言葉あるけど、柔らかいモノだけじゃないラーメンって好きだよ。
柚子の香りは好き嫌いがあるとは思うけど、私は柑橘系が好きなので大歓迎だな。
忘れていたけど、やや細めのストレート麺で、これでこの店の太麺か、細麺を食べてみたいねぇ。
自分が食べている間にも次々とお客さんが入ってきて、一組分ずつ丁寧に作っている。
小田原の人も干物や蒲鉾ばかり食べていないで、美味しいラーメンをゆっくり食べる楽しみを知ってもらえると嬉しいね。
今日は中の子が珍しく家にいる、バレーの練習で日曜日が休みなんて二年前に入団してから初めてのことだ。
はじめ江ノ島の水族館に出かけようと思ったけど、今週の予防接種を控えてなにかあるとバカらしいので保留にして、箱根に遊びに行くことにした。
何でも鑑定団に時々出演している北原照久さんのコレクションを展示している箱根おもちゃ博物館に行こうと思い、場所を調べると箱根湯本駅のすぐ近く、車でもいいけど電車もいいなぁ。
子供に聞くと電車で行きたいと、いつも出かけるのが車だし、車って子供にとって意外とつまらないんだろう。
車を駅の駐車場に止めると結構な駐車代を取られてしまうので、自宅から歩いてバスで行くことにした。
バスの時刻表を確認するとちょうど十分後だ、足早やに四人でバス停に向かうとあっという間にバスが来てくれた。
バスの座席で考えるに、大人のバス代が片道二百二十円を二人往復で八百八十円、子供は祝日割引で片道五十円を二人往復で二百円、合計千円か。
あんまり駐車代と変わらないなぁ。
秦野駅からロマンスカーに乗ろうと思ったら時間が合わずに急行で箱根湯本まで向かう、子供達は車窓からの風景にワクワクしっぱなし、親はうたた寝しっぱなし。
箱根湯本駅を出て、まあいわゆる観光地のおみやげ店の前の通りをブラブラ歩く。
普段はみっともないから絶対に食べさせない試食も今日は許可、お饅頭とか漬け物とか、ちょっとづつ食べて非現実を楽しんでいた。
博物館に行く前に腹ごしらえなんだけど、何にするかとあれこれ考えていたら「たまにはラーメンでもいいよ」と女房、たまにはってなんだ。
こんな観光地じゃ定食屋のラーメンだから大したことないし、かといって専門店なんて知らないし。
と思ったら「手打ち麺」と大きく看板が目に入った、なぜに見つけられてしまったのだろうか。
通りから一本入った道で車もすれ違えないような狭い道にそびえ立っていた日清亭@神奈川県箱根町(ホームページ)、こんな観光地の駅そばでよくラーメン屋なんてやるよなぁとホームページをみたら半世紀も営業しているらしい。
一階はいっぱい(四人組が座れないだけでパラパラと空きはあった)で二階に案内されたら座敷にでっかいテーブル。
でっかいテーブルが二十畳近い部屋に四つあって、オーダーしてから待っていると次から次へとお客さんが入ってくる。
実は私が知らないだけで、何かの観光案内で紹介されている有名店なのかも知れない。
オーダーに来た店長さんが、伝票にオーダーを書いた後で「ここに百円があります」とポケットから百円玉を出して、ギュッと握ってコップに落とす振りをしながら百円玉が無くなる手品をやってくれた。
ラーメン屋には千回以上行っているが、ラーメン屋で手品を見たのは初めてだ。
その後も他のお客さんのオーダーを取るときに、一言二言と話をしていた、話し好きのラーメン屋のオヤジ、もっとも尊敬する人種である。
十五分ほど待ったところで、私はラーメン六百円、女房はワンタンメン、中の子は半ラーメン、下の子は天津麺と、メニュ的にはラーメン以外にも中華メニュが沢山あるけど我が家はラーメンだけ。
スープは鶏ガラメインで野菜のうま味も入っている昔ながら醤油味、苦みも少し残っていたけどそれも味と言えば味。
麺は手打ちだけあって不揃いな細い麺、あまり茹でていないけれども生麺ということもあってまずまず食べられる味、というかここでしか味わえない味。
東京や神奈川のうまいラーメンを食べている私にとってはどうということはないけれども、この地にしては十分やっていける味なのだろう。
店を出て少し駅の方向に戻り、三十度以上の急勾配を上っていくと箱根おもちゃ博物館があった。
入口まで来ると入場料が九百円に足が止まる、そんなに高いのかよ、五百円くらいにならないのか。
おみやげ売り場は入場料がかからないのでブラブラ見ていたら、もう一つの博物館が目に入り、そっちは八百円だからそっちにした。
オルゴールの小さな博物館箱根、博物館というか展示館というか。
ここでは普段は見ることもさわることも出来ない百年以上も前に作られたオルゴールを、実際に演奏してくれる。
二十分演奏して十分休憩、全部のオルゴールを聴くのに三ターン必要なので、全部聞いて二時間近くオルゴール館にいた。
ジュエリーボックス大のオルゴールはおみやげ用に売っていて、演奏はタンスの引き出しくらいある大きいやつ、手でぐるぐると取っ手を回してゼンマイを巻き、演奏する。
館にはオルゴールの歴史をたどったジオラマが展示されていて、大航海時代から産業革命を経て二十世紀に入るまでの人々の暮らしと共にオルゴールの栄枯盛衰が一目瞭然になっている。
簡単に説明しておくと、オルゴールの起源は時計台のカリヨンと言われているが二百年も前の話し、スイスで時計産業と平行してオルゴールが作られた。
当たり前だが全て手作りの一品モノ、貴族の城か人が集まる酒場か駅でしか聞くことが出来なかった。
音楽の記録方法がドラム式からディスク式に変わって大量生産出来るようになり、一番の盛り上がりを見せた頃にエジソンが蓄音機を発明する。
そしてその蓄音機でレコードの音楽を聴けるようになり、ラジオが普及して音楽が身近になるにつれてオルゴールは作られなくなる。
なんにしても、人間は音楽を手にした瞬間からいつでもどこでも音楽を聴きたかったのだ、それが一小節でもワンコーラスでもだ。
その音楽を聴きたい気持ちがオルゴールを作り、蓄音機を作り、レコードを作り、ラジオ、テレビ、と繋がっていく。
人間と動物が一番違うところに文字を書くとか言葉を話すとかがあるが、音楽を愛する、があってもいいと思う。
十分間の演奏休憩時間に説明員と話し込んだのだが、いくら音楽を愛する人間だとは言っても百年以上も前に作られた貴重なオルゴールを演奏するのはもったいなくないですか、と。
動く楽器なので必ず摩耗し、破損してしまうのは運命だからと思って尋ねたのだが、「金属部分は全てレストアされているです」と。
アメリカやドイツには大量に昔のオルゴールが残っているのだけど、外見はともかく金属部分は全く使い物にならない。
しかし現代のコンピュータ技術を持ってすれば、設計図さえあれば全く同じに再現できるとのこと。
当然、当時の音を再現しているかどうかの保証はないが、木の材質も併せて全く同じに再現出来ない以上は、現代の再現方法で問題ないとのこと。
初めにオルゴールを聴いたときには「ああ、この音もいずれ聞けなくなってしまうのか」と緊張して聞いた私はなんだったのだろうか。
帰りもロマンスカーに乗れずに電車とバスを乗り継いで帰ってきた。
小学生くらいだと切符を自動改札に通すことすら楽しいようだ。
車では移動になってしまうが、電車とバスだと旅になるよね。
今朝はちゃんと五時に起きられた、というか、目覚まし三分前に目が覚めた。
ジャガイモの皮をむき、タマネギを刻んで、一緒にベーコンと共に炒める。
今朝は塩コショウの加減が絶妙でとても美味しいく、自分でパクパク食べてしまった。
午前中にネットをチェックしたら、高円寺の名店が新宿に進出するのは知っていたが、開店日が今日だとか。
午後は出かけるのでちょっと遠くの店を攻めておこうかと思っていたのだが、仕方ない、花輪と共に歓迎の意を示そう。
場所は桂花新宿ふあんてん店@新宿三丁目の一軒手前、以前は九州一番@新宿三丁目のあった場所だ。
田ぶし新宿店@新宿三丁目、高円寺店には行ったが新宿に来てくれるなんて、新宿にはあらゆるラーメン屋の支店が出来てくるな。
無い店は東池袋系大勝軒くらいだな、古武士がそうだけど新宿駅に近い支店は閉店してしまったし。
券売機と壁の間に一人店員さんが立っていて挨拶してくる、ちょっと邪魔。
店内はカウンター六席、テーブルが四人席が二つに二人席が一つ、以前の店とはだいぶレイアウトを変えてきた。
全ての席に箸とおしぼりが乗った角盆が置かれている、ドンブリはお盆に乗せて出すのではなく、ドンブリを持ってきてお盆に乗せるわけだ。
ちょっと高めのイスに座るとテーブルがちょうどいい感じで、カウンターの板もその辺の安い木ではない。
全体的に格調高くて「ラーメンを食う」ではなく「味わう」になっているのだけど、箸袋が全てをぶち壊している、残念。
お客さんが誰もいないので、物音一つしないなか黒味そば六百五十円、おまちどおさま。
スープはアツアツ、白濁したトンコツスープの上には鰹の濃厚な味が膜を作っている。
麺は堅すぎず茹ですぎず、キッチンタイマーを使わずに指でちぎって湯で加減を確認していたからな。
さてお楽しみの穂先メンマは柔らかくておいしくて、やっぱり追加トッピングするんだった。
店を出る頃にはもう二人くらい入ってきてけど、五人の店員さんは多すぎると思います。
でも、十二月からは朝の四時まで営業するらしい、いつでもこのうまさを食べられるかと思うと、今から嬉しい。
東京駅に着いて、もう少し食べていこうかと東京駅ラーメン激戦区”東京編”に行ってみた。
取り立てて新しい店はないけど、いちおう端っこから順番に食べていこうかな。
潘街粥麺専家(バンタウン・かゆめんせんか)@東京駅(ホームページ)、台湾を模した店先で立ち食い形式になっている。
一番安いのが二百九十円からなので値段的が手軽なことも手伝って、他のお店の店員さんがちょこちょこ食べに来ている。
食券を買うとすぐに店員さんに渡してカウンターに付くわけだけど、食券を受け取った女性店員は私がカウンターに付く前に厨房の店員さんにオーダーを通しているし。
オーダーを聞きながら席に着くまでお客さんを追うのは、厨房の店員も大変なんじゃないかなと思っていたら、案の定、二人同時に来た隣のお客さんとオーダーを入れ違えていた。
私が食べたのは酢辣麺(すーらーめん)四百円、酸っぱくて辛くて屋台向きな味のスープ。
麺は九州ラーメンよりも細い、ラーメンの麺は西に行くほど細くなっていくのかな、あっという間に茹で上がるのも屋台向きなんだな。
映画までの時間があるので先に食事だ、ここら一帯の焼き肉チェーン店のあみやき亭で。
ガスや鉄板ではなく練炭と目の粗い網で焼き肉を焼く、練炭に火が回っていないうちは火力が弱いけど、全部に火が回るとかなり強い火力。
でも火力の調整が出来ないので焼いている人が気をつけないといけない、だから後半になると慌ただしくなってしまう。
すこしづつ焼くようにすればいいんだけどね、だんだんアルコールも回ってきて手もおぼつかなくなるんだな。
夜は三河安城の映画館でコラテラルを観た、相変わらず俳優の名前が分からないけどトムクルーズだけは分かった。
ストーリーや見所は他のサイトで探してもらって、やっぱり、やれば出来るっていうアメリカ映画だった。
CGに頼らずに実写メイン、ストーリー重視の頭で考える映画、こういうのもいいねぇ。
朝はホテルで食事、ホテルで食事をすると領収書が一枚に出来るので会社の経費に出来る。
サラリーマンの節約とはこの程度が精一杯だ。
洋食と和食があり(中華はない)、いつもはコーヒー付きの洋食にするが今日は和食にしてみた。
多めのお粥と三種類の漬け物に梅干し、野菜サラダは洋食のと兼用だな、味噌汁やお茶は無し。
お茶は部屋に備え付けの色だけ出るお茶っ葉があるけど、味噌汁がないのは寂しいなあ。
夕飯は通りかかっただけで行ったことのない店に行ってみるかと、カーナビで探して行ってみたけどその場所は真っ暗でシャッターが閉まっている。
火曜日定休日なのかも知れないし、臨時休業かも知れないし、そうでもないかも知れない。
残念だなぁ、どんな味なのか食べてみたかったのになぁ、次に来たときにやっているといいけどな。
それじゃあとすぐ近くの烈@愛知県安城市(ホームページ)、五時半開店で十分ほど前に着いてしまったので近くのスーパーに行って時間をつぶす。
店に行ったら一番で、メニュを見るとにら饅頭が無くなっていた。
店員さんに尋ねると「にら饅頭はありません」と冷たい返事、無くて当たり前みたいな返事にちょっと残念、すみませんの一言が言えないのかな。
まずは餃子を頼み、餃子が来たところでラーメンを頼む。
私はみそらー麺八百二十円、彼女はねぎらー麺七百五十円、いただきます。
味噌味は(うんちくによれば)二年間熟成させた味噌らしい、熟成させようがせなかろうがうまければいいわけなんだけど、日本人はこだわりに弱いからなぁ。
確かに味はまろやかで口当たりがよく、炒め野菜のタマネギとよく合っているけど、麺が完全に負けている。
とかとやかく言わずに黙って食えばいいのだ、美味しければ美味しいと。
食べ終わったら新幹線に乗る、パソコンが新しくなったので新幹線内でパチパチ出来るのが助かるなぁ。
今朝は五時を少し回ったところで起きた、味噌汁を作りたかったのだけどそこまでの時間はなく、いつも通りにタマネギとバラ肉炒め、小ぶりのジャガイモを三つばかし入れてみた。
タマネギとジャガイモじゃあ色合いが良くないんだけど仕方ない、思う存分献立を考えて料理が出来る日が来るまで、修行の日々は続く。
お客様先に十時だったのでのんびり家を出ればいいのだけど、いつもと同じに家を出て会社でメールチェックをしてから向かう。
時間的には十分間に合って営業担当と共に提案、かっこよく言えばプレゼンテーションだな。
いつも通りにカラー印刷していったのだけど、「こんな素敵な提案書を」といたく感激されていた。
見栄えも大切だけど、結果的には内容、最終的には金額がものを言う。
さすがに普通の金額提示だと無理があったみたいなので、機能限定版をもう一度作って提案してみるかな。
もう一度来てもいいとは言われていないけど、試してみる価値はありそうだ。
十一時ちょっと前に終わったので、青梅街道沿いを駅までテクテク歩く、提案の後にブラブラと話しながら歩くのはとても大切だと思う。
で、同行した営業担当は「今日はどこですか」と歩きながらワクワクしている、いつも美味しいラーメン屋に連れていってあげているからだ。
何の事前調査もなしに付いていくだけで外れなしのうまいラーメンを食べられれば、それが一番いいに決まっているよね。
私もどこに行こうか調べたんだけど、水曜日は定休日の店が多い、地域によって定休日って偏るんだな。
で、仕方ないので携帯から超らーめんナビにアクセスしてみると、ネットでは定休日になっていたけど営業しているみたいだ。
住所表記を元に尋ねてみると、やってるやってる春木屋@杉並区荻窪、ここがあの春木屋か。
創業昭和二十四年だからすでに半世紀も営業していることになる、半世紀前も同じ味だったかというとそうではない。
奇しくもついこの前に春木屋@新横浜ラーメン博物館に行って「老舗とは守ることではない、挑戦しつづけることである」とのセリフを読んできたばかりである。
ガラッとあけると入り口側が短い片のL字型、奥にテーブル席もあるようで、たまたま入り口近くの短い片が二人分空いてラッキー。
メニュを見て本当に高いんだなぁと実感、もともとチャーシューがあんまり好きではないのでチャーシュー麺を頼む気は全くないのだが、ワンタンメンは食べてみたかったな。
他のトッピングとしてメンマやネギも別皿であったのだけど、ま、それはいいかな。
値段が高いから中華そばのお客さんも多かったけど、全く気にせずにチャーシュー麺を頼んでいるお客さんもいた。
千円を超えてくるとさすがにラーメンとは思えなくなるけど、和食だと思えば決して高くないし、まともな蕎麦屋で天ぷら蕎麦を食べたら二千円じゃきかないので、それを考えれば安いとは思うけどね。
メニュによってドンブリを変えているのは調理を間違えないようにするためだろうけど、会計をしやすくするためかも知れない。
大きめの鍋で麺をゆらゆらと茹でる、麺は灰色がかかった縮れ麺で、大盛りは二玉のようである。
キッチンタイマーなしで見た目で茹で上げる、平ざるでチャッチャッと湯切りして既にタレとスープの入ったドンブリへ。
スープはお玉の背中で寸胴の上澄みをどかしてからすくいドンブリへ、最後に寸胴の上澄みを合わせる、この上澄みは溶けたラードでアツアツスープの役目をする。
永福町系大勝軒も同じように溶けたラードでスープを蓋をする、ラーメン屋の創業時代に繋がっているのだけど、別に知らなくても美味しいラーメンは食べられる。
麺が入ると手早くチャーシューやノリ、メンマを乗せて完成、(当たり前のことだけど)オーダーを間違えずに中華そば七百五十円、おまちどおさま。
スープを一口、ビックリするほどアツアツじゃないけど、上澄みの膜をあけた途端に煮干しの香りが顔中にまとわりついてくる。
メンマやチャーシューは特筆することはないけど、麺は他ではどこでも食べられない味、とてもおいしい。
麺をすすり、レンゲでスープをすすり、あっという間に食べ終わってしまい、ドンブリを持ち上げて飲んでしまった。
終始無言だった同行した営業担当も、ドンブリごとスープを飲み干す勢いだった。
営業担当を先に会社に帰し、私はせっかくの荻窪、もう一軒。
少し駅の方向に戻って一本入ったところにある金本家@杉並区荻窪、「新家系」とあるけどどんな家系だろうか。
外にあったメニュでは(いわゆる家系の)醤油トンコツだけでなく、塩と和風があることか、トッピングの油上げって油揚げの間違いじゃないのか。
店内はかなりゆったり目の配置、カウンターが十五席程度でテーブル席もあって、でもお客さんはカウンターに三人しかいないし。
券売機で食券を買って麺の固さ、味の濃さ、油の量を選べるのは家系と同じ、どんなに空いていてもお冷やは自分で取るのも同じか。
今日食べたのは塩とんこつ(味玉入)七百円、和風と塩には味玉子が強制的に付いてくる。
スープはあちこちのネットの評判通り薄め、というか、コラーゲンってやつが沢山入っているような感じを受ける。
スープの作り方が違うのか、出しを取る部位が違うのか、そこまでは分からない。
麺はやや太めのやや縮れ麺で家系標準、ほうれん草とノリのトッピングも家系標準。
本当だったらニンニクを入れて味の変化を楽しみたいところだけど、さすがにお昼からは無理。
とは行ってももう一度くるかは微妙、荻窪のお客さんが決まったらくるかな。
会社に戻ってあれこれ雑用を片づけていたら、突然事業部長に呼ばれて何事かと行ってみたら、とんでもないことになっていた。
どうとんでもないことかをここで書くわけには行かないけど、ともかく、飛んでいって謝ると言うことになった。
大江戸線で三十分くらい乗り、三人で平謝り、まあ事業部長は謝るのが仕事とはいえ、かなりの謝り上手だ。
客先もそんなに怒っている訳じゃなくて、まあ、筋を通して謝罪すれば大きな問題にはならないようで良かった。
まあ、来週に最終顧客に謝りに行くので、それまでは安心できないけどね。
もう一度会社に戻り、いわゆる始末書を書く。
特にフォーマットがあるわけじゃないので、ブチョーに今までの謝罪文を借りてきて手直して、と。
とりあえず形が出来たのは八時半過ぎだったので、先にロマンスカーの予約をし、さて、撮影に行くか。
高島屋サザンライツ、今度は高島屋とJR東日本の本社を陸橋で結ぶ両側にあるイルミネーション、一時間かけて撮影してきました。
さっき見てみたけど、ブレまくり、まともに撮れてなかった、やっぱり三脚いるなぁ。
今朝は味噌汁を作った。
長ネギとシイタケを大きめに刻み、出しは粉でごまかし、最後に豆腐を入れて完成、おっと、油揚げも入れたんだよ。
せっかく買って誰も使わなくなったにがりを数滴混ぜて、少しずつ減らすような努力をする。
最後に醤油を味が変わらない程度に少しだけ入れるのだが、味噌、豆腐、醤油と日本文化の誇る大豆トリオを食べるわけだ。
あと納豆を入れれば大豆カルテットも完成するのだが、そこまでする人はあまりいないな。
午前中は始末書を作る、上長に内容を確認してもらい、メールで送付して一段落。
後は月曜日の謝罪の儀でなんと言われるかだ、とは言っても当事者の私は参列できないのだが。
始末書ができあがった辺りから本格的に発熱してきた、体もだるい、だれがどう考えても風邪である。
そういうことなら、今までも体調が悪いときには医食同源として食べてきた定食を食べなければ。
半分は本当に栄養があって身体に良く、半分はタダの迷信、思い込みだろう。
十二時きっかりに会社を出て向かうと混んでいるので、三十分くらいずらして行ってみる。
ウチダ@代々木、基本的にはこの店で食べる料理は味噌タンメンである、今日もお客さんのほとんどがオーダーしていた。
で、医食同源として個人的に崇めているのがナス肉炒めライス千円(高くなったなぁ、通いだした頃は八百五十円だったのに)、通称「ナスミソ」、以前は「ナスの肉味噌炒め」だったからその名残だ。
食べるたびに思うことは、ナスを一度油通ししてから炒めてあるので、中まで火が通っているのにちゃんと歯ごたえもナスの味もするということだ。
自宅ではそこまで出来ない、自分の料理だとナスが油を吸ってしまってナスの味は無くなってしまうからね。
野菜はナスとピーマンとニンジン、肉は豚なんだろうな、あんまりよく分からない。
で、なぜか上にラーメンのチャーシューが乗せてあるわけなんだけど、野菜炒めのタレと混ぜないと美味しくないのだ。
おそらくナスミソをオーダーする人の九割以上が「アンバランスなチャーシューは要らないから五十円下げてくれ」と思っているに違いない。
午後の仕事を進めていたら発熱も鼻水も変わらない、こりゃ早く帰った方がいいかと思い始めたが、連絡待ちで帰れない。
時間が五時を回り、辺りが暗くなりだした頃、窓の外を眺めて「雨降っているなぁ」とつぶやく、最近の天気予報は当たるよね。
席に戻ると鼻水が止まり、熱も下がってきた、さっきの風邪気味は何だったのか。
そうは言っても身体全体のだるさは完全に抜けきらない、早めに帰った方がよさそうではある。
さて、どこかで何かを食べていくかどうかを悩むところだが、電車で寝て途中で起きられたら食べることにするか。
目が覚めたのは海老名、次の本厚木で降りることにする。
さてどこに行こうかと、おお、そうだ、先月開店した店があったんだ、いかなきゃいかなきゃ。
うろ覚えの道順で行ってみたらドンピシャで、まあ、地元だからね。
謹ちゃん@神奈川県厚木市、下調べを十分にしてこなかったけど券売機を見る限りでは家系で、ネットで調べたら川崎家で修行したとのこと。
店内を見渡しても黄色いアクリル版に「麺の湯で加減、味の濃さ、油の量、調整します」が見あたらない。
L字の十三人くらい座れるちょっと波打ったカウンターと、四人テーブルが二つ、酔客もターゲットにしているらしい。
先に一人いて、自分が出るときにはもう一人来ていた、あんまり知られていないのだろうか。
家系って多いよね、一体どのくらいあるのかなぁ、調べられるのかなぁ、とネットを検索してみると世の中には変わった人がいるモノで。
家系ラーメン制覇記録という「そんじゃ全部食ってやろうじゃないの」という人がいる、その人に近寄っただけで豚骨臭がするんじゃないかな。
麺茹でを見ていると、途中で何度も湯切りをしては茹で湯に戻してとしていた、よく意味が分かりません。
麺の茹で上がりは目で見て、盛りつけを女性店員(奥さんだろうか)が、ドンブリ出しは店長と思われる男性店員が。
さて、茎わかめラーメン並七百円、茎わかめがたっぷりだなぁ、でもちゃんと下処理してあるからどんどん食べられるし。
家系にしては細めの縮れた平打ち麺、ちょっと歯ごたえがなかったけど茹で過ぎってことはないだろうな。
チャーシュー、ほうれん草、ノリ、普通だと思う。
家系のテーブルらしく、おろしニンニク、おろし生姜、紅生姜、そして豆板醤があるのだがどれを入れても全く味が変わるよね。
私はいつも半分か2/3ほど食べてから休みの前ならおろしニンニク、平日だとおろし生姜を入れる。
今日は風邪菌をやっつけようと、おろし生姜多めに、明日には直っていて欲しい。
今朝は豚トロにいつものタマネギとジャガイモを刻んで合わせて一品だけ、味噌汁まで手が回らない。
雨が降っているので女房(車に乗って帰る係)と上の子で、車を運転して駅まで。
駅の改札を通って壁の観光地案内とか小田急からのお願いとかを毎朝のように流し読んでいると、ふと、ロマンスカー増発のお知らせが目に入った。
『本厚木六時四十六分発、新宿七時三十三分着、新宿までの間はどこにも停まりません』
おお、小田急、やってくれるなぁ、複々線化して到着時間が十分くらい早くなっただけじゃぁあなぁと思っていた矢先だ。
早速、携帯で十二月十三日月曜日の予約状況を確認してみたら、まだまだ空きがあります表示だった。
おっとと、危なく予約してしまうところだったよ、予約しちゃっても良かったかもな。
会社に着いて終業前に一通り見て回るサイトの一つにAll
Aboutガイドの嶋さんのサイト「フレンチ」がある。
フレンチに興味はあんまりなく彼の日記が好きなのだが(今時の時流に反して肖像権や著作権、全く気にしていない)、今朝はやはりというか当たり前というか、ボージョレヌーヴォーのことが取り上げられていた。
彼の言うことなら間違いないと信じて引用する。
「しかし、何か意図的なものを感じるのですよ、最近のボージョレは。本来そういうワインではないのに意図して濃く作っている、多分ね。」
「あ、そうそう、今年はいいとか悪いとか天候はあまり関係ありません。と言い切るのは技術の進歩により作り方でかなりの部分コントロールできるからね。」
年間何本作るか知らないけど、今回の日本の輸入分だけでも何十万本もあるのだから、一人の作り手が同じ味で作っているわけはないなと思っていた。
だから作り手によってボージョレの味が違うのだ、逆に言えば作り手の好きな味に作れるのだ、もう、ワインは工業製品なんだな。
年に数回しか飲まない人が「今年はうまい」とか「コクがあってギュッとしている」とか、それはボージョレの一部のワインの感想ということだ。
だからといって全ての種類を飲んで感想を述べよ、といっているわけではない。
ワインに限らず嗜好品(焼酎や日本酒、洋酒もそうだな)は、そのものの味から作り手の気持ちを感じるのが大切なんだよ。
絵画を見て絵の具の種類とかカンバスの布をどうこういう人がいないのと同じように、ワインを飲んだら「今年の暑かったブドウ畑を伝えたいんだな」みたいな気持ちになって欲しい。
と、ボージョレをまだ飲んでいないのですねているだけなんだが。
お昼はすっかりとらさんで話題になっている(管理人の大崎さんが盛り上げている)超らーめんナビの限定麺を食べに行くかと。
めじろ@渋谷区代々木、とを空けると満席かと思ったよ、代々木の人間は高いラーメンは食べないんじゃなかったのか。
社会人だけじゃなくて学生も食べに来ているよ、まあ、一通り一回は食べておこうということなのかもな。
カウンターの高い段のところにピンク色がかかった原塩が置いてあって、それは藤沢店の時からそうなんだけど。
場所がカウンターのコーナーなので、撮影しようとするとちょうど反対側のカウンターの人間が写ってしまうので、未だに撮影できないでいる。
接写モードで撮影してあとで編集すれば人間の顔なんて分からないんだけど、撮される方の気分は悪いだろう。
閉店間際じゃないともう撮影できないかもないなぁ。
今まで全く気が付かなかったのだが、麺茹でにはキッチンタイマーを使っているんだな。
ただ、ピピピッと鳴る前に止めてしまうし、細麺はすぐに茹で上がるので、一つをお湯から上げて湯切りしている間に次の麺を上げるまでタイムラグがあるから、その分、次の麺を遅らせて入れているし。
その上げるタイミングはいつも疑問だったのだ。
平ざるで湯切りする場合は、間違いなく最初の方と最後の方では麺の茹で時間が変わってくるよね。
時間差を付けてお湯に入れるのはすごく理にかなっている、と。
で、限定ラーメンは貝柱の塩ちゃんめん九百円、ビックリするほどの値段ではない。
サイトのうんちくは「里芋をすりおろしたものと魚のすり身を混ぜ、昆布、鰹、鯖、宗田などのスープで割ったもの。これをめじろ自慢の塩ラーメンに上にかけ、最後に炙った貝柱を添える。一日限定十食」となっている。
簡単言えば普段の塩ラーメンに手間暇かけたスープをもう一度かけている、ということだ。
この店はレンゲを置かないので、スープを初めから飲むことが難しいので、麺と共に味わうことになる。
で、だんだんとスープが混じっていくので、「七重の味」と呼ばれている、っていうか、店自身のうんちくでそう書いてあるんだよね。
里芋と魚のすり身は全く分からないくらい、とてもおいしいけど一体なんだろう、に仕上がっていた。
全体的にすっきりさっぱりな味、食べ終わった後で店員さんとちょこっと話をして、「おいしかったです、また来ます」と挨拶。
まだまだこの店の種類は多いからね。
本厚木シルクハットでのマージャンゲーム「セガネットワーク対戦麻雀MJ2」、今日の戦績は1位、1位、1位、2位、4位、3位、3位、4位、プラスマイナスゼロでポイントそのまま。
夕飯を食べていないので帰ってから食べても良かったけど、いつも帰りの電車の窓越しに見える店に行ってみようかと。
一駅乗って降りるのはちょっとなんだけど歩いては行かれないからなぁ、雨も降っているし。
八宝亭@神奈川県厚木市、店先の営業時間をみたら二十四時までだ、終電のお客さんまで対応すると言うことだな。
店内はコの字の二辺だけのカウンター店の3/4を厨房が占めている店内、ラーメンメニュと同じくらいの定食メニュ。
厨房が広くてお客さんスペースが狭いのにお冷やの給水機はお客さん側、そこまでしてセルフサービスにすることないだろう。
場所的には飲み屋をかねていても良さそうだけど、線路反対側の国道沿いが百倍も栄えているからなぁ。
でも、私以外のお客さん三組はみんな飲んでいたけどな。
さて、醤油ラーメン六百円、どんな味かと思ったら普通の味だった、ごくありふれた中華屋のラーメン。
麺もスープもチャーシューも普通だったけど、メンマは好みの食感だった。
メンマラーメンってあったかなぁ、お品書きが一カ所にしか張っていなくて、座っている席からは見にくかったんだよね。
いつもと同じ時間の五時に上の子を駅まで送っていって、戻ってきて一眠りせずにパソコンに向かう。
今日は連絡のあったソフトウェアカスタマイズの対応をしないといけない。
時間をかければいいわけではなくて、やっぱりアイディア勝負みたいなところがあるので、メリハリをつけて集中して作業する。
まずは体を起こさないといけないので、デジカメを持って玄関先をウロウロする、何かいい被写体はないかなぁ。
一つは地面すれすれの双葉、片一方は青々としているけどもう一葉は紅葉している。
初めは手撮りだったけど、パソコンで見たら納得できないので車に入れてある三脚を出してきて撮影。
自分的に納得できたので来週からの表紙にして、もう一度見渡すとどこからか出てきたカタツムリ。
三脚が使えない高さだったので、十枚以上撮影して、下手な鉄砲も数打てば当たるの格言通りだな。
で、ソフトウェアのカスタマイズを大がかりな修正を残してほぼ完成。
作っているときは入れ込んでいるので当たり前の間違いに気が付かないことが多いことを経験的に知っているので、一通りに確認を終えたら、またまた写真の編集をする。
楽天ブログで使っている今月分の画像をインデックス化して、と。
お昼は出かけるのが面倒くさくなったので残っていた御飯に永谷園の鮭茶漬けでごまかす。
朝早くからずっとパソコンに向かっていて疲れてきた、ベットで横になって目が覚めたら五時だった。
上の子をピアノ教室に迎えに行く途中で市内のラーメン屋を攻める。
今日は時間がなかったので近場、河原町交差点から国道に抜ける途中、LAOXの隣にあるラーメンショップ曾屋店@秦野。
なぜは電話帳の登記は「ラーメンショップ」と支店名が付かない、こんな田舎の秦野市に二軒あって一軒は実食済み。
この店は二回目、一回目はまだ写真を取り始めていない頃だった。
ここの店内も厨房が3/4を占め、四角形の二辺がカウンターになっていて席数にして二十席くらいか、全席埋まることなんてないんだろうな。
基本は醤油味で塩味とかないんだけどミソ味があるみたいなのでそれに。
ミソラーメン六百円、ミソ味は豚骨スープと背油と相性がいいみたいで中々の味じゃないの。
やや細めのストレート麺も平ざるでの湯切りがいいのか湯で加減がちょうど良くて、悪くないじゃない。
でも赤くでっかいチェーン店のビニール張りはお客さんに二の足を踏ませるよね。
ハンバーガー屋は牛丼屋みたいな調理マニュアルなんてないんだから、チェーン店といっても全店味が違うと思った方がいいよね。
後から来た人はネギチャーシュー中盛りに餃子を頼んでいた、軽く千円を超えるオーダーだ。
小学生二人のともしび財団っていう団体の表彰式に、昨年に引き続き三年連続の授賞式。
普通の小学生は夏休みの自由研究を出すのが精一杯だと思う。
中の子は自由研究は小学校一年からずっと学校代表で市の作品展に選出され、市の作品展でも金賞とか銀賞とかで、なんとも物足りない。
で、初めっから県レベルの作品展、福祉とか老人介護とかのポスターと絵本を作品として出展する作品展に出してみた。
三年前に優秀賞、去年は最優秀賞、今年は最上賞のともしび大賞が取りたかったのだが昨年同様の最優秀賞。
全部で三百点を超す応募があるそうだけど、その中で三年連続トップテンに入るのはどのくらい難しいのだろうか。
東名高速で横浜町田ICまで、高速を降りたら十六号線で南下して狩場ICから首都高に乗って阪東橋で降りてすぐ、全行程カーナビ通りの一時間。
大桟橋あたりで赤レンガ倉庫越しにMMビルを眺めなら久しぶりに潮の香りに包まれる。
ブラブラして船の出航待ちのために雨風をしのげる室内に入ったら、こんなところにも巨大なクリスマスツリーが。
夜だったらキラキラしてキレイだろうけど、そこまで待つわけにはいかないしなぁ。
お昼はやっぱりラーメンになった、本当はカレーとかちょっと気が利いたランチでも良かったんだけど、結局そういうのって高くつくんだよね。
かといってマックやファミレスじゃあいくら何でもなぁ。
ザ・ラーメン屋@関内(横浜市中区)、屋台風の幌に囲まれた店先に並べられたテーブルで食べる、四人がけのテーブルが五卓しかない。
厨房は分からないけどフロアは女性店員が一人で切り盛りしていた、元気いっぱいで「女は愛嬌!」を身体全体で表現していた。
子供二人は半ラーメン五百二十円(全ての麺類は半分に出来るとあったけど、たったの百円引きじゃなぁ)、自分はラーメン(横浜中華そば)六百三十円、女房は野菜ラーメン(塩味)八百四十円。
ラーメンのスープは鶏ガラをベースに色々な野菜やスルメ(と店に張ってあった)を沢山入れて作っているらしく、他で食べたことのない味。
すごくうまいわけじゃないけど、麺を食べ終わっても自然にレンゲでスープをすくっている人が多かった。
やや細めのストレート麺はまさに昔の中華そばって感じだけど、量が少なすぎるよ、屋台風ってのは麺の量のことか。
野菜ラーメンのスープはラーメンのスープから醤油味を引いただけだけど、野菜のうまさがすごく引き立っている。
こんなに手間暇かかっていると思われるスープが、昔ながらの味ってのはとてもおかしい。
昔のラーメンというのは、今でも残っている老舗をのぞけば野菜のクズや鶏ガラ、豚骨などの他の料理で残った食材を有効利用したわけだ。
それでも他の料理とは違う味だったのでうまかったわけなんだな。
会場は裁判所の隣の横浜情報文化センター、昨年と同じフロア。
大賞から佳作までロビーに展示されていて、絵本などは実際に手にとって見ることが出来る。
恥ずかしながら我が子の作品はこのときに初めて見たわけだけど、本当にこれを我が子が作ったのか、小学生が作ったのか、にわかには信じられない。
表紙が横に広がるようになっていて、広がった中に老人ホームの写真が見えるようになっている。
各ページは全てひらがなで書かれていて、下には展示の紙が付いている。
点字なんて六個の穴で表現するのだから誰にでも簡単に出来そうだけど、実は一穴間違えても一ページ全てやり直しになるわけだ。
修正や訂正はいっさい出来ないし、分かち書きという独特の方法で文節を区切っていく。
まあ、昔の小説や新聞を点字化するのを人間がやっていた時代は終わって、全てコンピュータが点字プリンターを使って作ってくれる時代だから。
手で点字が出来るようになっても何にもいいことはないけど、これだけ電卓が普及してもそろばんがなくならないのと似ているかな。
ちなみに、小学校の部と中学高校の部の二つがあるんだけど、中学になってからの初応募はあまりなくて小学校からずっと応募し続けている人がほとんどらしい。
今日の受賞式も去年見た顔が多かったし、やっぱりこういうのは生まれたときから出来る人は出来るってことだな。
出来ない人は一生出来ない、別に全ての人が同じ速度で走れて、同じ絵が描けなくたっていいんだからさ。
授賞式の最後に審査委員長の寸評があるのだけど、審査委員長は画家の老人で、去年と同じ、これまでもこれからもずっと同じだろう。
その画家先生の寸評はどんなに眠たかった大人も子供も起きて聞いてしまうほどおもしろい。
そもそも芸術家は子供の頃の視線や絵心を一生持ち続けられる人だから、話し言葉がざっくばらんで目の前で話しかけられているようでドキドキする。
子供もちょっと上級生の話を聞くように楽しそうに聞いている。
で、先生の次に寸評するのはこれまた去年と同じ、しばらくはずっと同じだろう県庁の福祉関係の担当課長。
仕事柄(私もそうだけど)大人と会話したことしかないだろうから、「先生の後に話をするのはすごく話しづらいのですが」と枕詞に続けるのだが。
どこかでイビキが聞こえてくるような場内に一転して変わる、仕方ないよなぁ、私も帰りの車の運転を考えてしばし仮眠だな。
帰りはお昼のラーメンがすっかり消化されてしまっていたので、高速度道路のサービスエリアで少しだけ補給を。
初めはおにぎりはサンドイッチでも食べておけばいいかと思ったのだが、子供と女房は超有名でとてもおいしい(らしい)ぽるとがるのメロンパンを一人二つずつ食べていた。
「ぽるとがる」はメロンパンやバナナパンを出すチェーン店らしいが、ホームページなし、だれか作ってやってくれ。
で、仕方ないので私はゑびな軒@東名高速海老名SA(神奈川県海老名市)で海老名ラーメン六百九円。
海老名ラーメンが味噌味で(レシートはミソラーメンになっている)、横浜ラーメンが豚骨味(レシートはトンコツラーメンだろう)、塩味が相模ラーメン、醤油味が東京ラーメンと書かれていた。
で、この味噌味だけがチャーシューがなかったけど、チャーシュー味のひき肉がうまかった、どうやって作ったのかな。
連休中日ではあるけれど出勤、電車の顔ぶれをなんとなく感じた範囲では四連休にしている人はあまりいないみたいだ。
最近、朝のおかずを手抜きしてしまっている。
風邪が治りかけているので無理をしていないから何だけど、そろそろちゃんと作るようにしないとダメだなぁ。
その前に食材を買っておかないとイカンな、明日の休みになんか買いに行ってこよう。
会社に着いて最初にすることは、鞄からノートパソコンを出して机の上で電源を入れること。
パソコンが立ち上がるのを横目で見ながら、デスクトップパソコンの電源を入れるのが次にすること。
と何の意識もしないで手を動かしていたら、ノートパソコンがストップエラーで止まってしまった。
慌ててもパニックになってもパソコンは直ってくれないので、気を落ち着ける意味で英語を日本語に訳してみる。
「あなたのコンピュータは重大なダメージを受けています。この下に書いてあることをちゃんと読んでリセットしましょう。新しいハードウェアやソフトウェアをインストールしたことが悪かった可能性がありますので、ちゃんとWindowsUpdateをしましょう。もう一度同じようなことになったら、新しいハードウェアかソフトウェアを切り離して立ち上げ直してください。F8キーを押しながら立ち上げると、拡張された手順を案内します。」って意味だな、きっと。
止まるタイミングが障害の切り分けに重要なんだけど、見てなかった。
仕方ないのでとりあえず画面をデジカメで撮影して(モジュール名とかアドレスとか紙にメモる人はいないでしょう)、次にすることは祈ること。
「うまく立ち上がりますように、ちゃんと使えますように」と、たとえ相手が無機質な金属とプラスチックとシリコンの固まりであっても、誠心誠意お願いする。
で、ゆっくりとハードリセット、無事に立ち上がって今日も一日楽しく仕事が出来る。
お昼は何となくラーメンを食べる気が起きなくて、前から一度行っておきたかった焼き肉屋のランチを。
和泉焼肉市場、行ってみたら何人か食べていたのでちょっと安心。
以前の店だとワンフロアーだったから全体がすぐに見渡せて、お客さんも店員さんも気持ちが良かったんだけど。
こっちの店は狭い土地に三階建てなので店員さんも最低でも三人必要だし、こっちも店の雰囲気がつかみづらいし。
それでもこんな時代は長く続かないだろうと、少しでも早く何となるように一票。
ランチセットは「焼き肉、冷麺、ビビンバ、石焼きビビンバ、海鮮クッパ、カルビクッパ」の六種類のいずれかにライス、スープ、漬け物が付く。
焼き肉、冷麺、ビビンバは七百円で他は八百円だ、まあ普通でしょう。
焼き肉は「カルビ、ロース、ハラミ、ミノ、ホルモン、豚ロース、豚トロ、タン塩、トリ」から三品選ぶことになっている。
お冷やを持ってきてくれた店員さんは以前の店からの店員さんで、世間話をしながら「今日はタン塩がないんです」と、なんだ一番好きなタンがないのか、残念。
焼き肉は自分で焼くのだから、なじみの店員さんがガスコンロを点火しているうちに他の店員さんがさっさと持ってきてくれる。
うーん、お肉の量は十分すぎるけど御飯がちょっと少ないなぁ、普通はこんなモノなんだろうけど。
肉を焼いて食べていくとやっぱり御飯が足りなくなってしまいました、半ライスをお代わりして、ごちそうさまでした。
会計の時に「半ライスはサービスしておきましたよ」と期待したんだけど、しっかり百円取られた、それだけ商売が厳しいんだろうな。
本日最大のイベント、先週あったトラブルの収拾のために大崎に向かう、三年前に半年ほど通った地だ。
私本人が出席すると話がややこしくなることもあるので、お客様から呼び出されたときのためにすぐに駆けつけられる場所で待機。
ビルの周りには喫茶店が見あたらず、ちょっとした広場に長椅子が数脚あったので、座って待つことにした。
三十分かな、一時間かな、と思案していると十五分を過ぎたところで連絡があって。
呼び出しかと襟を正したら「もう、終わったから」と、「これから気を付けてね」と言われただけらしい。
ここは一つ、当時の信頼関係が今だ続いているといい方向に考えておこう。
早めに終わったので、銀座の友達の会社に行き、週末起業家として活動しているソフトウェアのカスタマイズの覚え書きを直してもらう。
そんな文書を書いたことも見たこともなかったので、しっかり書いてもらえてすごく嬉しかった。
何度も何度も頭を下げ、しかし「今どき手書きの原稿かよ、パソコンくらい使えよ」とビックリして、自宅に帰ってから打ち込めばいいからと気持ちを持ち直して。
道に出ると辺りが暗くなっていて、ふと目に入った赤いネオンの方向から麺の匂いがしたので行ってみると、何とも場所が説明しづらいラーメン店が車も通れない道を挟んで二軒あった。
ちょっと飛び込む勇気が無くて今日は見送ったけど、ちょっと調べたら両方ともそこそこ紹介されていてビックリ。
次に銀座に来たときは、必ず食べてみよう。
新宿まで戻ってきて、部下達との待ち合わせの店、太公望へ。
太公望へ飲みに行くのは随分と空いてしまったなぁ、そもそも飲みに行く機会を激減させているからな。
店内はまだ誰もいない、まだ六時前だからそんなモノでしょう。
生ビールと腸詰め五百五十円をつまみの飲んでいると、部下到着。
同じように生ビールで乾杯し、水ぎょうざ六百五十円、角煮の味付け九百五十円、ナス味噌七百五十円、次々と平らげていく。
いつもならここらで紹興酒に切り替えるんだけど、今日は地元の店にも行かないといけないので生ビールだけにしておく。
最後に五目揚げ焼きそば七百八十円、ごちそうさまでした。
予約してあるロマンスカーの発車時刻まで三十分くらいあるので、さくらやで三脚を見る。
今日一緒に飲んだ部下は、セミプロのカメラ野郎(小僧ではない)、色々とアドバイスをもらって、と。
次の給料が入ったら買えるレベルの三脚をあれこれ選んでもらって、もう、気分は三脚で撮影する気持になっている。
私のカメラなど趣味とはとても言えないレベルだけど、すこしずつこうして揃えていくのはとても楽しい。
地元に戻って本日二番目のイベント、和風スナックのゆうすげに銀杏を届けに行く。
新宿のおなじみの店にも来週届けて回る予定にはなっている。
今日もカウンターに先客一人だけ、いつもの人ではなくて違う人、仲良しになっておきたいけれども隣に座るわけにもいかないからなぁ。
富の宝山をロックで飲みながらあれこれと話をして、持ってきた銀杏を炒ってもらう。
先週伊東へ社員旅行に行って来たと話したら、ママさんは伊東が好きで何度も行っているらしい。
で、伊東の塩辛が気に入って、無くなったら送ってもらっているとのこと、食べてみたけどとても美味しい。
日本のお酒には日本のつまみが良く合うよね。
上の子は今日も部活で五時に起きて駅まで送ってきた、帰ってきてから一時間くらいもう一度寝てから中の子をバレーの練習場の体育館まで送ってくる。
その帰りにミカン畑に立ち寄って、あれこれと撮影してみる。
帰ってきてパソコンで見てみたらかなりへたくそ、かなりがっかり、中々うまく撮影できないなぁ。
お昼はずいぶん前にもらっておいたサツマイモを女房に頼んで蒸かしてもらい、塩を付けながら半分だけ食べた。
そのほかに蒸しパンなりお菓子なりを食べながら、ソフトウェアのカスタマイズ要望に応じてあれこれ直した。
なんだかんだで夕方までずっとパソコンやっていたなぁ、ちょっと外に散歩にも行ったけどね。
色々なメルマガを購読しているが、新製品紹介で久々に「欲しい、今すぐ欲しい」な紹介があった、冬のボーナスで買ってしまうかも。
スイスアーミーナイフで有名なヴィクトリノックスの新製品は、512MBのUSBメモリが挟み込まれている。
今持っているUSBメモリは一世代も二世代も前の32MB製品で、しかも接続には「差せばすぐに使える」とのふれこみと遠くかけ離れてドライバが必要になる。
だから、自分が普段アクセスする可能性のあるパソコンには全てドライバを入れてあるんだけど、友達とかとデータのやりとりをすることが出来ない。
今、あちこちで発売されているヤツはドライバ不要なのばかり、何かの機会で買おうと思っていた矢先の朗報、良かった良かった。
ただ、対応OSがMac9.0からなので、女房のiMacには使えない、いままで通りの32MBでやるしかないな。
夕飯もお昼に大量に作った蒸しサツマイモで済ませる。
二日続けての麺休日はずいぶんと久しぶり何じゃないかなぁ。
今朝はちょっと寝坊したけど、おかずを一品作った。
とは言ってもいつものタマネギの豚肉炒めだけどね。
明日こそはもうちょっとまともな朝のおかずを作りたい、早く寝なくちゃいけないのに。
会社に着いてからのサイトチェックをしていると、なんと、嶋さんの日記(11月20日分の日記)からリンクが張られていた、ビックリ!
畏れ多くもそんなところから日記を張られているとは夢にも思わなくて、クリックしたら自分のページが出て「あっ」と声を出した次第。
朝から嬉しいことがあると、一日が楽しくなるよね、仕事だったら効率よく進められるよね。
お昼はちょっとした用事を西新宿で済ませ、新しい店が出来ていないかなぁとブラブラしながら新しくオープンした天下一品新宿西口店@新宿一丁目を探していた。
田楽の斜め向かいだという話だけど、ってあったあった、すんごく大きな看板をイメージしちゃってたよ。
店外には並んでいなかったけど、お昼時なのでほぼ満席状態、
中々出てこない、デジカメのタイムスタンプを確認したら十四分待たされていた、ラーメンだと五分ってイメージがあるよね。
中華そばランチ六百八十円、今まで何度も食べたけど初めてのあっさり味、いただきます。
おおっ、トンコツのコクがいいねぇ、野菜のうま味もちゃんと出ているし。
でもコッテリに合わせてある麺やトッピング、特に九条ネギはコッテリだからこそであって、あっさりだとネギが完全に勝ってしまい一緒に食べるのはどうかと考えてしまう。
そもそも天下一品って京都の出でしょ、なんでこんなに濃い味が京都で受け入れられたんだろうか。
食べ終わってレジで会計するときに、天下一祭りのスピードくじを引いてみた。
百円引き券だった、次にいつくるか分からないのになぁ。
かといって天下一品ストラップだともっと困ったかも知れない。
午後は仕事の合間を縫って、週末企業家のための特許を調べていた。
特許庁のサイトでは、キーワードで特許を調べられるようになっていて、自分の作ったソフトの申請するときに使うと思われるキーワードで探してみたら400件以上もヒットした。
多いのか少ないのか分からないけど、タイトルで関係ありそうなのを見ていくと「こんなことまで特許なのか?」なのもある。
発案者が大手家電メーカーで、発明者が個人名が圧倒的に多く、会社の制度上の申請だと言うことは一目瞭然。
まあ、ウチも申請して認められれば奨励金が出るから同じか。
申請日と許可日の期間を計算してみると、一年半から二年くらいかかっている。
そんなにかかったら、そんな技術は陳腐化してしまいそうだな。
だから特許を取ることが大切なんじゃなくて、特許申請中、ってのが大切なのかも知れない。
さて、定時で仕事を終えて向かうは蒲田、楽天でよく見るサイトの人が食べたレポートを書いてあったのでいてもたってもいられなくなって。
品川まで山手線、品川から京浜東北線、自宅に帰るルートから考えると一時間半以上の遠回り、電車代にして二百九十円(片道)。
まずは西口を出てグルッと左回りに東急池上線を回り込むように線路脇に出る、線路右側に階段があればすぐなのに。
上弦の月@大田区蒲田、到着したときには外に並んでいなかったけど中には並んでいたので外で待つ。
前の人が進んだけど店内が狭そうなので、席が空くまで外で待つ。
カウンター七席(だったと思う)、二人と四人のテーブルが一つずつ、めちゃくちゃ狭いですなぁ。
食券を出すと好みを聞かれてびっくりして天井を見上げ、固め濃いめの張り紙を見てオーダーした。
プラスチックの食券板はカウンターの高い段に置いているんだけど、固め、濃いめなどの食券も用意してあって、一緒に並べて間違えないようにしていた。
二郎や家系などは十人くらいの好みは、店員さんが一発で覚えていたけどな。
チラッと横の人のをみたらかなり太麺なので、こりゃ時間がかかりそうだなぁと壁に置いてあった漫画単行本を一冊取って読む。
座った席が入り口に一番近いカウンター席だったので、頭の左右を食券が何度も行き交う、そのたびに店員さんが「お客様、お客様」と連呼する。
この店に来たら、食べ終わって店を出るまでにお客様って百回は聞くんじゃないかな。
太麺だから二郎系や家系の用に寸胴の中でユラユラ茹でて平ザルでチャッチャと湯上げするのかと思っていたら、深ザルで玉を分けて茹でていた。
これじゃぁ時間がかかるよなぁ、茹でムラも出来ちゃうんじゃないかなぁ。
席に着いてから三十分も待たされてらーめん四百五十円、最近になって五十円値下げしたみたいだ、って安いなぁ。
スープは確かにうまいなぁ、チャーシューもほうれん草もノリも、みんなうまい。
二郎と同じくらいの極太のやや縮れ麺もかなりうまいなぁ、つけ麺で麺だけ食べてみたいな。
しかしまあ、店内は比内鶏が大山産でどうだとか、昆布がどうとか、のウンチクとメニュとラーメン本に紹介されたときのコピーがたっくさん張ってある。
もうちょっと落ち着いた雰囲気の方がいいと思うけどね。
あと、ニンニクや豆板醤や紅生姜には化学調味料が含まれていますよ、って張り紙があったけど、スープや麺に自信があるんだったら置かなければいいと思うのは素人考えか。
実際、全く使われていないようだし、百歩譲って置いてもいいのはコショウくらいかな。
それにしても店内が騒がしいよ、テレビはともかく、待っている人は狭い店内でじゃなくて外で待たせればいいのにな。
真後ろにたたれてのぞき込まれたら、誰だってゆっくりラーメンは食べられないよね。
食券を買ったら先に受け取って準備をしておきたいのはよく分かるけど、店員さんが食券を集めに外にいく店も多い。
要するに「うまいラーメンを作る」店であって、「うまいラーメンを食べる」店ではないってことだ。
そりゃこういう店の雰囲気が好きな人もいるだろけど、普通の人は後ろや横に立たれてのぞき込まれながらのんびりラーメンを食べることは出来ないだろう。
イマイチの消化不良感で、もう一軒行くかと駅に戻る途中で見かけない屋号の店に入ってみた。
濱壱@大田区蒲田、L字カウンターの奥に先客一人だけの店、今度はのんびり過ぎかも。
食べたのはらーめん六百円、真っ白なドンブリはあんまり見かけないな。
麺はツルツルのシコシコで最後まで熱い、まあそんなにうまいって感じじゃないけど十分食べられるでしょ。
ライトトンコツのスープも最後まで熱かった。
店を出るときには一人っきりになっていたけど、その後も誰もきそうにない、昼間は混んでいるのだろうか。
蒲田駅のホームに着いたら、三十分前に人身事故があって電車が止まっていた。
あらあら、ラーメン一軒で済ませておけば事故に遭わずにすんだかも、どうだっただろうか。
今朝も昨日と同じでタマネギの肉炒め、ピーマンがあったはずだが無くなっていたので同じになってしまった。
寒くなるにつれてだんだん朝起きるのが辛くなるなぁ、って寒さのせいじゃなくて寝るのが遅いから。
週末起業家の納期が今週末なので、帰宅してから切りがいいところまでやっている。
なので寝るのが二時近くなってしまうわけで、起きるのは五時じゃああまりにも無理があります。
来週になったら早く寝られることを期待して今週はがんばります。
お昼は田ぶし新宿店@新宿三丁目、開店日に行ったときは五人の店員に囲まれてひとりぼっちだったけど、今日は四人ほどお客さんがいて安心した。
高円寺店(田ぶし@高円寺)とは味が違うんだから屋号を変えた方がいいって色々と言われていたけど、店内の壁掛けプレートには「田ぶし和屋(なごみや)」とあった。
開店の時からあっただろうか、記憶にない。
今日で二回目なので券売機左から二番目の赤味そば六百八十円、いただきましょうか。
店のうんちくは「田ぶしスープをベースにし、パンチの効いた特製辛味油と、自家製味噌だれで仕上げました。」とある。
じゃあその田ぶしスープとは「とび魚、かつお、さば、いわしをベースに、豚・鶏・野菜をじっくり煮込んだスープ」らしい。
この説明を読んで味がイメージできる人はいるんだろうか、少なくとも私はイメージできない。
もっと簡単に「数種類の魚だしにトンコツや鶏ガラをあわせ、野菜で調整しました」って言えばいいのに。
麺は黒味そばと同じでやや太めの縮れ麺、早くつけ麺で味わってみたいものだ。
スープは魚介系の強さに味噌味の強さが勝っていて、田ぶしが味噌ラーメンを作るとこうなるってことだな、とてもおいしいよ。
惜しむらくはもうすこし味噌を丸くしてくれると、地のスープの味がよく分かってもっと美味しいと思う。
とても美味しくいただきました、ごちそうさま。
会社をちょっと早く出て厚木まで、今日は久しぶりに麻雀ゲームでもやるか、その前に腹ごしらえでもするか。
小田急線本厚木駅を降りてタクシーロータリーを過ぎて右に曲がり、最初の信号を左に折れて、しばらくいったら右手、ちょっと分かりにくい場所にある。
大陸@神奈川県厚木市、赤か黄色のラーメンの幟を立てればだいぶ違うと思うけど。
朝の十一時から朝の五時まで通し営業、一人ではとても出来ないだろうけどそこまで長い時間営業する意味もちょっと分かりかねる。
六時過ぎに入ったんだけど先客ゼロの貸し切り状態、食べ終わって出るときまで誰も来なかった。
店先にうんちくがあって、十数時間かけて取っただしとのこと、要するにだしを取っている間は暇だから店を開けておくか、ってことか。
二回目に訪問する時に前回と違うのを頼めるように一回目は左上の法則なんだけど、たぶん二回目は無いだろうから左上ではないメニュにした。
食券を出してしばらくしてもお冷やを持ってこない、特にセルフだとの張り紙はないけど誰もお客さんがいないんだからお冷やくらい出してくれてもいいのになぁ。
仕方ないから自分でコップを取ってテーブルの水差しから水を注ぐとこれがぬるいのなんのって、通し営業だからそのまんまなんだ。
スープは鉄鍋でモヤシなどの野菜と一緒に炒める調理方法、あっという間にできあがってきた、早いなぁ。
味噌ラーメン(白)七百円、アツアツのスープは柔らかい味の白味噌でモヤシなどの野菜と良く合っているけど、薬味のネギが厚めでちょっとなぁ。
中太のやや縮れ麺はなかなかの味で、自家製ではなくてもとてもうまいと思うよ。
メンマもチャーシューもノリも、まあ普通だったから飲んだ後で食べるのにはちょうどいいかもなぁ。
本厚木シルクハットでのマージャンゲーム「セガネットワーク対戦麻雀MJ2」、今日の戦績は2位、2位、3位、3位、2位、3位、1位、3位、1位、3位、すこしだけポイントを上げた。
五段まであと10ポイント強、ここからが鬼門である、じっくり少しずつ上がっていかなければ。
今朝はタマネギの肉炒めにナスの細切れを追加できた、ナスがちょうどいい感じに炒められて自己満足。
ブロッコリーも縦切りにして茹でた、少しは朝の食事らしくなった。
お昼ははなまるうどん新宿歌舞伎町店@新宿歌舞伎町(ホームページ)、ここ歌舞伎町店がチェーン展開二百軒目とのこと。
四国の讃岐うどんチェーンは何チェーンかが東京進出を果たしていて、食べ比べが十分出来るのだが私にはどこがどう違うのかが分からない。
値段体系も店内のオーダーの仕方も、どのチェーンも同じで、違うと言えば最後のトッピングの種類くらいかな。
要はバイキング形式で自分で好きな物を取っていくやり方だからだな。
店内にはいるとまっすぐ先にレジがあるのでそれに向かって進むと、先ずトレイを取る。
天ぷら、おでん、御飯物を好きなだけ取っていけばいいのだが、ある程度周りを見渡してから取らないと「あっ、これ食べよう、あっ、やっぱりこっちだからさっきの返さないと」となってしまう。
絶対に外せないのはかき揚げ、野菜かき揚げとエビかき揚げがあるけど野菜でいいや。
でっかいナスの天ぷらも外せ無いなぁ、他の揚げ物やおでんなんかはいいや。
で、うどん揚げの前まで来たらすきなうどんをオーダー、量と茹で方とタレのかけ方で何種類もある。
最終的に食べたのはしょうゆ中(二百九十四円)+ナス天九十五円+かき揚げ天九十五円=四百八十四円。
ちなみに看板になっている百円うどんとは『かけ小』なんだけど、そんなの頼む人はいないよね。
で、はなまるのフリートッピングは、かつお節(花鰹)、揚げ玉、おろし生姜、刻み万能ネギは無い。
チューブのわさびがあるけど、チューブのまんま置いてあるとちょっと引いちゃうよな。
そのフリートッピングを取るところに電子レンジが置いてあり、天ぷら関係を暖め直せるんだけど、ちょっとそれは手抜きじゃないかなぁ。
うどんはアツアツだし、コシは十分だし、とても美味しい。
美味しいけど、この味が讃岐うどんのどの程度のレベルに位置するのかが分からない。
ここまでシンプルな料理だと微妙な違いが美味しいかどうかを分けるだろうし、接客や店の雰囲気もとても大事だろう。
野菜かき揚げは思いの外サクサクだった、うどんドンブリと別皿だったので希望としては塩をかけて食べたいところだが、醤油しかなかった。
ナス天もナスが大きいだけで味は普通だった、でもナスが好きだから許しちゃう。
客の入りは八割程度で、なんだかんだ言ってはやっているんだんぁと思った。
夜は町田で飲む約束をしている。
99年にネットを通じて知り合って、以来、多ければ毎週、少ないときは半年おきくらいに飲んでいる。
たまたま家が同一小田急線沿いなので比較的よく会っている方だ。
町田には一軒、なじみの店(と勝手に思っているだけだが)があるのだが、彼に店を任せた。
彼はちょっとこじゃれたチェーン店が好きで、まあ、飲み屋にこだわりがないんだろうけど、一つの店に何度も行って顔なじみになる気がない。
その辺は私と全く正反対な性格なんだよな。
町田駅新宿側の交番前で待ち合わせて、慌てて踏切を渡り、左側へ階段を下りてすぐ。
一番どり@町田、チェーン展開しているのにホームページが見つからない、どうしたもんだろうか。
店内ガラガラ、世間では花金と呼ばれているはずだからもう少し遅くなってから混むのかな。
そして彼の一番の大好物が瓶ビール、何事にも好き嫌いがあっていいわけだけど、はじめっから日本酒や焼酎を飲みたい私とここでも合わない。
コップで乾杯して、「いや、オレ、今、純愛、しているんだよ」との話から。
私も彼も既婚者ではあるけど、結婚したら女好きが直ったりするわけじゃないからな。
仕事の話しもああだこうだとして、本当は終電まで飲みたかったが週末起業家のことも気になったので十時過ぎには帰ることにした。
彼は一人でまだ飲みに行くとのこと、どうして忙しいときに限って彼と飲むことになるんだろうか。
要するに彼の暇なときは私の忙しいとき、私の暇なときは彼の忙しいとき、ってリズムなんだろう。
高校でホームスティ制度があって、子供が行ってみたいとか言い出すのでとりあえず説明を聞きに行くために女房を高校まで送っていく。
戻ってきてパソコンの電源を入れるが、何か様子が変、立ち上がらなくなってしまった。
今日は一日、あちこちのホームページ巡りや、やりたかったホームページ作成をたっぷりやろうと思ったのに。
で、どうするか、このまま月曜日まで待つか。
自分のホームページだけなら諦めるところだが、週末起業家の仕事がある、直さなければ、直す方向に努力しなければ。
仕方ない、会社に行くか。
土曜日の新宿は平日のサラリーマンやOLだらけの街ではなく、若い人の若い色であふれている。
見ている風景はいつもと同じだけれど、街全体が20歳は若返ったように感じるくらい華やか。
道行く女性に思わず声をかけたくなる衝動を抑え、下をうつむいて会社へ。
一人若いヤツが出勤していた、半分遊んでいるみたいだったけど、別に遊んでいても構わないよ。
鞄からパソコンを取り出して机に置き、再セットアップ用のCDを探してきてセットする。
リカバリCDで戻してしまうと買ってきた状態に戻ってしまうので、OSを違うディレクトリにインストールしてデータを救い出し、それからリカバリCDで戻すのだ。
それもディスクが認識されていればこそ、認識されていなければとりあえず今日のところは諦めるしかない。
さて、始めますかとパソコンの電源を入れたら、何事もなかったように立ち上がった。
あんだよそれ、目一杯上げたテンションがカラカラ空回りしてしまう。
このまま帰るのもシャクなので、いい機会だから完璧にデータをバックアップするか。
画像データは会社のデスクトップパソコンに、その他のデータは最強のPCカードサイズのハードディスク、モバイルディスクに。
コピーが終わったのは5時過ぎ、一杯飲まずにさっさと帰りましょう。
腹が減ったのでどこかで何かを食べるかと、途中下車で寄る店の候補が二つある。
どちらでもいいときは、ホームに止まっている電車で決める、座れるかどうかで決める。
小田急線は相模大野から小田原に向かう電車と江ノ島に向かう電車があるので、江ノ島に向かう電車がきていれば相模大野で降りることにする。
小田原に向かう電車でも、相模大野まで座れなかったら相模大野で降りる。
ホームに向かう階段の途中で電光掲示板が目に入る、この電車も次の電車も小田原行きだ。
電車に乗り込み、手すりにつかまって漫画を読んでいると、すぐ近くの駅で目の前の人が降りた。
周りに人生の先輩がいないことを確認して座り、座っているときも時々周りを見渡すが、それらしい人はいなかった。
で、途中下車は本厚木駅にした。
駅から歩いて五分くらいか、梅屋@神奈川県厚木市に到着、上から見ても下から見ても家系。
ラーメン(家系なんだから自動的にトンコツ醤油)だけのメニュかと思ったらネギ系もラインナップされていたので食べてみることにした。
カウンターだけの店内に入ると十四席全て座っている人がいる、土曜日のこの時間でこのくらいの混雑は当たり前だよな、安心した。
五分ほどして席に案内され、もう五分ほどしてネギラーメン七百円、いただきます。
麺茹でを見ていたけど、湯で加減は食べるのではなく見る、だった。
スープを一口すすったらハッキリとトンコツ味が出ているじゃないですか、結構うまいなぁ。
しかし、この駅の南口にも家系があるからなぁ、どっちもどっちでおいしいいし。
チャーシューは普通だったけど、ネギは辛味を完全に消し去っていて甘みと食感だけをうまく引き出している。
麺の茹で加減は本当に目で見ただけなのかと疑うくらい絶妙、しっかりと茹でられているけどちゃんと歯ごたえも残してある。
家系の店にランクやレベルはないけれど、かなり高いランクになると思う。
修行した店と同じ味を出すこと、味を超えること、味を変えること、いずれにしても誰もができることではない。
誰ができるようになるのか、それは出来るようになりたいと強く思った人。
家系に惚れ込んで店を出すだけでなく、系譜をまとめているまとめている人もいる。
時間のあるときに呼んでみると面白い。
本厚木シルクハットでのマージャンゲーム「セガネットワーク対戦麻雀MJ2」、今日の戦績は1位、1位、1位、4位、1位、1位、2位、やっと五段になれた、こんなテレビゲームでも嬉しい。
今日はメチャクチャにツイていた、判断が裏目にでることがなかったし、勝負牌は一度も当たらなかった。
とりあえずここまでこれたので、いったん休止して、また再開することにする。
帰宅してパソコンの電源を入れるも、また、立ち上がらず。
悔しいので、テレビ見ながら飲んで寝た。
いつも通りに五時起き、上の子を駅まで送ってきて、オヤジのパソコンに向かう。
前回パソコンが壊れたときの、作業環境を整えたままにしておいたので、今回はすぐに使える。
まったく、すぐに使えるじゃなくて、使うことなんてない方がはるかにいいわけだけど。
お昼はお隣の平塚の店に、先ずは神奈川県西部をカバーしているラーメンサイトでは絶賛されている店、調べてみたらあちこちでも絶賛されている店。
場所をちゃんとメモってから向かえばよかったけど、地図を見ただけで覚えたつもりになっていた。
そうは言っても地元の道、五分くらいうろうろしたけどすぐに見つけた。
ひでたん@神奈川県平塚市、平塚駅に直結する道沿いのセブンイレブンの斜め前だった。
駐車場が用意してされていないけど片側二車線の両側に路駐が数台、仕方ないので私も混ぜてもらった。
ガラッと引き戸を引くと席が空いていないかのような雰囲気、おっと、一番入り口に近い席が空いていた。
カウンターが10席くらいかな、テーブルは10席くらい、カウンターとテーブルの間にはかなりスペースがあって広々とした雰囲気。
この店は塩ラーメン専門店、ネットで調べている私のような人はいいとしても、知らないで入った人はちょっと驚くだろう。
そもそも店先には「そば屋」って書いてあるからなぁ、暖簾には小さく中華そばって染めてあるけど。
一味勝負の店はトッピングとご飯もので差別化するんだけど、その差別以外に麺が二種類あった。
でもようくお品書きをみたら味噌味もあるし、味噌味は麺が違うらいしいし、何度か通う必要があるな。
塩味は細麺と平打ち麺、ここはやっぱり平打ち麺でしょう。
いずれにしても細いのであっという間に茹で上がる、麺を深ザルに入れたら店員さんが付きっきりだった。
あっという間に出来上がってきた塩そば(いったんも麺)六百五十円、入り口近くに座れたので太陽光で撮影したつもりになっていたら一部しか陽があたっていなくて、完全に露出不足になってしまった。
撮影しなおしの意味でもまたこなくちゃいけなくなった。
スープを一口、おお、こりゃみんなが絶賛するだけのことはあるな、かなりうまい。
うまいけど、本丸亭@厚木やぜんや@埼玉県新座市の60%位のできだなぁ。
ちょっと科学調理料を使って味を調えているのと(全て自然食材だと苦味や臭みはわずかに残ってそれがまたいいのだ)、スープが熱すぎる。
熱いスープはおいしいけど、本当においしいスープは冷めてもうまい。
しかもスープの寸胴に真南からの陽が差し込んでいるよ、丹念に作り上げたんだろうけど、それじゃ味が変わってしまうと思うのですが。
細めの平打ち麺は、柔らかめではあるけれどつるつるした食感がとてもよい、こんな麺は初めてだな。
これだけうまいスープに負けないほどうまいチャーシュー、しかし、のり、ほうれん草、メンマは物足りない。
でもまあ脇役は脇役でいいかもね、スープのお代わりをしたかったくらいの味でした。
おいしいラーメンをありがとう、ごちそうさま。
店を出るときには外に数人並んでいた、あちこちの情報誌でも紹介されているらしいからね。
次なる店は、行く前に調べていて偶然見つけた店、あちこちではあまり紹介されていない。
新店なのにあまり紹介されていないみせは、ちょっと気が引けるよなぁ、ま、行ってみれば分かるか。
ネットでの「神奈中スーパー虹ヶ丘店そば」だけをキーワードに探すとあっという間に見つかった。
あぢぢぢい@神奈川県平塚市、奇しくもこの店も塩ラーメン専門店だけど、先客はだれもいなくて中休みかと思った。
窓に外へ見えるようにメニュが貼ってあり、ネギそば、野菜そば、鴨そば、潮そば(限定20食)、あさりそば(限定30食)とある。
いつから塩ラーメンのことを「そば」と呼ぶようになったのか。
店内はレトロ調を意識して真空管かと思われるような巨大なラジオがあった、中身は本物だろうか、最新のラジオだろうか。
ご夫婦でやっているらしいけど、カウンター10席、テーブル12席に満席になったら二人じゃ対応できないでしょう。
ラーメンの作り方を高めのカウンターしきり越しにみていたら、大きな中華なべで野菜とスープを一緒に炒めていた。
もう、その、ジャーって調理の音がとても耳を刺激するよね。
さて、野菜そば六百五十円、見た目は上品は野菜ラーメンって感じだ。
スープはかなり上品、悪く言えば薄くてよく味が分からない、お品書きによればマイナスイオン水でスープを作っているらしい。
マイナスイオンって熱しても大丈夫だっけ。
野菜はたまたまかもしれないけど半分ぐらいがタマネギだった、残りはキャベツ、キクラゲとにんじん少々。
30秒も茹でたら十分と思われるような極細麺、塩味には細麺っていうのは昔からだな。
全体的に薄味で、野菜そばだからチャーシューもメンマもなくて、身体には良さそうだけど印象が残らないなぁ。
私はこうして日記に書いているから忘れないけど、ラーメン専門で取り上げているサイトではうっかり書き忘れてしまうかもな。
朝は昨日のうちに刻んでおいた野菜とキノコを冷蔵庫から出して、肉を食べやすい大きさに刻んで一緒に炒める。
もう、朝の五分が起きられない季節になってきたからな。
明日から味噌汁も前の晩から作っておくことにするかなぁ。
こんなことに苦労しているようだと、母子家庭の人ってホントにスゴイと思うよ、良くできるよなぁ。
会社に着いて、ノートパソコンの電源を入れたけど状況変わらず。
CD−ROMドライブを接続して、XPのCDをセットして継続させてみると、見事に立ち上がった。
ここで技術的な矛盾点や不可解なことを書き連ねてもいいのだが、このサイトは技術系じゃないからな、止めておこう。
とりあえずだな、ダイナブックのサイトで見つけた未適用のドライバを片っ端からダウンロードして適用するか。
時間がかかるし目の前で見ていないとダメだから、今日のお昼は弁当だな。
今日のお昼は嵯峨野のお弁当、メニュは、「なめらかクリームチーズ入りハムカツ、豚肉とザーサイのビーフン、がんもと筍の煮物、さしみ蒟蒻(酢味噌パック付き)、小松菜としその実しめじ和え、ミックスコールスロー、レインボードレパック」。
マヨネーズとソースの袋が付いていたんだけど、ハムカツにマヨネーズを思いっきりかけてしまいました。
午後もずっとドライバを適用しいていて、全部当て終わったけど結局直らず。
東芝の技術窓口に問い合わせることにして、しばらくはCD-ROMドライブを持ち歩かないとイカンなぁ。
早く家に帰ってオヤジのパソコンで更新したファイルをノートパソコンに移さないといけないので、会社を早めに出て、と。
でもお腹も空いたらから途中下車して、と。
相模大野の店でつけ麺を食べようかと思ったら月曜定休、以前だとわざわざ行って休みだと海より深く落ち込んだけど、今では「それじゃ、次に行こうか」と気にならなくなった。
それだけ多くの店にふられているわけではあるけど、携帯で簡単に近くの店を探せるようになったのも関係しているだろう。
で、パパッと探してすぐ近くでチェーン店じゃない店を探して行ってみた。
春希@神奈川県相模原市相模大野、味噌だの醤油だのと店先に一杯張り紙がしてあって、しかも地下に潜った先の店、ちょっと入りにくいなぁ。
ガラッとあけるまでもなく戸は開けっ放し、開けっ放しだからお客さんが来たことに気が付かない、ってあんまりだよな。
久しぶりにスミマセーン、って声をかけたよ。
入って右手の厨房前のカウンターがガラガラだったのに、左手のテーブルコーナーにどうぞと勧められた。
テーブル席は右手に六人がけ、四人がけ、左手奥が四人がけ、手前に二人がけが二つ。
一人で来ているので二人がけが良かったけど、右手手前は先客がいて、ガラガラの店内に隣に座るのもどうかと思い、ゆったりと四人がけに座った。
ふと店内を見渡すとお客さんは全員女性だった、確かにヘルシー味の落ち着く店内だから、ゆっくりとラーメンを食べられるよね。
さて、塩野菜ラーメン七百円、張り紙の写真通り野菜たっぷりだ、どっかの女性情報誌でここぞとばかりに取り上げそうなラーメン。
スープは塩味なんだけどエビ(何エビかは分からない)のうま味が出ていて、ちっちゃく海鮮って書いてある張り紙通りだな。
野菜はちょっと味が薄い、うま味もそんなにないけど、野菜繊維だけはたっぷり取れそう。
極細のストレート麺は柔らかく茹でてあるけど絡んではいない、多分、深ざるじゃなくて平ざるで泳ぐように茹でてあるんだろう。
食べているうちにこれから仕事とおぼしき若い女性と、家族連れが入ってきて、その家族連れはお父さんが含まれていたからやっと男性客をみた、ってかんじだ。
そんなには流行っていないんだけど、ラーメン不毛の駅、相模大野では十分やっていけるんだろう。
今朝も昨日のうちに刻んでおいた油揚げとタマネギを元に味噌汁を作る。
鍋にはこれまた昨日のうちに昆布を切って入れてあって、朝は水を入れて煮立てるだけ。
上の子はコロッケで朝ご飯を食べ、自分は長ネギの青い葉っぱの部分を刻んで納豆御飯にした。
朝からお腹一杯食べるわけじゃないけど、六時前にお腹一杯食べても六時間後のお昼にはお腹が空いてしまうよ。
お昼は、新宿源@新宿二丁目、ビル建て替えに伴って立ち退くことになり、十五年の営業に今週末で幕を閉じるらしい。
それならば最後とばかりに行ってみたら普段は見たことのない行列、並んでいるくらいだったら他で一杯食べてくるかとも考えたけど、ま、並んでみるか。
とは言っても十分もすれば席について食べることが出来た、よかったよかった。
食べたのはオロチョンらーめん八百円、私はこの店でスープと野菜を中華鍋で煮立てるラーメンを初めて食べた気がする。
遠く幼少の頃にも食べていたような気もするけど、明確に覚えているのはこの店からだ。
モヤシたっぷりなラーメン、スープはアツアツ、味噌味はストレートに味噌味、わかりやすい味である。
で、この店にはこの界隈の名物おばさん(失礼!)がいる。
お客さんのオーダーを伝票など使わずに全て覚えていて、なじみの人だと「きょうもオロチョンでいいの?」とくる。
今日もなじみのお客さんは「なくなると寂しくなるねぇ」と口々に声をかけていた。
店のあるべき姿はこうでなくちゃなぁ、ラーメンの味を追求するのも大切なことだけど、最終的には人が人に食べ物を作るってこと、忘れちゃいけないな。
午後は大手町で打ち合わせ、この大手町の地下通りはすごい迷路になっていて、そこらじゅうに行き先案内が出ているので迷うことはないだろうけど、歩いても歩いても目的地まで着かない。
丸の内線、東西線、千代田線、三田線、半蔵門線と五本もの地下鉄の駅が交差しているわけだから(カルト宗教信仰者に狙われるわけだ)、自分が一体どこにいるのは非常に分かりにくい。
その中でも一緒に同行してもらったら営業部長は、最短距離で、デパートの中を突っ切って、目的のビルに一発で到着。
道にはめっぽう強い私は負けるわけには行かない、一発で道を覚えたけどね。
二時間以上に渡る打ち合わせをして、久しぶりに「一緒にいいシステムを作っていきましょう」というユーザと出会えた。
さてさて、明日からがんばりましょう。
来た道のショートカットで線路の真上まで戻って千代田線に乗る、地下鉄で二駅、ついにやってきました。
大喜@文京区湯島、湯島駅一番出口を出てすっかり暗くなった春日通りをちょっと歩くと到着。
あれ、行列がないや、店内にも空き席があるや、こんなこともあるんだなぁ。
外の券売機で食券を買って店内へ、カウンター席は二人分ずつ一緒に座る広めの席、だけど一人客が相席して座っていたし当然私も相席しました。
おお、奥の店主は何度もテレビで見たことあるし、雑誌でも何度も見たことあるな、心の中でこんばんわと挨拶。
結構店員さん多いなぁ、厨房に店主さん合わせて三人の男性とフロアに女性店員一人、この位の人間が働いていればてきぱき早いよね。
BGMはサザンオールスターズ、食べ終わったお客さんはみんな黙って店を出ていくのはこの地特有の礼儀なのだろうか。
で、待ってましたうめしおらーめん七百八十円、見た目はすごく美味しそう。
スープは、まあ、私のような素人ラーメニストがとやかく言える味ではない、うまいとだけ言えばいいだろう。
極細のストレート麺はちゃんと腰を感じる茹で加減で、これまたうまいとだけしか言えない。
白髪ネギは全く辛味を感じないので、かえって拍子抜けしてしまう程の下処理。
スープをすすっていると散らされた梅肉がいいアクセントで、細切れにされた長ネギと共に油揚げが、なんとも言えない食感だな。
チャーシューもほうれん草もそして味付け玉子もとても美味しい、誰もが黙ってラーメンを食べるわけだ。
私は食べ終わって立つときに「ごちそうさまでした」と大きな声で気持ちを表したよ、お店の人もありがとうございましたと応えてくれたよ。
ちょっとジロッと見られた視線を感じたけど、美味しいラーメンを食べて美味しかったと言わないあんた達の方が変だよ。
とても美味しいラーメンだったけどいかんせん量が少なかった、もう一杯食べるかと携帯で検索。
目で見渡した範囲にも何軒か見えたんだけど、まずは有名どころを食べてからと思い。
春日通りを御徒町駅目指して歩き、御徒町駅高架にぶつかったら東京駅方面に南下する。
沢山にネオンに囲まれてえぞ菊御徒町店@台東区御徒町(ホームページ)、高田馬場の本店はちょっと場所が不便なんだよね。
厨房をぐるりと囲む真っ白なカウンターは、朝の十一時から朝の五時まで営業にも関わらずキレイに磨いてある。
お客さんはポツリポツリなのだけど、次から次へと入ってくる、醤油とか塩もあるけど、全員が味噌味を頼んでいた。
さて、味噌ラーメン七百五十円、麺を覆い尽くすほどのモヤシ、盛りつけ用のドンブリに盛られたメンマを箸で摘めるだけ摘んで乗せてある感じ、ワカメも同様。
味噌は挽肉といいバランスでまっすぐな味噌味、お昼に食べたのととても似ている。
自分が食べ出したときに、定年間近のオヤジと二十代後半の女性の二人組が入ってきて、店員さんと世間話をしながら席に座っただけでビールが出てきていた。
お通しは小鉢に山盛りのメンマ、オヤジは夕刊フジ、女性は携帯メールでのんびりしていると、自然と餃子が出てきていた。
なんというかこんな大都会で何百という店と何百万人というお客さんがいるにも関わらず、こうして顔と顔のつきあいをしている。
私にもそういう店が欲しいなぁ、あることはあるけどちょっと遠いしな。