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オリラジ藤森「東北から笑いを」

 「ハイスクールマンザイ」予選に出場した高校生漫才コンビ(中、後列)と司会の藤森慎吾(前列中央)ら=宮城・石巻
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 「ハイスクールマンザイ」予選に出場した高校生漫才コンビ(中、後列)と司会の藤森慎吾(前列中央)ら=宮城・石巻

 高校生漫才コンビNo.1を決定する「ハイスクールマンザイ 2011」の地区予選が9日、宮城県石巻市のイオン石巻SCで開幕した。「がんばろう日本!」をテーマに掲げ、東日本大震災で被災した石巻からスタート。出場コンビは全国46カ所の予選会場で1本の同じタスキを使用。列島タスキリレーで復興への願いをつなぐ。

 “M‐1甲子園制覇”を目指し、石巻では7組が出場。震災で自宅が半壊したり、親が仕事を失った高校生もいたが、悲しみは胸にしまい、舞台へと上がった。タスキは決勝後(9月3日、東京・ルミネtheよしもと)の9月11日には優勝コンビによる凱旋ライブが開催される石巻へと再び戻される。

 石巻のMVPには岩手県一関市在住の千葉武蔵君(17)と清水上起也君(17)による高3コンビ「ダブルドリブル」が選ばれた。「東北を元気に!」と書かれたポロシャツ姿で、2分間の漫才を披露した千葉君は、「みんなが楽しくなる笑いを見せれば、被災者として、いろんなとこから支援してもらった恩返しができるはず」と抱負。

 司会を務めたオリエンタルラジオ・藤森慎吾(28)は、未曽有の大災害に負けず芸人になる夢を追う“後輩”へ、「東北から日本中に笑いと笑顔を充満させてほしいですね」と期待のエールを送っていた。

(2011年7月10日)

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