仙台空港の電源機能が回復
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仙台空港の電源機能が回復

7月9日 4時0分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東日本大震災で壊滅的な被害を受けた仙台空港の復旧作業が進み、8日夜、空港内のすべての施設に電気を送る、心臓部の電源設備が新たに整備されました。

仙台空港は、ことし3月の大津波で空港内のすべての施設に電気を送る心臓部の電源設備が水につかり、現在は、応急的に設置した発電機などで臨時便などの運航に対応しています。連日、700人以上が復旧作業に当たった結果、震災の発生からまもなく4か月となる8日夜、電源設備が新たに整備されました。このあと、ターミナルビルの2階で点灯試験が行われ、出発ロビーがくっきりと照らし出されました。今後は、今月25日に予定されている国内線の定期便と国際線の臨時便の運航再開に向けて、空港内に電気を行き渡らせる配電設備などの整備を急ぐことにしています。電気の復旧工事の現場責任者を務める阿部喜三次さんは、「空港の復旧に向けた大きな節目だ。定期便の運航が再開される25日に向けて、万全を期したい」と話しています。