職場でのいじめなどが増加している現状を受け、厚労省が防止と解決を目的とした初会議
職場でのいじめや嫌がらせが増加している現状を受け、厚生労働省は、防止と解決を目的とした初めての会議を開いた。
会議では、「経営者にいじめ防止への意識を高めてもらう方法」について話し合われた。
会議に参加した有識者からは、「本人だけでなく、周囲の社員の士気も低下する」、「優秀な人材が流出する」など、いじめによって生じる具体的なデメリットを企業に提示する案や、いじめに対するガイドラインを作成するという意見も出た。
職場でのいじめや嫌がらせは、増加傾向にあるうえに、業務上の指導との線引きが難しくなっているということで、厚労省は、2012年3月をめどに提言を取りまとめ、企業への周知徹底に取り組むとしている。
(07/09 19:35)