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'11/7/10

一畑電車支援計画案まとまる


 島根県と松江、出雲両市は、2020年度までの10年間の一畑電車(出雲市)支援計画案をまとめた。車両更新などに計約59億円を投じる。安全性と乗り心地の向上を図り、経営を安定させる狙い。

 計画案では、20両のうち18両を中古で買い替える費用を行政が負担。1両編成で運行できる車両の導入も検討している。老朽化した線路も修繕する。

 一畑電車は現在、20両をいずれも2両編成で運行している。1994〜98年に首都圏の私鉄などから購入した中古車両で、製造から43〜50年が経過している。

 計画案は、12日にある協議会の総会に諮る。県交通対策課は「宍道湖の北岸にある唯一の公共交通を存続させたい。安全を確保するための投資を計画案に盛り込んだ」としている。

【写真説明】更新の時期が来ている一畑電車の車両




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