社会

“脱原発”めざし提訴へ
(北海道)
札幌市内で昨夜、市民や弁護士らが集まり、泊原発の廃止を求めて会を立ち上げました。設立集会では未来の子どもたちや、北海道の産業を守ろうと声が上がりました。

昨夜、札幌市内で開かれた会合には、泊原発の廃炉に賛同する市民ら300人が集まりました。
(福島からの避難者)「生活していくのは本当につらくて、みんな我慢の限界を超えています」「ここで泊を止めなければ、私たちはどこに行ったらいいのでしょう」
会では、福島第一原発の事故によって、泊原発の危険性も証明されたとしています。
(市川守弘弁護士)「泊原発がある限り、自然は守れない、人間は守れない、生活は守れないと思いました」
会では今後、全道で、説明会や勉強会を開き賛同者を増やして、1000人規模の原告団を結成したい考えです。そのうえで10月下旬までには、北海道電力を相手に泊原発の完全な廃炉を求めた集団訴訟を目指しています。
[ 7/8 20:03 札幌テレビ]