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フォード元大統領夫人が死去―乳がん予防や薬物依存治療に貢献


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 フォード元米大統領(在職期間:1974年~1977年 )の夫人のベティ・フォードさんが8日、死去した。93歳だった。フォードさんは乳がんの予防や薬物中毒患者の治療支援に積極的に取り組んだことで知られている。

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1974年、ファーストレディーとなって数カ月で乳がんが分かった

 ニクソン元大統領の辞任後、副大統領だったフォード氏が大統領に昇格。ファーストレディーとなったベティさんは乳がんにかかったことをきっかけに、マンモグラフィー(乳房エックス線撮影装置)の普及を支援した。

 また、鎮痛剤やアルコールへの依存で治療を受けた経験から、1982年に依存症の治療機関としてカリフォルニア州にベティ・フォード・センターを設立した。この施設は現在、米国有数の依存症治療機関として知られている。

 社会問題などについての率直な発言でも有名で、フォード元大統領より人気が高いあるといわれていた。フォード氏が1976年に大統領選に出馬した際には、選挙運動用のバッジに「ベティの夫を大統領に」というメッセージが刻まれたという。

 ベティさんはミシガン州グランドラピッズ出身。連邦議会選挙に初挑戦中だったフォード氏と1948年に結婚した。 フォード元大統領は2006年に死去している。

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