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神保町でアダルトといえばこの店 全国でも珍しい風営法許可店
芳賀書店の歴史は1936(昭和11)年の暮れ、巣鴨のトゲヌキ地蔵通りから始まった。古書を主力商品とし、経営は上々だったが、1945(昭和20)年に空襲で全焼。3年後に、神保町に移ってきてからは新刊本や特価本の販売を始め、ここでも大いに繁盛した。1961(昭和36)年には出版事業も開始し、当事はまだ無名の団鬼六や篠山紀信といった、巨匠を数多く輩出。先見の明があったのだろう。
そして、1979(昭和54)年、支店にアダルト商品を主力とした神田古書センター店を出し、以後、本店でも主力商品をアダルトに全面移行。今では全国にあまたあるアダルトショップの中でも数少ない風営法許可店として、堂々100%アダルト商品を置く。 本店は3階まであり、1階は一般的な、どちらかというとソフトなアダルトDVDを置き、2階はSMなどのハード&マニアック系のDVDや書籍にアダルトグッズ。そして3階は雑誌、コミック、小説など書籍がメインだ。
1~3階まで100%アダルト商品なので、品数の多さは同業他社とは一線を画す。都内で屈指の品ぞろえといっても過言ではない。DVDだけで2~3万枚以上、大手メーカーの商品はかなり幅広く網羅してある。扱う商品は、すべてここ1~2年以内に発売されたものだが、定価の5~30%は値引きされている上、特価品コーナーもあり、かなりお買い得。アダルトグッズを扱う店の中では、全国でもかなり安い方だろう。
靖国通り沿いにあり、古書店然とした外観で比較的入りやすい雰囲気だ。本店は地下鉄神保町駅のA1出口すぐなので、雨に濡れずに入れるのも嬉しい。
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| 『緊縛学心得』 |
| 真田信幸(編)/三和出版/平成17年 |
| 縛り方のノウハウを説いた、技術本。真田流のオリジナル縛り方を、DVDつきでわかりやすく解説している。本店で売れ筋の商品だ。 |
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