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ハイウォー危機一髪、搭乗機がエンジン故障

 大ピンチに見舞われた松田洋昌(右)と鈴木Q太郎
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 大ピンチに見舞われた松田洋昌(右)と鈴木Q太郎

 お笑いコンビ・ハイキングウォーキングが8日、危機一髪の災難に見舞われた。この日、2人がレギュラー番組収録のため搭乗した羽田発富山行きの全日空883便ボーイング767‐300型が、羽田空港を離陸後、左翼エンジンに異常な振動を感知したため同空港に引き返すアクシデントが起こった。幸いケガなどはなかったものの、現地入りできず急きょオフになった松田洋昌(34)は、自身のブログで機内の緊迫した様子をリポート。「わたくしビビりなもんで人一倍騒ぎました」と生きた心地がしなかった心境を振り返った。

  ◇  ◇

 「卑弥呼さま!」にもすがりたかった!?ハイキングウォーキングが空の上で大ピンチに見舞われた。午前9時20分ごろ、羽田を離陸した富山行き全日空便は上昇中、左エンジンに振動と異常音を感知したため引き返し、同50分ごろ羽田に緊急着陸した。恐怖のトラブルに巻き込まれた乗客247人の中に、松田と鈴木Q太郎(36)が含まれていた。2人は富山でレギュラー出演するローカル番組「Youドキッ!たいむ」のロケ収録のため、現地へ向かっていた。

 松田のブログによれば、2人の席はトラブルのあった左エンジン付近。松田は着席してすぐに仮眠をとったが、離陸の約20分後、起きるはずのない「ドーン」という着陸時のような衝撃とともに目を覚ましたという。

 「その瞬間、機体はガタガタと揺れだし機内がざわついた」。機体自体が揺れるような異常と、徐々にエンジンの力がなくなる感覚を感じると、羽田へ引き返すというアナウンスが流れたという。その後「左のエンジンが故障しました!」と再びアナウンスがあり、「え?俺の横にある、窓から見えてるエンジンじゃん!」と不安がMAXに達する様子を記した。

 羽田の滑走路には消防車6台が待機し、着陸が成功した際には拍手が起こったという。乗客乗務員にけが人はなかった。松田は到着時に撮った左エンジンの写真も掲載。「ありがとう!1つのエンジン機長!」と感謝し、「わたくしビビりなもんで人一倍騒ぎました」と心の底から安どした心境をつづった。

 国土交通省によると、機体はタービンブレードが多数破損するなど、エンジン内部が大きく損傷していた。同省は事故につながる「重大インシデント」と判断。運輸安全委員会は航空事故調査官を羽田に派遣した。

(2011年7月9日)

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