「WBC女子ユースアトム級王座決定戦」(8日、九電記念体育館)
福岡の新星・黒木優子(20)=関=が、4回TKOでノンキャットを破り、日本女子初のユース王者となった。2回と4回に左ストレートでダウンを奪う圧勝で悲願のベルトを手にした。地元で初のタイトル戦。重圧がかかったという黒木は「ホッとしました」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。
当面はユース王座の防衛を重ね、来年世界に挑む青写真を描いている。「今日はジャブから左ストレートとイメージ通りのボクシングができた。世界は少し見えてきたかな。上に行くにつれて相手も強くなっていくので、コツコツ練習していきたい」。若き美少女ボクサーは気持ちを新たにした。
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