アンディ・オロゴン 沖縄から世界王者へ

プロテストに向け、スパーリングで調整するアンディ・オロゴン(右)=平仲ボクシングジム

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2011年7月6日 17時45分このエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録

 格闘家のアンディ・オロゴン(28)=ナイジェリア出身=がボクシング一本に絞り、平仲ジム(豊見城市)の所属選手として8日に福岡で行われるプロテストに挑戦する。

 兄でタレントのボビーさん(38)と親交のある平仲信明会長が受け入れ、ジムの寮に住まわせている。

 「新しい自分を見つけたい」と6月15日、沖縄に移住し、同ジムに入門。1日8キロの走り込みやスパーリングをこなし、181センチの長身と持ち前のバネを生かしたアウトボクサーとして日々精進している。

 プロは通常C級(4回戦)ライセンス取得がスタートラインだが、K―1や総合格闘技の経験があるため、ミドル級でいきなりB級(6回戦)取得に挑む。

 平仲会長は「ジャブが重くもともと力を持っている。いいところを伸ばして1年間やればいいボクサーになる」と、最短5戦目での日本タイトル奪取を期待した。

 1試合で数十億円を稼ぐ世界王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)を引き合いに出し、「兄に『おまえもやれ』と言われたけど、自分は3億円でいい」と兄譲りの冗談も交えながら「県民が愛してくれるボクサーになりたい。『沖縄から世界へ』を実現させるため、一生懸命練習する」と熱く語った。

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