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【サッカー】

コスタリカ、2発快勝 新鋭・FWキャンベル活躍

2011年7月9日 紙面から

◇南米選手権第6日(7日・フフイ=アルゼンチン)

 【フフイ(アルゼンチン)工藤拓、藤原清美】南米選手権第6日は7日、当地で1次リーグA組の1試合を行い、日本に代わって代替出場したコスタリカがボリビアを2−0で破り、1勝1敗の勝ち点3で2位につけた。ボリビアは同1の4位。同組で勝ち点2のアルゼンチンは3位に後退した。後半に猛攻を見せたコスタリカはFWマルティネスが先制弾、同キャンベルが加点してボリビアを突き放した。この試合で、ボリビアは2人が退場処分を受けた。

 コスタリカのニュースターがボリビアに牙をむいた。19歳のFWキャンベルがチームが挙げた全2ゴールに絡む活躍を見せ、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた。

 まずは0−0で迎えた後半13分、鋭いドリブルで左サイドから切れ込んでラストパス。MFゲバラのシュートはGKに一度阻まれたが、そのこぼれ球にFWマルティネスが詰めて決めた。同34分にはロングパスから抜け出し、GKとの一対一から確実に沈めた。

 歓喜の輪の中心で両手を突き上げた若きヒーローは「チームメートがスペースをつくってくれたから、いいプレーができた。この戦い方なら自分のプレーができる」と手応えをつかんだ様子。試合後には、先月23日に交通事故で亡くなった代表DFマルシャルのユニホームを掲げ、「彼は常に僕たちと一緒にいる。闘志と犠牲心をいつもピッチ上で示す選手だったから、僕たちも彼のために走ったんだ」。かつての盟友の勇姿に思いをはせ、この日の勝利をささげた。

 ボリビアが退場者を2人も出していただけに、「4点か5点は取れたね」と不満ものぞかせたキャンベル。開催国・アルゼンチンとのA組最終戦に向け、「次はもっと決めないといけない」と気合を入れ直した。

 

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