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【プロ野球】

横浜 清水復帰も自滅 6回途中4失点KO

2011年7月9日 紙面から

6回裏1死一、二塁、チェンの投前バントの打球を三塁へ悪送球する清水

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◆中日5−2横浜

 久々の分、粘れなかった。横浜の先発・清水が4月21日以来の1軍復帰登板を5イニング1/3、5安打4失点(自責点1)。自らの送球ミスなど拙守でリズムを崩し、復帰戦を飾ることができなかった。

 5回までは1点に抑えるまずまずの投球。しかし、6回1死一塁から遊撃・石川が、井端のゴロで二塁に悪送球。1死一、三塁とピンチを広げてしまい、小山の左前打で2点目を失った。さらに、清水自らがチェンの投前バントを三塁に悪送球するタイムリーエラーを犯してしまった。

 「久々の登板、緊張感もある中、腕は振れました。野手はよく守ってくれたが、自分も含めミスがあった。1軍では結果が大事。次回は粘り強く投げ、勝利につなげたい」。清水は淡々と話した。

 今季はキャンプ中に右肩を痛め、2軍で開幕を迎えた。4月21日に初登板したが、走者として二塁に帰塁した際に、再び右肩を痛め、翌22日に出場選手登録を抹消。2軍で調整を続け、やっと手にした2度目の登板。それだけに、想定外の守りのミスに粘れなかった。

 尾花監督は「清水はいいピッチングだったと思う。キレがあった。ただミスが出ちゃうとね。接戦でいかないとね。石川の送球は(転送されれば)一塁はアウトだった。清水のは、よっぽど(それた送球)」と苦々しげ。3連戦の初戦で借金が再び、今季最多タイの「16」となり、苦渋の表情だった。 (後藤慎一)

 

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