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　オークションサイトの最大手「ヤフーオークション」に６日から出品されている、ＡＫＢ４８の“使用済み衣装”に、１０億円の入札があったことが８日、分かった。最新曲「Ｅｖｅｒｙｄａｙ、カチューシャ」のミュージックビデオ撮影で着用した“お宝”は、人気を証明するように７日正午ごろから１００万円を超す高額入札の連続。午後２時にはまさかの１０億円突破で、オークションは一時ストップした。ケタ違いの「１０億２９９９円」という数字は結局、本人確認がとれなかったために削除。“適正価格”の４０万円で再開された。

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　ウソかマコトか、冷やかしか本気か！？国民的人気を誇るＡＫＢのお宝グッズ欲しさに、１０億円の仰天価格が提示された。

　注目のオークションは、「Ｅｖｅｒｙｄａｙ‐」の撮影でメンバーが着用した、キャミソールなどの衣装４点。これまでメンバーの私物提供はあったが、使用済み衣装は初めてで、東日本大震災の復興チャリティーの一環として出品された。

　誰が着用したかなどが明かされなくても、熱烈ファンには関係なかったようだ。６日午前９時４０分に入札額１円からスタートし、７日正午ごろに１００万円を超えてからは、高額入札合戦へと突入。わずか２時間後には、１０億２９９９円という超大台に到達した。

　１０億円入札を受けて、運営サイト側は７日午後２時過ぎに、オークションを一時ストップ。５０万円を超す入札者には、氏名、電話番号など本人確認に必要な情報の記入が義務づけられていたが、１０億円ファンは明記しておらず、入札は削除された。この時点で、５０万円以上での入札は７４件あったが、誰１人として本人確認ができずに全削除。オークションは約３時間後に、規約に沿った入札の最高額４０万６０００円から再開された。

　サイト関係者は「１０億円の入札がイタズラかどうかは、何とも申し上げられませんが、規約に沿って削除させていただきました」と困惑気味。８日夜の時点で正規入札数は７００件を超え、最高額は５６万円を突破し再高騰の気配を見せている。ケタ外れの１０億円入札は幻に終わったが、オークション終了の１２日午後１０時３９分までに時間は残されており、再び驚きの数字が飛び出すかもしれない。

（デイリースポーツ提供）