小麦粉工場のすぐ横は海になっています。そこにある専用の港に、小麦を積んだ穀物船(こくもつせん)がやってきて、小麦をおろしていきます。船は外国からも日本国内からもやってきます。
船に積んだ小麦は「ニューマティックアンローダー」という、大きな掃除機のような機械で一気に吸い上げられます。吸い上げた小麦は「サイロ」と呼ばれる、大きな筒型の貯蔵庫に送られ、ここにいったん貯めておきます。
日本で使われている小麦は約90%が輸入、つまり、海の向こうからやってきます。アメリカやカナダ、オーストラリア産の小麦がほとんどです。