東日本大震災で津波を受けた女川原発(宮城県女川町、石巻市)で津波が引いた際、海面が7.6メートル下がり、原子炉内の冷却水を冷やす海水の取水口が2〜3分間露出して取水できなかったことが8日、東北電力の調べでわかった。
引き波が潮位計の観測範囲を超えていたため、原発を襲った高さ13メートルの津波をコンピューターで再現し、分析した。同社によると、海面が大きく下がっても取水口の内部に海水がたまる構造で約40分間は冷却を続けられ、「安全性には影響はなかった」としている。
また、取水口の前面にある防波堤の周囲の海底が、津波で最大深さ5.5メートルえぐられたこともわかったという。(福島慎吾)
津波に流された自宅跡に立ち、トランペットを奏でる少女がいた。津波で母と祖母を亡くした。海に向かってZARDの「負けないで」を吹いた。