完全データ復元PRO11 特別優待版のレビューと評価

1. デバイス選択
HDD（Windowsでドライブとして認識されるデバイス全般） / メモリーデバイス（USBメモリやSDカード等のフラッシュメモリ） / 光学メディア（CD/DVD等） / マルチメディアモバイルデバイス（マルチメディアポータブルプレイヤーやデジカメ等） / RAID（RAIDアレイ上のデータ復元等の機能）の5つの中から、復元等の作業を行いたいデバイスに合わせて選択します
2. スキャンしたいボリュームの選択
表示されるドライブ一覧の中から、復元したいファイルの入っていたドライブを指定します
『種類』欄に「ボリューム」と「HDD」の2種類アリ、同じドライブが複数表示されていますが、基本的には「ボリューム」で、万が一「ボリューム」が見つからない場合は「HDD」の方を選択すればOKってことらしいです
3. 復元（スキャン）方法を選択
「HDD」選択時と「ボリューム」選択時では表示されるモノが微妙に変わります

▼「ボリューム」選択時
・ボリュームエクスプローラ ： …ぶっちゃけ、未だにコレに関してはイマイチよく分かってませんｗ
ヘルプによると
＞正常なボリュームをエクスプローラ風のインターフェースで表示します。正常なボリュームから
＞データを復元したい場合にこのオプションを選択して下さい。スキャンは行われません。
って有るんですけど、コレを選択して先に進んでも何も表示されないです…どんな機能かすらわからないので、コレが不具合によるモノなのかすらワカラナイですｗ
・消去済ファイル復元 ： 間違って削除しちゃったり、急に見えなく成っちゃった場合にコレでファイルを復元するようです
一応説明を読みますと…
＞スキャンはブロック単位で行われ、ボリュームの未使用ブロックをファイル定義を使用してスキ
＞ャンします。ほとんどの場合、元のファイル名は復元されません。
と言うことらしいです
・フォーマットメディア復元 ： フォーマットしちゃったメディアやデバイスからの復元はコレで行います
某社の復元ソフトで言うところの「詳細スキャン」とかがコレに当たるという認識で良いと思います
一応コイツもヘルプの説明をコピペしておきますと…
＞スキャンにはより多くの時間がかかりますが、データ復元の可能性は高くなります。スキャンは
＞ボリュームの各ブロックに対して行われます。
だそうです
・完全抹消 ： 抹消機能です…が試せてないので詳細は不明ですｗ
（コレに限った話ではありませんが）抹消してしまうと、復元ソフトでもファイルを復元するのは困難だと思うので、実行前には必要なファイルが残っていないかよく考えてから使いましょうね

▼ 「HDD」選択時
・消去済ファイル復元 ： 「ボリューム」選択時と同じ
・フォーマットメディア復元 ： 「ボリューム」選択時と同じ
・損失ボリューム検索 ： 不意に見えなくなったボリュームや、間違ってボリュームを削除しちゃったとき等、ボリュームの復元を行うために使います

4. スキャン
選択や設定した内容を確認する画面が表示され、良ければ「次へ」をクリックするとスキャンが開始されます
選択したスキャン方法によって時間が多少掛かるので、他の作業でもしながら待ちましょう
5. ファイルの保存
スキャンが完了すると、２カラム構成の画面に切り替わり、 左側にツリー表示/右側にフォルダ内のファイル一覧 といった感じにエクスプローラ風の画面が表示されます
左側のツリー表示では、
ファイルの種類（イメージ/動画/音楽/アプリケーション等々）→拡張子
といった具合にフォルダに分類されて表示されます
右側は「テープル」と「サムネイル」のタブで表示方式が切り替え出来、画像などの場合はサムネイルだと一発で確認出来るので便利です
復元したいファイルを見つけたら、ファイルを選択してコンテキストメニューから保存（またはアイコンメニューの「保存」）で出力すれば完了です