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【社会】

7校で砂場使用中止 足立区、線量 独自基準超え

2011年7月8日 朝刊

 区が定めた基準を上回る放射線量が測定されたとして、東京都足立区は七日、区立小中学校七校の砂場の使用中止を決めた。該当した学校では今後、砂場の砂を交換する。

 基準を上回ったのは東渕江小、大谷田小、長門小、中川小、中川北小、谷中中、花畑中の七校。

 同区では、放射線量の測定値が毎時〇・二五マイクロシーベルト以上となった場合、年間被ばく量が国際放射線防護委員会が定める平常時の上限一ミリシーベルトを超えると設定。超過時は、土壌を取り換えるなどの対策を取ることにしている。

 区は現在、小中校や幼稚園、保育園、公園などの砂場と屋外プール計六百八十七カ所の放射性物質の測定を実施中。七日に、一回目の結果を発表した。

 

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