大阪市平野区母娘殺害事件 27歳女性の元交際相手の男を再逮捕 男は容疑否認
大阪市平野区のマンションで6月、母と娘が刃物で殺害された事件で、8日午後、35歳の男が逮捕された。男は容疑を否認している。
親子の女性2人が執拗(しつよう)に刃物で襲われ殺害されたこの事件は、発生から2週間で、容疑者逮捕に至った。
殺人の疑いで逮捕されたのは、大阪市生野区新今里に住む無職・フミハラこと、文青児容疑者(35)。
警察の調べによると、文容疑者は6月24日、平野区のマンションで元交際相手の派遣社員・山下裕美さん(27)と、母の香代子さん(61)を刃物で襲い殺害した疑いが持たれている。
2人の部屋には、金品を物色された跡がないものの、裕美さんの携帯電話がなくなっていたほか、裕美さんは以前から、「元交際相手に付きまとわれている」などと周囲に相談していた。
このことから警察では、裕美さんの交友関係を中心に捜査を進めていたが、8日、文容疑者の犯行の疑いが強まったとして、逮捕に踏み切った。
文容疑者は調べに対し、容疑を否認しているという。
この文容疑者と裕美さんは同じ派遣社員で、2010年4月から3カ月間、同じ職場で働いていた同僚だという。
(07/08 17:34 関西テレビ)