トップ >  ニュース >  中国の世界最長の橋が手抜きで早くも問題続出



中国の世界最長の橋が手抜きで早くも問題続出

 先日開通したばかりの全長約42キロメートルの世界最長橋「青島海湾大橋」(中国・青島市)が、ガードレールが所々に抜けており、またボルトが緩い所も見つかっていたことが6日わかった。

 中国中央電視台の報道によると、ボルトが緩んでいたり、またいくつか取りつけられていない所があるなど不備が見つかった。夜間走行の際には不可欠となる照明についても不完全なのだという。

 中国共産党の創立90周年の前夜である6月30日に開通し、1日あたり1万8000台の車両が通行している。

 工事の従事者は取材に対して「取りつける時間が十分になく、オープンまでに間に合わなかった」と答えている。つまり、事実上は未完成だったということになる。

 現段階では、そのほかには問題はまだ見つかってはいないものの、文字通りの突貫工事で、何か問題が出てきそうな感もある。

 橋の工事を行った、山東高速グループは「配線を調節するために、いくつかは取り除かれた状態になっている。今月か来月までにすべての調節が終わる」としており、特に何の問題もないと考えているようだ。

 青島海湾大橋は、青島市の中心街区と黄島を結ぶもので湾内のど真ん中を通る。すべて中国資本と技術によって建設されたのだといい、2006年から建設作業を開始していた。ただ、明らかに共産党の創立記念日に合わせようとの意図がミエミエだ。
中国
青島海湾大橋。映像のようにガードレール
がない所が散見される

週2回 ゆかしメディア 最新ニュース&ランキングをお届け!
メルアドのみで無料登録 (いつでも解除自由) >>

おすすめの記事

クイックアンケート

特集の企画を考えています。貴方が「ゆかしメディア」で読みたいのは? (4)



朝、鏡を見るのが楽しみになる

おすすめ:朝、鏡を見るのが楽しみになる、「プラセンタ」効果! 1つの細胞を60兆に成長させる成分。愛用すると、目に見えて肌や体が・・・

不動産投資で効率を上げる秘訣

おすすめ:こんな時代だから、心の通う不動産投資を 大震災後に需要が高まった、賃貸住宅。不動産投資にも新たな傾向が・・・・・・

年俸4100億円の錬金術師

おすすめ:史上最高年俸4100億円の錬金術の帝王ポールソン 2010年、最も報酬額が多かったヘッジファンドマネージャーのランキングが業界誌 「ア・・・

簡単登録でメルマガ配信。YUCASEE MEDIAメルマガ登録で限定プレゼントへの応募も!

RSS情報 RSS feed


フォローする Twitterでフォローする


他社リリース情報

YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア)とは