記事入力 : 2011/07/08 09:03:34
Kリーグ八百長:現役選手の約1割が関与
全体の8.5%に当たる53人を摘発、実際はもっと多いとの見方も
韓国プロサッカーKリーグの八百長に関わった選手が、登録選手全体の8.5%に達することが分かった。
八百長事件を捜査している昌原地検は7日、第2次捜査結果を発表し、昨年のKリーグで、6チームが行った15試合(カップ大会2試合を含む)で八百長があったとして、現役選手46人とブローカー、スポンサーなど合わせて63人を摘発したと発表した。
これにより、八百長で検察に摘発された現役選手は、先月9日に発表された選手を含め計53人に増えた。
これは、今シーズンの国内登録選手(外国人を除く621人)の8.5%に当たる。プロサッカー界では、八百長に関与した選手数が予想をはるかに上回る規模だったことに衝撃を受けている。
だがこの数字は、検察が捜査範囲を昨年6月以降に限定した状況で出た結果だ。Kリーグではここ2-3年で八百長が何度も行われているとされ、実際に関与した人数は今回の発表を大幅に上回ると推定される。
検察はこの日、追加で摘発した現役選手46人のうち、全北のGKヨム・ドンギュンら1000万ウォン(約76万3000円)以上の金を受け取った疑いが持たれている10人を逮捕し、水原のFW崔成国(チェ・ソングク)ら36人を在宅のまま起訴した。
検察は、韓国代表と五輪代表で主力として活躍するDF洪正好(ホン・ジョンホ)=済州ユナイテッド=について「さらに詳しい捜査が行われているため、今回の結果には含めなかった」と説明した。
昌原=姜仁範(カン・インボム)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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