記事入力 : 2011/07/08 10:32:49
「韓国料理が好き」 ニューヨーカーの3割
米ニューヨークで活躍するトップクラスの有名シェフ、アンジェロ・ソーサ氏は今年5月初め、米国のグルメ・レストラン情報サイト、イーター・ドットコムが主管した米国ベスト・バーガー・コンテストに「ビビンバ・バーガー」を出品し、優勝した。同氏は、ビビンバ・バーガーを自身が経営するレストラン「ソーシャル・イーツ」のメニューに加えた。このところ、ニューヨークでは韓国料理の認知度が高まっており、先の調査ではニューヨーカーの10人に3人が韓国料理が好きだと答えた。
農林水産食品部(省に相当)が7日に発表したところによると、現地の調査会社に依頼し、ニューヨークとニュージャージー州に住む米国人3246人を対象に韓国料理の選好度を調査した結果「韓国料理が好き」との回答が31%を占めた。この比率は2009年の9%から大きく上昇し、各国の料理がしのぎを削るニューヨークで韓国料理が急速に底辺を広げていると評価される。
今回の調査で、回答者の40.3%(1307人)は「韓国料理のテークアウトを購入する気がある」と回答し、43.0%(1396人)は「韓国料理店を訪れたい」と答えた。また「韓国料理を知人に推薦したいと思うか」との質問には、35.2%が「推薦したい」と答えた。
農林水産食品部は今年初め、ニューヨークを「韓国料理の世界化」に向けた前哨基地として、試食イベントや広告など韓国料理のPRに力を入れている。4月18日から1カ月間は、現地の韓国レストランがニューヨークのブライアント・パーク周辺にワゴン式の移動レストランを設置し、「プルコギ(韓国風すき焼き)キュウリ・キムチ・バーガー」など米国人に食べやすいメニューを販売し、好評を博した。
金宗浩(キム・ジョンホ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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