連続強盗強姦：懲役２８年求刑　／香川

　女子中高生８人への強盗強姦（ごうかん）や恐喝、児童ポルノ禁止法（製造）違反などの罪に問われている多度津町、便利屋業、大西誠被告（２７）の裁判員裁判の論告求刑公判が６日、高松地裁（幅田勝行裁判長）であった。検察側は「無差別的で卑劣な犯行だ」として懲役２８年を求刑、結審した。判決は１１日。
　検察側は論告で「言葉だけで従いそうな女子学生に、やくざを装うなど凶悪。１０カ月の間に８人を乱暴しており、再犯の恐れも十分ある。被害者は厳重な処罰を求めている」と指摘した。これに対し、弁護側は「被害者が抵抗できないほど脅していない」と強盗罪ではなく恐喝罪を適用することなどを主張した。【広沢まゆみ】

７月７日朝刊

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