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九電やらせメール:松尾会長が急きょ帰国 社長の進退協議

松尾新吾・九州電力会長=加古信志撮影
松尾新吾・九州電力会長=加古信志撮影

 九州電力の松尾新吾会長は8日、海外の出張先から急きょ帰国する。眞部(まなべ)利應(としお)社長と会い、社長の進退問題などについて協議するとみられる。

 眞部社長は7日、取材に対し、「会長が帰国する10日以降に相談して決めたい」と週明けにも自身の進退について結論を出す意向を明らかにしていた。

 眞部社長は8日、海江田万里経済産業相を訪ね、経緯を報告し、陳謝する予定。

 また、九電は7日、電子メールで社内外に意見投稿を呼びかけた社員への聞き取り調査を実施した。眞部社長自らが動機やメールの送信先などについて聴取した。

 聞き取り調査は、同社本社内で同日午前10時20分から20分程度行われた。メールを送った原子力発電本部の課長級男性社員は自らの関与を認めた模様だが、男性社員が話した内容については「確認できていない」(九電広報)として、公表を拒んだ。

毎日新聞 2011年7月8日 2時30分(最終更新 7月8日 3時34分)

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