妻名義口座で複数回の取引 インサイダー疑いの前次長半導体大手エルピーダメモリに対する金融支援策に絡み、インサイダー取引をした疑いがあるとして、金融商品取引法違反容疑で証券取引等監視委員会の強制調査を受けた経済産業省資源エネルギー庁の前次長(52)が、妻名義の口座で複数回にわたり同社株を買い付けていたことが7日、市場関係者への取材で分かった。 前次長は当時、商務情報政策局の審議官として公的資金を活用したエルピーダ社の資本増強策を直接担当する立場だった。証取委は妻名義にすることで当事者による取引を隠そうとした疑いもあるとみて調べている。 【共同通信】
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