NHK群馬県のニュース　前橋放送局

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警察職員　飲酒運転で懲戒免職

　太田警察署に勤める男性事務職員が先月、桐生市内で酒を飲んでバイクを運転し、物損事故を起こしたとして、酒気帯び運転などの疑いで書類送検され、７日、懲戒免職になりました。
　書類送検されたのは、太田警察署の会計課に勤務する２１歳の男性事務職員です。
　警察の調べによりますと、この職員は先月２３日の夜、知人３人と酒を飲んだあと桐生市境野町の市道で知人のバイクを運転して、ブロック塀や軽自動車に衝突したなどとして酒気帯び運転などの疑いが持たれています。
　これを受けて群馬県警察本部はこの男性職員を７日付けで懲戒免職処分とし、太田警察署の署長も注意処分にしました。
　警察によりますと、この職員は知人らの制止を振り切ってバイクを運転し、ブロック塀に衝突したということで、頭などに２週間のけがをしました。
　調べに対し、この職員は容疑を認め、「免許はあったが、バイクを持っていなかったので乗ってみたかった。本当に申し訳ない」と、話しているということです。
　群馬県警察本部の木村光雄首席監察官は「警察に対する県民の信頼を損なう結果となり、深くお詫び申し上げます」という談話を出しました。

07月08日　12時27分

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