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2011年7月7日(木) 19:15 |
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B787がテスト飛行のため岡山空港へ
実際の運航を想定したテスト飛行のため、岡山空港に初めて着陸したボーイング787。 本格的な定期路線への投入は、世界で始めてです。
テスト飛行のため、7日朝、岡山空港に飛来したボーイング787、全日空が世界に先駆けて本格投入する機体は、その燃費の良さから、エコ旅客機とも呼ばれています。 機体到着後、ターミナルで実際の運航を想定して離着陸の際の滑走誘導が行われたほか、搭乗のためのブリッジの接続や、給油などが問題なく行えるかを検証していきました。 空港には、最新鋭の機体を一目見ようと、県内外から航空ファンが詰め掛けました。 地元からも期待の声が上がるボーイング787、その特徴の一つが、機体重量の半分を占めるカーボンファイバーです。 日本で開発されたカーボンファイバーを、機体の主要部に使い軽量化に成功、大型機並みの長距離飛行を可能にしました。 全日空はボーイング787を、まず岡山ー羽田線などから就航させることを決定、新幹線との競合などで、利用者が減少している地方空港に追い風を送ります。 全日空は、早ければ9月にも岡山-羽田線の就航を始める方針です。 世界最新鋭の機体の就航で、県内外にアピールするチャンスを手に入れた岡山空港。 秋からの就航で、伸び悩む東京線の搭乗率がアップするのか注目です。
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