吉本興業のお笑いタレントが東日本大震災の被災地をトラックで巡回して笑いを届けることになり7日、荷物室を寄席舞台に改造した大型トラックが大阪市内で披露された。落語家の桂三枝(67)の呼び掛けに「アート引越センター」を運営するアートコーポレーション(大阪府大東市)が協力した。三枝は「被災した方々のところに、舞台ごとうかがえるのがポイント。できるだけ多くの場所を回りたい」と言葉に力を込めた。
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トラックの運転席扉には確かに「アート引越センター」の文字。同社のトラックのはずだが、車体には派手なペイントで「よしもとあおぞら花月」と書かれていた。
これが本当に舞台!?
荷物室の側面がゆっくり開き、上に持ち上がる。すると横9・6メートル、奥行き3・3メートルの舞台が出現。引っ越しトラックの荷台が舞台に早変わりした。
被災地に笑いとエールを送るこの企画は「移動あおぞら花月」。トラック自体を舞台とし、駐車スペースさえあれば、どこでもステージを展開できるのが特徴だ。
三枝の「被災地にできるだけ多くの笑いを届ける方法はないか」との呼び掛けにアートコーポレーションが呼応し、4月から作業を進めてきた。
荷物室の側面が開く「ウイング車」と呼ばれる引っ越し作業用13トントラックを改造し、舞台を照らす照明などを設置。三枝の要望で、舞台の背景は希望をイメージした太陽の絵柄になった。
床には本物の舞台のように板が敷き詰められ、演者の名前を出す“めくり”まで再現した。
もともとは引っ越し用トラックだけに、客席用のパイプいすなども積んだまま移動。現地に負担をかけないように電源もトラックから取り、1台でイベントが成立する。
三枝は「落語や漫才、コントにも対応できるすばらしい舞台ができた」と目を細めた。
トラックは21日に宮城県石巻市に入り、約2カ月にわたって被災地を巡回。三枝や漫才コンビ「ザ・ぼんち」らが交代で出演する予定。
「あおぞら花月」は吉本の復興支援プロジェクト“Yell,Laugh&Peace”の一環として4月から行われており、これまで西川きよし(65)らが避難所などを訪問してきた。
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