事件【参院予算委】菅首相「私の判断」と認める 拉致容疑者親族周辺団体への献金「党活動の連携支援」 +(1/2ページ)(2011.7.7 15:54

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【参院予算委】
菅首相「私の判断」と認める 拉致容疑者親族周辺団体への献金「党活動の連携支援」 

2011.7.7 15:54 (1/2ページ)

 菅直人首相は7日の参院予算委員会で、自身の資金管理団体が平成19~21年、日本人拉致事件容疑者の長男(28)が所属する政治団体「市民の党」から派生した政治団体「政権交代をめざす市民の会」に6250万円の献金をしていた問題について、「私の判断で寄付をした」と述べ、自身が支出に関与したことを認めた。

 自民党の礒崎陽輔議員への答弁。首相は、市民の党やめざす会について「ローカルパーティ(地域政党)」との認識を示し、献金は「党の活動の連携支援のためだった。政治的にいろいろな意味でプラスになると考えた」とした。

 菅首相側からめざす会への献金問題は、産経新聞が今月2日付朝刊で報道。

 寄付の経緯について首相は「政治資金規正法に則って収支報告をしている。記事に掲載された事実関係を含め何も承知していない」と述べる一方、「私の判断で寄付をした」と認めた。

 「6250万円を与える意味は何なのか」と目的をただす礒崎議員に、首相は「当時の民主党代表代行としての職務を果たす上で、ローカルパーティである市民の党、市民の会(めざす会)との連携支援のために寄付した」と答弁。「政治的にいろいろな意味で、連携することによってプラスになると考えたので寄付した」とも述べたが、詳細は明らかにしなった。

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