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＜全国＞「安全宣言」一転し「ストレステスト」実施へ |
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(7/8 00:46) |
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原発の対応で迷走する菅政権。きょう、海江田大臣が政府内の混乱の責任をとって、辞任を示唆しました。関西電力の点検中の原発も、この夏の運転再開は難しくなってきました。
参議院の予算委員会で、「平然と『ストレステスト』をしますなんか、よう平気で言えますね。あなた佐賀県の人に対して腹を切るべきじゃないですか。お辞めになったらどうですか」という追求に対して、海江田経済産業相は、「いずれですね、いずれ時期が来ましたら、それは私も責任を取らせて頂きます」と辞任を示唆する答弁を行いました。政府内の混乱の責任をとって、きょう辞任を示唆した海江田大臣。発端は、およそ３週間前に政府が出した原発の「安全宣言」でした。運転再開にお墨付きを与えたはずが、菅総理の意向で一転、新たに安全性をチェックする「ストレステスト」をすることに。この政府の迷走ぶりで、「安全宣言」は事実上撤回された形になり、原発の運転再開は当面、難しくなりました。大阪府の橋下知事は、「日本はもういま統治機構というか、統治のシステムが完全に働いてないですね。僕はびっくりしました。『ストレステスト』やることは大賛成ですけども、政権内で話ついてなかったのかっていうね」と記者団に話しました。こうした動きが関西にも影響するのは必至で、福井県にある関西電力の原発も、夏の再稼動は困難な状況です。
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